2022.03.18
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第137回「記録更新の空白期間」(井上 敦)
先日発売されました月刊陸上競技4月号。お気づきかと思いますがリニューアルしました。特にトレーニング系が充実。小学生のかけっこから中高生、学生向けの上級編まで各カテゴリーに応じた内容になっております。また、女性アスリート向けの連載もスタート。今後もさまざまな連載を企画しており、今まで以上に陸上競技に関わるあらゆる人たちにとって、必要な雑誌でありたいと思っています。
4月号発売後、仕事で関わっている方に「雰囲気が変わって柔らかくなった。前は、ゴツゴツした男のような感じだった」との感想を頂戴しました。そうした「変わった」ところも読者の皆様に届けたいと思います。
もちろん、月陸の特徴である大きな誌面を生かしたグラビア、大会報道は変わらず展開していきます。
その4月号には毎年恒例の、前年の主要大会の成績や種目別記録ランキングが掲載された「記録年鑑2021」が別冊付録であります。
記録年鑑の中には、各種目の日本記録の変遷を紹介するページがあります。変遷というのは移り変わり、つまり、日本記録どのように更新されていったかが、わかります。種目によって一番古いのは1911年(明治44年)から始まり、現在まで。選手や所属、出した記録の他、樹立日や大会名も判明分は記載されています。
それを見ていくと、日本記録は1910年代から1930年代までは各種目の記録が頻繁に更新されていきます。黎明期なので、ある意味当然かもしれません。1912年のストックホルム五輪で日本人が初めてオリンピックに出て、その後の五輪でさらに好成績を残し、1936年のベルリン五輪では日本陸上最多の1大会7つのメダルを獲得していますが、その勢いは記録の変遷にも現われています。
しかし、1940年代に更新された日本記録は、男子3000m障害(1940年)、男子走高跳(1940年)、男子円盤投(1940年)、女子走幅跳(1942年、1946年)、女子走幅跳(1947年に2回)、女子円盤投(1940年)と少ないです。そのうち、女子の走高跳と走幅跳の更新はいずれも同一人物(山内リヱさん)です。
1940年代は、言うまでもなく戦争の混乱期です。1940年に予定されていた東京五輪は1938年に返上が決まり、1941年12月に太平洋戦争開戦。1945年8月に終戦を迎えましたが、「すぐに」とはいきません。大半の種目は更新までに10年以上の空白ができました。
それは五輪での成績にも反映されました。戦前は、メダルを含めて入賞を量産していた日本陸上界は、戦争を挟んで勢いが止まります。戦後初の1952年ヘルシンキ、56年メルボルン、60年ローマとメダルはなく(ローマは入賞もゼロ)、64年東京の円谷幸吉さんの銅まで待つことになります。
戦前と戦後ではスポーツ環境が異なりますが、もし戦時中の空白期がなかったら、その後の日本陸上界も今とはまた違っていたかもしれません。
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
戦火に見舞われているウクライナでは、この30年ぐらいの間でも、男子棒高跳のS.ブブカ、昨年の東京五輪で更新されるまで女子三段跳の世界記録を26年保持していたI.クラヴェツ、90年代後半から2000年代初頭に女子短距離で活躍したZ.ピントゥセヴィチ、女子走高跳のI.ババコワ、男子走高跳のB.ボンダレンコといったトップアスリートが多数生まれました。
最近では、女子走高跳のY.マフチフ選手でしょうか。19歳で迎えた昨年の東京五輪では、銅メダルを獲得。写真の中には、金メダルを獲得したM.ラシツケネ選手(ロシア)と仲良く写っている画像もあります。2人そろって笑顔を浮かべた画像を今見ていると、とても心苦しいです。
マフチフ選手は今日3月18日に開幕した世界室内選手権(セルビア・ベオグラード)にエントリーしています。自分の国が戦火に見舞われる中、どんな思いで競技に臨むのでしょうか。一方、ロシアやベラルーシの選手たちは主要大会から除外されました。戦争は人間生活のあらゆるものに深く悲しい爪痕を残します。陸上もそう。
一刻も早く、平和が戻ってほしいと思います。
井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位入ったのが最高成績。 |
編集部コラム第136回編集部コラム「西監督」(山本)
編集部コラム第135回「ら抜いて檄を飛ばして帯同して輩出する」(向永)
編集部コラム第134回「月陸リニューアル!!」(小川)
編集部コラム第133回「自分だけのルール」(船越)
編集部コラム第132回「スパッと辞めるか、泥臭く続けるか」(松永)
編集部コラム第131回「冬季オリンピックに挑む陸上選手」(大久保)
編集部コラム第130回「個人成績で見る昨年の全国高校駅伝」(井上)
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編集部コラム第89回「学生競技会の華 大学対校戦!」(大久保)
編集部コラム第88回「U20世界選手権の上位候補をリサーチ!」(井上)
編集部コラム第87回「編集部コラム「郷土の応援」(山本)
編集部コラム第86回「あこがれの松田耕作記者」(向永)
編集部コラム第85回「スポーツのチカラ」(小川)
編集部コラム第84回「初心」(船越)
編集部コラム第83回「高校生にとってのインターハイ」(松永)
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編集部コラム第79回「前向きな言葉という魔法」(向永)
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編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
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編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
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編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
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先日発売されました月刊陸上競技4月号。お気づきかと思いますがリニューアルしました。特にトレーニング系が充実。小学生のかけっこから中高生、学生向けの上級編まで各カテゴリーに応じた内容になっております。また、女性アスリート向けの連載もスタート。今後もさまざまな連載を企画しており、今まで以上に陸上競技に関わるあらゆる人たちにとって、必要な雑誌でありたいと思っています。 4月号発売後、仕事で関わっている方に「雰囲気が変わって柔らかくなった。前は、ゴツゴツした男のような感じだった」との感想を頂戴しました。そうした「変わった」ところも読者の皆様に届けたいと思います。 もちろん、月陸の特徴である大きな誌面を生かしたグラビア、大会報道は変わらず展開していきます。 その4月号には毎年恒例の、前年の主要大会の成績や種目別記録ランキングが掲載された「記録年鑑2021」が別冊付録であります。 記録年鑑の中には、各種目の日本記録の変遷を紹介するページがあります。変遷というのは移り変わり、つまり、日本記録どのように更新されていったかが、わかります。種目によって一番古いのは1911年(明治44年)から始まり、現在まで。選手や所属、出した記録の他、樹立日や大会名も判明分は記載されています。 それを見ていくと、日本記録は1910年代から1930年代までは各種目の記録が頻繁に更新されていきます。黎明期なので、ある意味当然かもしれません。1912年のストックホルム五輪で日本人が初めてオリンピックに出て、その後の五輪でさらに好成績を残し、1936年のベルリン五輪では日本陸上最多の1大会7つのメダルを獲得していますが、その勢いは記録の変遷にも現われています。 しかし、1940年代に更新された日本記録は、男子3000m障害(1940年)、男子走高跳(1940年)、男子円盤投(1940年)、女子走幅跳(1942年、1946年)、女子走幅跳(1947年に2回)、女子円盤投(1940年)と少ないです。そのうち、女子の走高跳と走幅跳の更新はいずれも同一人物(山内リヱさん)です。 1940年代は、言うまでもなく戦争の混乱期です。1940年に予定されていた東京五輪は1938年に返上が決まり、1941年12月に太平洋戦争開戦。1945年8月に終戦を迎えましたが、「すぐに」とはいきません。大半の種目は更新までに10年以上の空白ができました。 それは五輪での成績にも反映されました。戦前は、メダルを含めて入賞を量産していた日本陸上界は、戦争を挟んで勢いが止まります。戦後初の1952年ヘルシンキ、56年メルボルン、60年ローマとメダルはなく(ローマは入賞もゼロ)、64年東京の円谷幸吉さんの銅まで待つことになります。 戦前と戦後ではスポーツ環境が異なりますが、もし戦時中の空白期がなかったら、その後の日本陸上界も今とはまた違っていたかもしれません。
井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、その年の東京世界選手権でファイナリストとなった高野進選手に憧れて400mに転向。しかし、3年間で個人では県大会に進めなかったうえに、中3秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場でまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年時の県新人大会1500mで6位入ったのが最高成績。 |
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