HOME ニュース、国内

2022.02.04

日本選手権20km競歩エントリー選手発表!東京五輪銅の山西利和、高橋英輝ら、女子は藤井菜々子、岡田久美子が出場予定
日本選手権20km競歩エントリー選手発表!東京五輪銅の山西利和、高橋英輝ら、女子は藤井菜々子、岡田久美子が出場予定


日本陸連は2月4日、日本選手権20km競歩(2月20日/兵庫・神戸六甲アイランド)についてエントリー選手や大会概要を発表した。

男子は昨年の東京五輪で銅メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)が大会3連覇を狙う。また、この種目で2大会連続オリンピアン(リオ、東京)の高橋英輝(富士通)や、東京五輪50kmに出場した丸尾知司(愛知製鋼)もエントリー。若手では古賀友太(明大)や今年の元旦競歩を制した石田昴(立命大)、山西らとともに世界競歩チーム選手権(3月4、5日/オマーン・マスカット)代表に選ばれて諏方元郁(愛知製鋼)も出場する見込み。なお、東京五輪銀メダリストの池田向希(旭化成)はエントリーしていない。

女子は東京五輪代表の藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(東京陸協)、河添香織(自衛隊体育学校)の3選手がエントリー。前回は藤井は初制覇して、岡田の7連覇を阻んだ。この他、ベテランの渕瀬真寿美(建装工業)や昨年の日本インカレ覇者・籔田みのり(武庫川女大)も出場する予定だ。

なお、同大会はオレゴン世界選手権などの国際競技会の代表選考会となっている。例年、海外から招聘している国際競歩審判員(IRWJ)がコロナ禍で規定の3名以上そろえることが難しいものの、世界陸連が日本の審判体制などを総合的に判断し、今大会に限り、特例として代表選考条件を満たす記録として認める。

そのため、世界記録やアジア記録が出ても無効となるものの、世界選手権といった国際競技会の参加資格記録や、ワールドランキングの対象記録としては有効となる。なお、日本記録や国内競技会の申込資格記録は従来通り有効となる。

また、併催されるU20選抜競歩には、男子10kmに昨年のインターハイ5000m優勝の古賀文也(大牟田高3福岡)や、同2位の近藤岬(十日町高3新潟)、女子5kmにはインターハイ5000m3位の中村綾花(長野東高3長野)や元旦競歩高校女子の部を制した山岸芽生(十日町高3新潟)がエントリーしている。

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連は2月4日、日本選手権20km競歩(2月20日/兵庫・神戸六甲アイランド)についてエントリー選手や大会概要を発表した。 男子は昨年の東京五輪で銅メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)が大会3連覇を狙う。また、この種目で2大会連続オリンピアン(リオ、東京)の高橋英輝(富士通)や、東京五輪50kmに出場した丸尾知司(愛知製鋼)もエントリー。若手では古賀友太(明大)や今年の元旦競歩を制した石田昴(立命大)、山西らとともに世界競歩チーム選手権(3月4、5日/オマーン・マスカット)代表に選ばれて諏方元郁(愛知製鋼)も出場する見込み。なお、東京五輪銀メダリストの池田向希(旭化成)はエントリーしていない。 女子は東京五輪代表の藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(東京陸協)、河添香織(自衛隊体育学校)の3選手がエントリー。前回は藤井は初制覇して、岡田の7連覇を阻んだ。この他、ベテランの渕瀬真寿美(建装工業)や昨年の日本インカレ覇者・籔田みのり(武庫川女大)も出場する予定だ。 なお、同大会はオレゴン世界選手権などの国際競技会の代表選考会となっている。例年、海外から招聘している国際競歩審判員(IRWJ)がコロナ禍で規定の3名以上そろえることが難しいものの、世界陸連が日本の審判体制などを総合的に判断し、今大会に限り、特例として代表選考条件を満たす記録として認める。 そのため、世界記録やアジア記録が出ても無効となるものの、世界選手権といった国際競技会の参加資格記録や、ワールドランキングの対象記録としては有効となる。なお、日本記録や国内競技会の申込資格記録は従来通り有効となる。 また、併催されるU20選抜競歩には、男子10kmに昨年のインターハイ5000m優勝の古賀文也(大牟田高3福岡)や、同2位の近藤岬(十日町高3新潟)、女子5kmにはインターハイ5000m3位の中村綾花(長野東高3長野)や元旦競歩高校女子の部を制した山岸芽生(十日町高3新潟)がエントリーしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

2025.03.29

齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]

NEWS 久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

2025.03.29

久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

奈良市サーキットが3月29日、奈良市の鴻ノ池陸上競技場で行われ、女子1000mで800m日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)が2分40秒23をマークした。 この記録は日本歴代4位で、U20とU18 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top