HOME ニュース、国内

2022.03.13

鈴木優花 2時間25分02秒の学生新 初マラソンながら従来の記録を1分44秒更新/名古屋ウィメンズマラソン
鈴木優花 2時間25分02秒の学生新 初マラソンながら従来の記録を1分44秒更新/名古屋ウィメンズマラソン


◇名古屋ウィメンズマラソン2022(3月13日/バンテリンドームナゴヤ発着)

初マラソンの鈴木優花(大東大)が2時間25分02秒で5位。2014年の大阪国際で前田彩里(佛教大/現・ダイハツ)がマークした学生記録2時間26分46秒を1分44秒更新した。

スタート直後から第2集団でレースを展開。時折集団のトップに立つなど、積極的なレースを見せると、25km過ぎからは集団を飛び出して前を追った。30kmまでは5km17分前後を維持。一時は前田の学生記録を3分近く上回る好ペースだった。30km以降の5kmは17分14秒、次の5kmは17分50秒と終盤は勢いが衰えたが、粘って学生新記録を打ち立てた。

秋田県出身。大曲高校では全国的に無名だったが、大学進学後に大きく飛躍した。10月の全日本大学女子駅伝では1~3年まで3年連続で区間賞。2019年はユニバーシアードハーフマラソンで金メダルを獲得し、大学4年生の昨年は日本インカレ10000mを制覇している。

学生長距離界のエース的な存在だったが、卒業前のレースでまた一つ勲章を手にし、来年のパリ五輪選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ」の出場権もつかんだ。春から実業団の第一生命グループに加入するが、さらに注目を集めそうだ。

■女子マラソン 学生歴代10傑
2.25.02 鈴木 優花(大東大4+) 2022年
2.26.46 前田 彩里(佛教大4+) 2014年
2.31.46 松本こずえ(中大) 1996年
2.32.28 赤坂よもぎ(名城大4+) 2018年
2.32.41 奥野有紀子(京産大4+) 2015年
2.33.02 逸見八重子(国士大2+) 1998年
2.33.10 水口  瞳(大阪学大3+) 2018年
2.33.43 高山 明美(福岡大) 1991年
2.33.51 折野 加奈(大阪学大4+) 2014年
2.34.26 山本明日香(大阪芸大2+) 2018年

◇名古屋ウィメンズマラソン2022(3月13日/バンテリンドームナゴヤ発着) 初マラソンの鈴木優花(大東大)が2時間25分02秒で5位。2014年の大阪国際で前田彩里(佛教大/現・ダイハツ)がマークした学生記録2時間26分46秒を1分44秒更新した。 スタート直後から第2集団でレースを展開。時折集団のトップに立つなど、積極的なレースを見せると、25km過ぎからは集団を飛び出して前を追った。30kmまでは5km17分前後を維持。一時は前田の学生記録を3分近く上回る好ペースだった。30km以降の5kmは17分14秒、次の5kmは17分50秒と終盤は勢いが衰えたが、粘って学生新記録を打ち立てた。 秋田県出身。大曲高校では全国的に無名だったが、大学進学後に大きく飛躍した。10月の全日本大学女子駅伝では1~3年まで3年連続で区間賞。2019年はユニバーシアードハーフマラソンで金メダルを獲得し、大学4年生の昨年は日本インカレ10000mを制覇している。 学生長距離界のエース的な存在だったが、卒業前のレースでまた一つ勲章を手にし、来年のパリ五輪選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ」の出場権もつかんだ。春から実業団の第一生命グループに加入するが、さらに注目を集めそうだ。 ■女子マラソン 学生歴代10傑 2.25.02 鈴木 優花(大東大4+) 2022年 2.26.46 前田 彩里(佛教大4+) 2014年 2.31.46 松本こずえ(中大) 1996年 2.32.28 赤坂よもぎ(名城大4+) 2018年 2.32.41 奥野有紀子(京産大4+) 2015年 2.33.02 逸見八重子(国士大2+) 1998年 2.33.10 水口  瞳(大阪学大3+) 2018年 2.33.43 高山 明美(福岡大) 1991年 2.33.51 折野 加奈(大阪学大4+) 2014年 2.34.26 山本明日香(大阪芸大2+) 2018年

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top