HOME ニュース、国内

2022.02.26

東京五輪代表・松枝博輝が終盤抜け出し初優勝! 女子は名城大の小林成美がV/日本選手権クロカン
東京五輪代表・松枝博輝が終盤抜け出し初優勝! 女子は名城大の小林成美がV/日本選手権クロカン

第105回日本選手権クロスカントリーが26日に福岡・国営海の中道海浜公園の1周2kmのコースで行われ、男子10kmは東京五輪5000m代表の松枝博輝(富士通)が28分46秒で優勝を飾った。

序盤は松枝、坂東悠汰の富士通コンビが先頭集団を牽引。1500m、3000m、5000mの高校記録を持つ佐藤圭汰(洛南高3京都)も中盤までは集団前方に位置していたが、後半に入って遅れ始めた。

残り1周を過ぎ、先頭争いは松枝と葛西潤(創価大)の2人に絞られる。必至に食い下がる葛西だったが、徐々に松枝が引き離し、そのまま逃げ切った。

2位は5秒差で葛西、さらに5秒遅れて池田耀平(カネボウ)が3位に入り、注目の佐藤は8位と健闘した。

シニア女子8kmは小林成美(名城大)が猿見田裕香(ユニバーサルエンターテインメント)とのデッドヒートを制し、26分34秒で初優勝。猿見田は1秒差で2位、3位は川口桃佳(豊田自動織機TC)で26分45秒だった。

広告の下にコンテンツが続きます

U20男子8kmは5000mで高校歴代5位の13分38秒96を持つ吉岡大翔(佐久長聖高2長野)が23分36秒で、同女子6kmは水本佳菜(薫英女学院高2大阪)が19分55秒でそれぞれ制し、男女とも2年生が1位、2位までを占めた。

■上位成績
●男子10km
1)松枝博輝(富士通)    28.46
2)葛西 潤(創価大)    28.51
3)池田耀平(カネボウ)   28.56
4)塩尻和也(富士通)    29.00
5)坂東悠汰(富士通)    29.06
6)市田 孝(旭化成)    29.09
7)篠原倖太朗(駒大)    29.12
8)佐藤圭汰(洛南高・京都) 29.18

●女子8km
1)小林成美(名城大)      26.34
2)猿見田裕香          26.35
(ユニバーサルエンターテインメント)
3)川口桃佳(豊田自動織機)   26.45
4)出水田眞紀(第一生命グループ)26.54
5)山中柚乃(愛媛銀行)     27.02
6)倉岡奈々(鹿児島銀行)    27.04
7)山ノ内みなみ(鹿児島陸協)  27.06
8)北川星瑠(大阪芸大)     27.08

●男子U20・8km
1)吉岡大翔(佐久長聖高・長野) 23.36
2)南坂柚汰(倉敷高・岡山)   23.39
3)長嶋幸宝(西脇工高・兵庫)  23.46
4)溜池一太(洛南高・京都)   23.49
5)荒巻朋照(大牟田高・福岡)  23.53
6)西村真周(自由ケ丘高・福岡) 23.54
7)山崎 丞(中越高・新潟)   23.56
8)玉目 陸(出水中央高・鹿児島)24.02

●女子U20・6km
1)水本佳菜(薫英女学院高・大阪)  19.55
2)松本明莉(筑紫女学園高・福岡)  20.03
3)並木美乃(常磐高・群馬)     20.08
4)溝上加菜(ルーテル女学院高・熊本)20.09
5)中才茉子(筑紫女学園高・福岡)  20.10
6)村岡美玖(長野東高・長野)    20.15
7)細谷愛子(立命館宇治高・京都)  20.18
8)西澤茉鈴(薫英女学院高・大阪)  20.31

第105回日本選手権クロスカントリーが26日に福岡・国営海の中道海浜公園の1周2kmのコースで行われ、男子10kmは東京五輪5000m代表の松枝博輝(富士通)が28分46秒で優勝を飾った。 序盤は松枝、坂東悠汰の富士通コンビが先頭集団を牽引。1500m、3000m、5000mの高校記録を持つ佐藤圭汰(洛南高3京都)も中盤までは集団前方に位置していたが、後半に入って遅れ始めた。 残り1周を過ぎ、先頭争いは松枝と葛西潤(創価大)の2人に絞られる。必至に食い下がる葛西だったが、徐々に松枝が引き離し、そのまま逃げ切った。 2位は5秒差で葛西、さらに5秒遅れて池田耀平(カネボウ)が3位に入り、注目の佐藤は8位と健闘した。 シニア女子8kmは小林成美(名城大)が猿見田裕香(ユニバーサルエンターテインメント)とのデッドヒートを制し、26分34秒で初優勝。猿見田は1秒差で2位、3位は川口桃佳(豊田自動織機TC)で26分45秒だった。 U20男子8kmは5000mで高校歴代5位の13分38秒96を持つ吉岡大翔(佐久長聖高2長野)が23分36秒で、同女子6kmは水本佳菜(薫英女学院高2大阪)が19分55秒でそれぞれ制し、男女とも2年生が1位、2位までを占めた。 ■上位成績 ●男子10km 1)松枝博輝(富士通)    28.46 2)葛西 潤(創価大)    28.51 3)池田耀平(カネボウ)   28.56 4)塩尻和也(富士通)    29.00 5)坂東悠汰(富士通)    29.06 6)市田 孝(旭化成)    29.09 7)篠原倖太朗(駒大)    29.12 8)佐藤圭汰(洛南高・京都) 29.18 ●女子8km 1)小林成美(名城大)      26.34 2)猿見田裕香          26.35 (ユニバーサルエンターテインメント) 3)川口桃佳(豊田自動織機)   26.45 4)出水田眞紀(第一生命グループ)26.54 5)山中柚乃(愛媛銀行)     27.02 6)倉岡奈々(鹿児島銀行)    27.04 7)山ノ内みなみ(鹿児島陸協)  27.06 8)北川星瑠(大阪芸大)     27.08 ●男子U20・8km 1)吉岡大翔(佐久長聖高・長野) 23.36 2)南坂柚汰(倉敷高・岡山)   23.39 3)長嶋幸宝(西脇工高・兵庫)  23.46 4)溜池一太(洛南高・京都)   23.49 5)荒巻朋照(大牟田高・福岡)  23.53 6)西村真周(自由ケ丘高・福岡) 23.54 7)山崎 丞(中越高・新潟)   23.56 8)玉目 陸(出水中央高・鹿児島)24.02 ●女子U20・6km 1)水本佳菜(薫英女学院高・大阪)  19.55 2)松本明莉(筑紫女学園高・福岡)  20.03 3)並木美乃(常磐高・群馬)     20.08 4)溝上加菜(ルーテル女学院高・熊本)20.09 5)中才茉子(筑紫女学園高・福岡)  20.10 6)村岡美玖(長野東高・長野)    20.15 7)細谷愛子(立命館宇治高・京都)  20.18 8)西澤茉鈴(薫英女学院高・大阪)  20.31

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]

NEWS 東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

2025.03.26

東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

日本陸連は3月26日に理事会が開催され、東京世界選手権マラソン代表5名を発表した。 男子は選考レースの成績から吉田祐也(GMOインターネットグループ)と近藤亮太(三菱重工)が選出。女子は安藤友香(しまむら)、小林香菜(大 […]

NEWS 日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

2025.03.26

日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]

NEWS 東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

2025.03.26

東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

日本陸連は3月26日に理事会を開催し、東京世界選手権マラソン代表を発表した。 男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)の2名。女子は安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)、小林香菜(大塚 […]

NEWS 日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会

2025.03.26

日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)まであと100日を迎えて、キービジュアルの第1弾を公開した。 日本選手権の国立競技場の開催は、2005年以来20年ぶりで、今秋の東京世界選手権 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top