2022.02.14
2月12日、ボストン(米国)で開催された室内競技会の男子5000mでG.フィッシャー(米国)が室内世界歴代5位の12分53秒73で優勝し、北米室内記録を塗り替えた。従来の北米室内記録はG.ラップ(米国)の13分01秒26(14年)。フィッシャーは現在22歳で、東京五輪では10000mで5位、5000mでも決勝に進出していた(9位)。
2位は東京五輪5000m銀メダルのM.アーメド(カナダ)で12分56秒87、3位には18年欧州選手権5位のM.スコット(英国)が12分57秒08で続き、それぞれ室内世界歴代7位、8位の好記録だった。いずれも自国のナショナルレコードを更新、スコットは欧州室内記録も打ち立てた。史上初めて3人が13分を切るハイレベルなレースが展開された。
この競技会では女子5000mでも、G.デビュース・スタフォード(カナダ)が北米室内記録を更新する14分31秒38で優勝した。この記録は室内世界歴代5位にあたる。2位のE.クラニー(米国)は室内世界歴代6位の14分33秒17。こちらもナショナルレコードを樹立した。優勝したスタフォードは東京五輪女子1500m5位の26歳。屋外、室内ともに1500m、1マイル、5000mのカナダ記録保持者である。
同じく12日に、クレムソン(米国)で開催された室内競技会では女子200mでA.スタイナー(米国)が今季世界最高、室内世界歴代5位の22秒37で優勝した。この記録は1996年以降の記録としては世界最高だった。
男子400mではR.ロス(米国)が室内世界歴代7位の44秒83で勝利。男子60mハードルでは、19歳のL.ムスタリ(米国)が7秒55で優勝。シニアの規格で20歳未満の選手が出した記録としては02年の劉翔(中国)に並ぶ歴代最高タイの記録だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU) 28分24秒 2位 井川龍人(旭化成) 28分25秒 3位 塩尻和 […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝