HOME 学生長距離、PR

2019.11.20

駅伝王者・東海大学のコンディショニング第1弾「トレーニングを継続できる要因とは?」/PR
駅伝王者・東海大学のコンディショニング第1弾「トレーニングを継続できる要因とは?」/PR

【短期集中連載】
駅伝王者・東海大学のコンディショニング

第1弾 トレーニングを継続できる要因とは?(後編)

 アスリートが強くなるためにはトレーニングが欠かせない。一方で、トレーニングを継続して消化するためには日々のコンディショニングが必要不可欠だ。では、正月の箱根駅伝で初優勝を果たし、今季は学生駅伝3冠を目指す東海大の選手たちは、どのような工夫をしてコンディションを整えているのか。その取り組みを探った。

練習に励む東海大駅伝チームの選手たち
前編はこちら

万全の状態で駅伝シーズンへ

 日本選手権の3000m障害で優勝した阪口竜平(4年)は、コンディショニングへの意識もさらに徹底している。この夏はドーハ世界選手権出場を目指し、8月28日からチーム合宿を離れて西出仁明ヘッドコーチとともにクロアチアとスペインを転戦。その際にはinゼリーを箱ごと持参して摂取していたという。

「走る30分前にはinゼリーのエネルギーを、練習後にはプロテインを飲みます。試合の時にはinゼリーの『プロテイン10000』を自分で購入して、レース後30分以内には飲むようにしています」(阪口)

 また、阪口にはこだわりの調整方法がある。「ヒートショックプロテイン入浴法」というもので、入浴を20分→アイシングを20分→入浴を20分と交互に行うことで、細胞の修復を活性化するのが狙いだ。

「高校生の時から取り入れていて、試合の2日前にやっておくと身体が動きやすいと感じます」(阪口)

 その他にも阪口はスーパーフードと呼ばれるチアシードやナッツを食べるなど、「良いと思うものは取り入れていくべき」と貪欲な姿勢で次のステージを見据える。卒業後は米国に拠点を移すことも考えている東海大のエースは、9月の紋別合宿では各自ジョグの日に3回も30kmを走るなど、学生駅伝にも手を抜くつもりはない。

広告の下にコンテンツが続きます

 では、それぞれに工夫をしながら過ごした夏の成果はどうなのか。東海大は貧血対策としてヘム鉄のタブレットを摂取するほか、採血をしなくても血液の状態を毎日モニタリングできる機器を導入しており、アメリカ合宿の初日と最終日には血液検査も実施。その結果、「歴然とした違い」(両角監督)が数値として表れているという。

 箱根駅伝王者・東海大の強さの秘密は、緻密なトレーニングに加え、それを完遂するためのコンディショニングも大きな要因と言えそうだ。

さまざまな工夫をして日々のコンディションを整えている阪口竜平。inゼリー プロテインは京都・洛南高時代から愛用している

前編はこちら

<関連リンク>
森永製菓「inゼリー」
第2弾 レースで最大限の力を発揮するために
第3弾 正月の大舞台へ、秋冬の「鍛錬期」をいかに過ごすか

・こちらの記事は『月刊陸上競技』2019年11月号に掲載しています

・現在発売中の2019年12月号では「第2弾 レースで最大限の力を発揮するために」を掲載しています

【短期集中連載】 駅伝王者・東海大学のコンディショニング

第1弾 トレーニングを継続できる要因とは?(後編)

 アスリートが強くなるためにはトレーニングが欠かせない。一方で、トレーニングを継続して消化するためには日々のコンディショニングが必要不可欠だ。では、正月の箱根駅伝で初優勝を果たし、今季は学生駅伝3冠を目指す東海大の選手たちは、どのような工夫をしてコンディションを整えているのか。その取り組みを探った。 練習に励む東海大駅伝チームの選手たち前編はこちら

万全の状態で駅伝シーズンへ

 日本選手権の3000m障害で優勝した阪口竜平(4年)は、コンディショニングへの意識もさらに徹底している。この夏はドーハ世界選手権出場を目指し、8月28日からチーム合宿を離れて西出仁明ヘッドコーチとともにクロアチアとスペインを転戦。その際にはinゼリーを箱ごと持参して摂取していたという。 「走る30分前にはinゼリーのエネルギーを、練習後にはプロテインを飲みます。試合の時にはinゼリーの『プロテイン10000』を自分で購入して、レース後30分以内には飲むようにしています」(阪口)  また、阪口にはこだわりの調整方法がある。「ヒートショックプロテイン入浴法」というもので、入浴を20分→アイシングを20分→入浴を20分と交互に行うことで、細胞の修復を活性化するのが狙いだ。 「高校生の時から取り入れていて、試合の2日前にやっておくと身体が動きやすいと感じます」(阪口)  その他にも阪口はスーパーフードと呼ばれるチアシードやナッツを食べるなど、「良いと思うものは取り入れていくべき」と貪欲な姿勢で次のステージを見据える。卒業後は米国に拠点を移すことも考えている東海大のエースは、9月の紋別合宿では各自ジョグの日に3回も30kmを走るなど、学生駅伝にも手を抜くつもりはない。  では、それぞれに工夫をしながら過ごした夏の成果はどうなのか。東海大は貧血対策としてヘム鉄のタブレットを摂取するほか、採血をしなくても血液の状態を毎日モニタリングできる機器を導入しており、アメリカ合宿の初日と最終日には血液検査も実施。その結果、「歴然とした違い」(両角監督)が数値として表れているという。  箱根駅伝王者・東海大の強さの秘密は、緻密なトレーニングに加え、それを完遂するためのコンディショニングも大きな要因と言えそうだ。 さまざまな工夫をして日々のコンディションを整えている阪口竜平。inゼリー プロテインは京都・洛南高時代から愛用している前編はこちら> <関連リンク> ・森永製菓「inゼリー」第2弾 レースで最大限の力を発揮するために第3弾 正月の大舞台へ、秋冬の「鍛錬期」をいかに過ごすか ・こちらの記事は『月刊陸上競技』2019年11月号に掲載しています ・現在発売中の2019年12月号では「第2弾 レースで最大限の力を発揮するために」を掲載しています

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、2025年度事業計画書を発表した。 9月13日の大会開幕まで半年を切り、「ここまで準備を順調に進めてきた」と武市敬事務総長。計画には「本番に向けての運営トレーニングでの […]

NEWS 世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

2025.03.26

世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、300mハードルを公式種目として承認し、競技規則に記載することを発表した。 日本ではすでに国スポなどで実施されている300mハードルだが、今後は世界陸連の記 […]

NEWS 世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

2025.03.26

世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、トランスジェンダーなどの選手に関する作業部会から出された提言を承認し、女子種目に出場する選手に対して事前資格審査制を導入するとした。 女子カテゴリーでの種目 […]

NEWS 世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定!  26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

2025.03.26

世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定! 26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

世界陸連(WA)は3月24、25日に評議会を開催し、今後の世界大会の開催日時やルールの改定について発表した。 新たに開催場所が決まったのは26年世界リレーと28年世界リレー、26年世界競歩チーム選手権の3大会。26年の世 […]

NEWS 箱根駅伝予選会のスタート時刻を変更「温暖化の影響による選手の安全確保」

2025.03.25

箱根駅伝予選会のスタート時刻を変更「温暖化の影響による選手の安全確保」

関東学生陸上競技連盟は3月25日、箱根駅伝予選会のスタート時刻について、次回から変更すると発表した。 前回までは午前9時35分スタートだったが、第102回大会予選会から午前8時30分スタートと、約1時間前倒しする。 「温 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top