◇エディオン ディスタンスチャレンジin京都2021(12月10日/京都・たけびしスタジアム京都)
京都で行われた記録会女子5000mに有力選手がそろって出場。19年ドーハ世界選手権代表の木村友香(資生堂)が日本歴代6位となる15分02秒48をマークした(2着)。来年のオレゴン世界選手権の参加標準記録(15分10秒00)を突破。廣中璃梨佳(日本郵政グループ)、萩谷楓(エディオン)、田中希実(豊田自動織機TC)、佐藤早也伽(積水化学)に次ぐ5人目となる。
木村のそれまでのベストは17年の15分12秒47で、以降はケガなどもあり昨年は15分51秒92など不調の時期も長かった。今季は9月に15分15秒70をマークして復調気配を見せると、10月のプリンセス駅伝で1区区間新、先月のクイーンズ駅伝では1区2位でチームの2位に貢献した。
前日に日本陸連アスレティックス・アワードに出席していた田中も帰京して出場。15分04秒10と自己6番目の好タイムをマークした。また、3000m障害でも活躍する森智香子(積水化学)が15分21秒42の大幅自己新と、クイーンズ駅伝優勝に貢献した勢いをトラックにも生かした。
同レース1着はカマウ・タビタ・ジェリ(三井住友海上)で15分00秒68。
■女子5000m日本歴代5傑+1
14.52.84 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)21.8.2
14.53.22 福士加代子(ワコール)05.7.8
14.55.83 新谷 仁美(積水化学)20.9.20
14.59.36 萩谷 楓(エディオン)21.9.26
14.59.93 田中 希実(豊田自動織機TC)21.7.30
15.02.48 木村 友香(資生堂) 21.12.10
※記事を訂正しました。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.30
関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場
2025.03.30
優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン
-
2025.03.30
-
2025.03.29
-
2025.03.29
-
2025.03.25
-
2025.03.23
-
2025.03.23
-
2025.03.19
-
2025.03.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.30
【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.30
関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場
The TENが3月29日に米国・カリフォルニア州で行われ、男子10000mに出場した関口絢太(SGホールディングス)が28分07秒46の組5着だった。 関口は立教大出身で、昨年の箱根駅伝は10区区間3位。卒業後にSGホ […]
2025.03.30
丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権
アジアマラソン選手権が3月30日、中国・浙江省嘉興で行われ、男子は丸山竜也(トヨタ自動車)が2時間11分51秒の3位に入った。 丸山は10km付近でやや先頭集団から離されそうになるものの、すぐに追いつき、横田俊吾(JR東 […]
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報