2022.01.01
◇第66回全日本実業団対抗駅伝/ニューイヤー駅伝in群馬(1月1日/群馬7区間100km)
新春を彩る全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)が1月1日に行われ、Hondaが悲願の初優勝を飾った。Hondaはルーキーの川瀬翔矢が区間13位で発進。徐々に順位を上げ、4区には東京五輪10000m代表の伊藤達彦、5区にも同3000m障害代表の青木涼真が好走を見せ、6区・中山顕が区間賞でトップに立つと、7区・土方英和も区間賞を獲得して逃げ切った。
伊藤は「初優勝に貢献できてうれしいです」と喜びを語り、土方は「初優勝を目標にやってきました」と悲願達成に笑顔だった。
2位にはSUBARUで、過去最高順位と大健闘のタスキリレーを見せた。3位は旭化成で相澤晃は3区区間新の快走。中盤トップに立つ見せ場を作った三菱重工が4位で、トヨタ自動車が5位でフィニッシュした。6位の黒崎播磨は実に55年ぶりの入賞。SGホールディングスが7位、8位にトヨタ自動車九州。GMOインターネットグループはわずか5秒差でまたも入賞を逃した。前回優勝の富士通は12位で連覇はならなかった。
1区では舟津彰馬(九電工)が区間賞。3区では10000m日本記録保持者の相澤晃(旭化成)が圧巻の区間新で区間賞を獲得した。同区では太田智樹(トヨタ自動車)、林田洋翔(三菱重工)、田村友佑(黒崎播磨)ら7人が区間新記録だった。
■全日本実業団対抗駅伝 全成績
1位 Honda 4時間51分04秒
2位 SUBARU 4時間52分09秒
3位 旭化成 4時間52分47秒
4位 三菱重工 4時間52分49秒
5位 トヨタ自動車 4時間54分08秒
6位 黒崎播磨 4時間54分50秒
7位 SGホールディングス 4時間54分52秒
8位 トヨタ自動車九州 4時間54分53秒
9位 GMOインターネットG 4時間54分58秒
10位 日立物流 4時間55分05秒
11位 トヨタ紡織 4時間55分19秒
12位 富士通 4時間56分36秒
13位 ヤクルト 4時間56分43秒
14位 マツダ 4時間56分45秒
15位 NTT西日本 4時間57分03秒
16位 中国電力 4時間58分02秒
17位 中電工 4時間58分04秒
18位 トーエネック 4時間58分06秒
19位 JR東日本 4時間58分07秒
20位 NTN 4時間59分14秒
21位 コニカミノルタ 4時間59分15秒
22位 愛三工業 4時間59分26秒
23位 住友電工 4時間59分29秒
24位 カネボウ 4時間59分37秒
25位 安川電機 5時間00分14秒
26位 小森コーポレーション 5時間00分40秒
27位 九電工 5時間00分43秒
28位 大塚製薬 5時間01分18秒
29位 中央発條 5時間01分20秒
30位 サンベルクス 5時間01分27秒
31位 YKK 5時間01分35秒
32位 戸上電機製作所 5時間01分53秒
33位 コモディイイダ 5時間03分33秒
34位 大阪府警 5時間04分19秒
35位 西鉄 5時間04分24秒
36位 JFEスチール 5時間06分36秒
37位 武田薬品 5時間28分17秒
■ニューイヤー駅伝区間賞一覧
1区 舟津彰馬(九電工)34分41秒
2区 B.キプランガット(SUBARU)22分03秒
3区 相澤晃(旭化成)37分09秒=区間新
4区 細谷恭平(黒崎播磨)1時間03分43秒=区間新
5区 小野知大(旭化成)47分46秒
6区 中山顕(Honda)36分27秒
7区 土方英和(Honda)46分36秒
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