2022.03.01
豊田自動織機はHPを更新し、2021年シーズンをもって沼田未知と萩原歩美の現役引退を発表した。
萩原は静岡県出身の29歳。常葉菊川高時代にはインターハイ出場こそなかったが、全国高校駅伝に出場して1区を務めた。卒業後はユニクロに所属し、2017年から豊田自動織機に加入。2013、14年には日本選手権10000mで3位に入り、14年アジア大会10000mでは銅メダルを獲得した。1月30日の大阪国際女子マラソンに出場して2時間34分14秒(15位)だった。自己ベストは5000m15分24秒56、10000m31分36秒04。
萩原はHP上で「ケガが続き思うように走れない時でも、社員の皆様やファンの皆様から 励ましの言葉を頂き、あきらめずに進むことができました」とコメント。自身のSNSでは「18年間ずっと走り続けてきました。今後は大好きな陸上競技に、また違った形で携わっていきたいと思っております」とつづっている。
埼玉県出身の沼田は立命館宇治高から立命大を経て、2012年に入部。高校、大学と駅伝日本一を経験している。15年のアジア選手権10000mでは銅メダルを獲得。沼田も大阪国際女子マラソンに出場し、2時間31分52秒(13位)でフィニッシュしている。HPを通じ「入社当初はなかった自分自身の目標を見つけ進んでくることができました。周りの方に恵まれ、長く競技ができたことをうれしく思っております」と感謝をつづっている。
■コメント全文
沼田未知
「日頃からシャイニーブルーの活動に、ご理解を頂きありがとうございます。今年度をもちまして、競技を引退することをご報告致します。入社当初はなかった自分自身の目標を見つけ進んでくることができました。周りの方に恵まれ、長く競技が出来たことを嬉しく思っております。また、それに対する充分なサポート、応援をして頂き大変感謝しております。若い選手も多く、これからが楽しみなチームだと思いますので、今後も引き続きシャイニーブルーを応援して頂ければと思います。10年間お世話になりました、ありがとうございます」
萩原歩美
「日頃より応援してくださる皆様へ
2021年度シーズンをもって現役を引退することに致しました。これまで多くの応援をありがとうございました。このチームに移籍加入してからの5年間、山あり谷ありであっという間に感じられます。ケガが続き思うように走れない時でも、社員の皆様やファンの皆様から 励ましの言葉を頂き、諦めずに進むことが出来ました。今はやり切ったと感じています!引退してからも、豊田自動織機シャイニーブルーへの温かい応援を何卒よろしくお願いいたします」
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
2025.01.14
創価大が来春入学の長距離10人を発表! 西脇工・衣川勇太、倉敷・大倉凰來ら
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.18
選抜女子駅伝オーダー発表 積水化学は1区松本明莉、パナソニック5区森田香織 高校3連覇狙う神村学園は5区瀬戸口凜
第36回選抜女子駅伝北九州大会(1月19日/福岡・北九州市の小倉城歴史の道発着)前日の1月18日、各チームのオーダーが発表された。 一般の部(5区間27.2km)は実業団チームと地元・北九州市一般選抜を含めた10チームが […]
2025.01.18
都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝