HOME ニュース、海外

2022.02.23

女子1500mでツェガイが3分54秒77の今季世界最高!女子60mはスウォボダが五輪金メダリスト破る/WA室内ツアー
女子1500mでツェガイが3分54秒77の今季世界最高!女子60mはスウォボダが五輪金メダリスト破る/WA室内ツアー

東京五輪女子5000m3位のツェガイ(エチオピア)

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

2月22日、ポーランド・トルンでWA(世界陸連)室内ツアー・ゴールドの競技会が開催され、女子1500mでG.ツェガイ(エチオピア)が大会新、今季世界最高の3分54秒77で優勝した。自身の持つ室内世界記録(3分53秒09、21年)に次ぐパフォーマンス世界歴代2位の好記録だった。

ツェガイは2019年のドーハ世界選手権1500mで銅メダルを獲得すると、昨年の東京五輪は5000mで銅メダル。同年は1500mの室内世界記録に加え、5000mで世界歴代5位の14分13秒32、10000mで同歴代6位の29分39秒42と幅広い種目で躍進した。

女子60mではE.スウォボダ(ポーランド)が大会新の7秒03で優勝した。東京五輪100m、200m金メダルのE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)を破る大金星だった。

スウォボダは2016年U20世界選手権の銀メダリスト。16年リオ五輪、17年ロンドン世界選手権、19年ドーハ世界選手権では100mに出場し、いずれも準決勝進出。東京五輪は代表に選ばれていたものの出場していない。今季は室内60mで今季世界最高、ポーランド室内記録の7秒00をマークしている。

女子400mは東京五輪400mハードル銅メダルのF.ボル(オランダ)が今季世界最高の50秒64でV。大会記録も更新した。男子砲丸投ではF.ミハリエヴィッチ(クロアチア)が今季世界最高の21m84を投げて優勝した。男子棒高跳はアジア記録保持者・E.オビエナ(フィリピン)が5m81で制した。

男子3000mは東京五輪3000m障害銀メダルのL.ギルマ(エチオピア)が 7分31秒09で1位。男子800mはE.ジャイルズ(英国)が1分45秒42で勝った。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 2月22日、ポーランド・トルンでWA(世界陸連)室内ツアー・ゴールドの競技会が開催され、女子1500mでG.ツェガイ(エチオピア)が大会新、今季世界最高の3分54秒77で優勝した。自身の持つ室内世界記録(3分53秒09、21年)に次ぐパフォーマンス世界歴代2位の好記録だった。 ツェガイは2019年のドーハ世界選手権1500mで銅メダルを獲得すると、昨年の東京五輪は5000mで銅メダル。同年は1500mの室内世界記録に加え、5000mで世界歴代5位の14分13秒32、10000mで同歴代6位の29分39秒42と幅広い種目で躍進した。 女子60mではE.スウォボダ(ポーランド)が大会新の7秒03で優勝した。東京五輪100m、200m金メダルのE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)を破る大金星だった。 スウォボダは2016年U20世界選手権の銀メダリスト。16年リオ五輪、17年ロンドン世界選手権、19年ドーハ世界選手権では100mに出場し、いずれも準決勝進出。東京五輪は代表に選ばれていたものの出場していない。今季は室内60mで今季世界最高、ポーランド室内記録の7秒00をマークしている。 女子400mは東京五輪400mハードル銅メダルのF.ボル(オランダ)が今季世界最高の50秒64でV。大会記録も更新した。男子砲丸投ではF.ミハリエヴィッチ(クロアチア)が今季世界最高の21m84を投げて優勝した。男子棒高跳はアジア記録保持者・E.オビエナ(フィリピン)が5m81で制した。 男子3000mは東京五輪3000m障害銀メダルのL.ギルマ(エチオピア)が 7分31秒09で1位。男子800mはE.ジャイルズ(英国)が1分45秒42で勝った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.03

100mHパリ五輪代表の福部真子が「菊池病」を公表 高熱などと闘う 練習再開「失ったもんは取り返す」

女子100mハードル日本記録保持者でパリ五輪代表の福部真子(日本建設工業)が自身のSNSを更新し、組織球性壊死性リンパ節炎、通称「菊池病」と診断されたことを明かした。 菊池病の主な症状は発熱と頸部(首)のリンパ節腫脹とい […]

NEWS やり投・北口榛花が今年も「変わり羽子板」に登場!「明るくなってほしい」と願い込め

2024.12.03

やり投・北口榛花が今年も「変わり羽子板」に登場!「明るくなってほしい」と願い込め

雛人形などを扱う人形専門店の「久月」が明るい話題を提供した人を描く「変わり羽子板」を12月3日にお披露目し、女子やり投の北口榛花(JAL)が昨年に続いてモデルとして採用された。 メジャーリーグの大谷翔平(ドジャース)や、 […]

NEWS 来年の東京デフリンピックへ向け熱戦!日本デフ選手権 国体出場歴もある佐々木琢磨が100m、200mで貫禄のV

2024.12.03

来年の東京デフリンピックへ向け熱戦!日本デフ選手権 国体出場歴もある佐々木琢磨が100m、200mで貫禄のV

聴覚障害のアスリートが競う第2回世界デフ国別・地域別対抗選手権(DAT)兼第21回日本デフ選手権が11月30日~12月1日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われた(ハンマー投のみ29日に大井で実施)。 […]

NEWS 1万mで塩尻和也が27分36秒37で1着タイ 山谷昌也27分50秒77 伊藤達彦、長嶋幸宝、鈴木健吾らも27分台/日体大長距離競技会

2024.12.02

1万mで塩尻和也が27分36秒37で1着タイ 山谷昌也27分50秒77 伊藤達彦、長嶋幸宝、鈴木健吾らも27分台/日体大長距離競技会

第318回日体大長距離競技会兼第13回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が12月1日に行われ、NCG男子10000mは日本記録保持者の塩尻和也(富士通)、フィレモン・キプラガット(愛三工業)の2 […]

NEWS 東洋大男子長距離部門がセブン銀行と契約「日々挑戦する心で革新」箱根駅伝からロゴ入りユニ着用

2024.12.02

東洋大男子長距離部門がセブン銀行と契約「日々挑戦する心で革新」箱根駅伝からロゴ入りユニ着用

株式会社セブン銀行は12月2日、東洋大学陸上競技部男子長距離部門の公式トレーニングウェア・公式ユニフォームへのロゴ掲出に関する契約を締結したと発表した。 東洋大は箱根駅伝で優勝4度を誇り、19年連続シード権獲得中。スクー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top