HOME ニュース、国内

2022.03.05

初開催35kmは50km東京五輪6位の川野将虎が4位!初代表・高橋は10位/世界競歩チーム選手権
初開催35kmは50km東京五輪6位の川野将虎が4位!初代表・高橋は10位/世界競歩チーム選手権

◇第29回世界競歩チーム選手権(3月5日/オマーン・マスカット)

第29回世界競歩チーム選手権の35kmが3月5日にオマーンの首都マスカットで行われた。

50kmから35kmへの変更が決まり、主要国際大会としては初めて実施。男女同時にスタートしたレースで、川野将虎(旭化成)が2時間37分36秒で4位フィニッシュを果たした。川野は序盤からトップ集団で歩く。

26km以降にペースが上がり、P.カールストローム(スウェーデン)とA.マルティン(スペイン)が前に出て、一時は4位争いに下がるが、33km以降は銅メダル争いをした。最後はM.A.ロペス(スペイン)が追い上げて競り負けメダルを逃したが2時間37分36秒で4位フィニッシュ。オレゴン世界選手権の派遣設定記録(2時間30分00秒)はクリアならず、代表内定はならなかった。

川野は21年に東洋大を卒業して旭化成へ。19年に50km競歩で3時間36分45秒の日本記録を樹立して東京五輪代表に内定。初出場の東京五輪は6位入賞を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

初の日本代表となった高橋和生(ADワークスグループ)は2時間39分08秒で10位。勝木隼人(自衛隊体育学校)は3時間3分01秒で44位だった。

主要大会での50km競歩は昨年の東京五輪が最後。今年のオレゴン世界選手権以降は35kmが実施されることが決まっている。

◇第29回世界競歩チーム選手権(3月5日/オマーン・マスカット) 第29回世界競歩チーム選手権の35kmが3月5日にオマーンの首都マスカットで行われた。 50kmから35kmへの変更が決まり、主要国際大会としては初めて実施。男女同時にスタートしたレースで、川野将虎(旭化成)が2時間37分36秒で4位フィニッシュを果たした。川野は序盤からトップ集団で歩く。 26km以降にペースが上がり、P.カールストローム(スウェーデン)とA.マルティン(スペイン)が前に出て、一時は4位争いに下がるが、33km以降は銅メダル争いをした。最後はM.A.ロペス(スペイン)が追い上げて競り負けメダルを逃したが2時間37分36秒で4位フィニッシュ。オレゴン世界選手権の派遣設定記録(2時間30分00秒)はクリアならず、代表内定はならなかった。 川野は21年に東洋大を卒業して旭化成へ。19年に50km競歩で3時間36分45秒の日本記録を樹立して東京五輪代表に内定。初出場の東京五輪は6位入賞を果たした。 初の日本代表となった高橋和生(ADワークスグループ)は2時間39分08秒で10位。勝木隼人(自衛隊体育学校)は3時間3分01秒で44位だった。 主要大会での50km競歩は昨年の東京五輪が最後。今年のオレゴン世界選手権以降は35kmが実施されることが決まっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top