HOME 国内、海外

2022.02.18

世界記録保持者キプチョゲ&コスゲイがやって来る!東京マラソン海外招待選手を発表 開催の準備進める
世界記録保持者キプチョゲ&コスゲイがやって来る!東京マラソン海外招待選手を発表 開催の準備進める

一般財団法人東京マラソン財団は2月18日に臨時理事会を開き、3月6日の東京マラソンについて開催に向けて準備を進めていくことを決めたと発表した。引き続き、ランナー全員のPCR検査実施、3密回避など、感染拡大対策を徹底して開催準備を進めていく。コース沿道観戦の応援自粛も呼びかけている。

また、海外招待選手も合わせて発表。男子マラソンでリオ五輪、東京五輪を連覇し、世界記録2時間1分39秒を持つエリウド・キプチョゲ(ケニア)が出場することが決まった。他にも東京マラソンを連覇中のビルハヌ・レゲゼ(エチオピア)、2時間2分台を持つモシネト・ゲレメウ(エチオピア)らの名が並ぶ。さらに、女子マラソンの世界記録2時間14分04秒を持つブリジット・コスゲイ(ケニア)も招待選手として出場を予定している。男女の世界記録保持者がそろう、過去最高レベルの豪華なレースとなりそうだ。

キプチョゲは昨夏の東京五輪で初めて日本のレースに出場したが、酷暑のため東京から札幌開催となったため、「TOKYO」を走るのはこれが初めてとなる。

昨年末の月刊陸上競技の単独インタビューに応じた際に、今後の目標について「ワールドマラソンメジャーズ全制覇」と語っている。ワールドメジャーズとは、東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの6大会。キプチョゲはこれまでロンドンを4度、ベルリンでは18年の世界記録樹立を含め3度制している。シカゴは14年に優勝し、残す大会は東京、ボストン、ニューヨークの3大会。さらに、「ここまでくればオリンピックの3連覇に挑戦することは当然の流れ」とパリ五輪への意欲も示している。

東京マラソンの国内招待選手には、日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)、18年アジア大会金メダルの井上大仁(三菱重工)、吉田祐也(GMOインターネットグループ)らが並ぶ。また、女子にも東京五輪8位の一山麻緒(ワコール)、10000mとハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(積水化学)が出場を予定している。

■海外招待選手
・男子
エリウド・キプチョゲ(ケニア)
ビルハヌ・レゲゼ(エチオピア)
モシネト・ゲレメウ(エチオピア)
アモス・キプルト(ケニア)
タミラト・トーラ(エチオピア)
ジョナサン・コリル(ケニア)
シュラ・キタタ(エチオピア)
ラバン・コリル(ケニア)
・女子
ブリジット・コスゲイ(ケニア)
アンジェラ・タヌイ(ケニア)
アシェテ・ベケレ(エチオピア)
ヒウォト・ゲブレキダン(エチオピア)
ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)
サラ・ホール(米国)
ヘレン・ベケレ(エチオピア)

※国内招待選手一覧はこちらをチェック

一般財団法人東京マラソン財団は2月18日に臨時理事会を開き、3月6日の東京マラソンについて開催に向けて準備を進めていくことを決めたと発表した。引き続き、ランナー全員のPCR検査実施、3密回避など、感染拡大対策を徹底して開催準備を進めていく。コース沿道観戦の応援自粛も呼びかけている。 また、海外招待選手も合わせて発表。男子マラソンでリオ五輪、東京五輪を連覇し、世界記録2時間1分39秒を持つエリウド・キプチョゲ(ケニア)が出場することが決まった。他にも東京マラソンを連覇中のビルハヌ・レゲゼ(エチオピア)、2時間2分台を持つモシネト・ゲレメウ(エチオピア)らの名が並ぶ。さらに、女子マラソンの世界記録2時間14分04秒を持つブリジット・コスゲイ(ケニア)も招待選手として出場を予定している。男女の世界記録保持者がそろう、過去最高レベルの豪華なレースとなりそうだ。 キプチョゲは昨夏の東京五輪で初めて日本のレースに出場したが、酷暑のため東京から札幌開催となったため、「TOKYO」を走るのはこれが初めてとなる。 昨年末の月刊陸上競技の単独インタビューに応じた際に、今後の目標について「ワールドマラソンメジャーズ全制覇」と語っている。ワールドメジャーズとは、東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの6大会。キプチョゲはこれまでロンドンを4度、ベルリンでは18年の世界記録樹立を含め3度制している。シカゴは14年に優勝し、残す大会は東京、ボストン、ニューヨークの3大会。さらに、「ここまでくればオリンピックの3連覇に挑戦することは当然の流れ」とパリ五輪への意欲も示している。 東京マラソンの国内招待選手には、日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)、18年アジア大会金メダルの井上大仁(三菱重工)、吉田祐也(GMOインターネットグループ)らが並ぶ。また、女子にも東京五輪8位の一山麻緒(ワコール)、10000mとハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(積水化学)が出場を予定している。 ■海外招待選手 ・男子 エリウド・キプチョゲ(ケニア) ビルハヌ・レゲゼ(エチオピア) モシネト・ゲレメウ(エチオピア) アモス・キプルト(ケニア) タミラト・トーラ(エチオピア) ジョナサン・コリル(ケニア) シュラ・キタタ(エチオピア) ラバン・コリル(ケニア) ・女子 ブリジット・コスゲイ(ケニア) アンジェラ・タヌイ(ケニア) アシェテ・ベケレ(エチオピア) ヒウォト・ゲブレキダン(エチオピア) ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア) サラ・ホール(米国) ヘレン・ベケレ(エチオピア) ※国内招待選手一覧はこちらをチェック

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top