HOME ニュース、国内

2022.03.24

JMC初代チャンピオンは鈴木健吾と一山麻緒 オレゴン世界選手権代表にも内定!
JMC初代チャンピオンは鈴木健吾と一山麻緒 オレゴン世界選手権代表にも内定!

日本陸連は24日、2021年からスタートしたジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(以下 JMC シリーズ)のシリーズ1のポイントランキングを発表。男子は鈴木健吾(富士通)、女子は一山麻緒(ワコール)が初代チャンピオンに輝き、夫婦そろって第105回日本選手権者となった。また、2人は7月に開催されるオレゴン世界選手権代表にも内定した。

JMCシリーズは国内外の公認マラソン大会を体系化し、選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげる新たな仕組みで、大会の順位およびタイムをポイント化し、ランキング形式で競うもの。JMCシリーズ1は第0期(2020年12月~21年10月)と第1期(2021年11月~22年3月)のポイントを合算して行われた。

男子の鈴木は2時間4分56秒で優勝した21年2月のびわ湖毎日マラソン(1394点)、2時間5分28秒で日本人トップとなった今月の東京マラソン(1384点)で合計2778点を獲得。細谷恭平(黒崎播磨)に130点差を付けてトップに立った。

一方の女子は一山が昨年の大阪国際女子(2時間21分11秒で優勝)で1291点、今月の東京マラソンでは2時間21分02秒で日本人最高位を占めて1293点の高得点を重ね、合計2584点でランキングトップ。2位の松田瑞生(ダイハツ)とはわずか6点差だった。

JMCシリーズは優勝者に600万円、2位300万円、3位100万円の賞金が贈られる。また、上位8位以内に入った選手には2023年秋に行われるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権が与えられることになっており、男子5位の吉田祐也(GMOインターネットグループ)、同7位井上大仁(三菱重工)、女子8位の和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)が新たに出場権を手にした。

■JMCシリーズ1ポイントランキングトップ8
<男子>
1位 2778点 鈴木健吾(富士通)
2位 2646点 細谷恭平(黒崎播磨)
3位 2602点 大塚祥平(九電工)
4位 2588点 土方英和(Honda)
5位 2527点 吉田祐也(GMOインターネットグループ)※MGC出場権獲得
6位 2522点 聞谷賢人(トヨタ紡織)
7位 2513点 井上大仁(三菱重工)         ※MGC出場権獲得
8位 2508点 其田健也(JR東日本)
<女子>
1位 2584点 一山麻緒(ワコール)
2位 2578点 松田瑞生(ダイハツ)
3位 2477点 上杉真穂(スターツ)
4位 2460点 松下菜摘(天満屋)
5位 2453点 阿部有香里(しまむら)
6位 2447点 佐藤早也伽(積水化学)
7位 2362点 福良郁美(大塚製薬)
8位 2362点 和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)※MGC出場権獲得
賞金:優勝600万円、2位300万円、3位100万円

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連は24日、2021年からスタートしたジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(以下 JMC シリーズ)のシリーズ1のポイントランキングを発表。男子は鈴木健吾(富士通)、女子は一山麻緒(ワコール)が初代チャンピオンに輝き、夫婦そろって第105回日本選手権者となった。また、2人は7月に開催されるオレゴン世界選手権代表にも内定した。 JMCシリーズは国内外の公認マラソン大会を体系化し、選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげる新たな仕組みで、大会の順位およびタイムをポイント化し、ランキング形式で競うもの。JMCシリーズ1は第0期(2020年12月~21年10月)と第1期(2021年11月~22年3月)のポイントを合算して行われた。 男子の鈴木は2時間4分56秒で優勝した21年2月のびわ湖毎日マラソン(1394点)、2時間5分28秒で日本人トップとなった今月の東京マラソン(1384点)で合計2778点を獲得。細谷恭平(黒崎播磨)に130点差を付けてトップに立った。 一方の女子は一山が昨年の大阪国際女子(2時間21分11秒で優勝)で1291点、今月の東京マラソンでは2時間21分02秒で日本人最高位を占めて1293点の高得点を重ね、合計2584点でランキングトップ。2位の松田瑞生(ダイハツ)とはわずか6点差だった。 JMCシリーズは優勝者に600万円、2位300万円、3位100万円の賞金が贈られる。また、上位8位以内に入った選手には2023年秋に行われるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権が与えられることになっており、男子5位の吉田祐也(GMOインターネットグループ)、同7位井上大仁(三菱重工)、女子8位の和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)が新たに出場権を手にした。 ■JMCシリーズ1ポイントランキングトップ8 <男子> 1位 2778点 鈴木健吾(富士通) 2位 2646点 細谷恭平(黒崎播磨) 3位 2602点 大塚祥平(九電工) 4位 2588点 土方英和(Honda) 5位 2527点 吉田祐也(GMOインターネットグループ)※MGC出場権獲得 6位 2522点 聞谷賢人(トヨタ紡織) 7位 2513点 井上大仁(三菱重工)         ※MGC出場権獲得 8位 2508点 其田健也(JR東日本) <女子> 1位 2584点 一山麻緒(ワコール) 2位 2578点 松田瑞生(ダイハツ) 3位 2477点 上杉真穂(スターツ) 4位 2460点 松下菜摘(天満屋) 5位 2453点 阿部有香里(しまむら) 6位 2447点 佐藤早也伽(積水化学) 7位 2362点 福良郁美(大塚製薬) 8位 2362点 和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)※MGC出場権獲得 賞金:優勝600万円、2位300万円、3位100万円

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top