HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.12.10

【箱根駅伝エントリー】全日本13位からの挽回を期す帝京大 エース遠藤大地、前回5区区間賞の細谷翔馬ら4年生7人がメンバー入りケガの三原は間に合わず
【箱根駅伝エントリー】全日本13位からの挽回を期す帝京大 エース遠藤大地、前回5区区間賞の細谷翔馬ら4年生7人がメンバー入りケガの三原は間に合わず


第98回箱根駅伝(2022年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。

前回までで4年連続でシード権を獲得している帝京大は、3年連続3区を務め同区の日本人最速タイムを持つ遠藤大地(4年)、前回5区区間賞の細谷翔馬(4年)、同9区3位で主将の橋本尚斗(4年)らチームの柱となる選手たちが順当にエントリーされた。その他にも、たたき上げのチームらしく、4年生が最多の7人メンバー入りした。

箱根経験者では、前回6区でレース中に右足疲労骨折のアクシデントに遭った三原魁人(4年)がメンバーから外れた。また、底上げが課題とされていたが下級生からは、10000m28分台をもつ小野隆一朗(2年)、西脇翔太(2年)、福島渉太(1年)らが入った。

近年、駅伝では安定して結果を残してきたが、今季の全日本では序盤の出遅れを挽回できず13位と久々にふたケタ順位に終わっている。だが、11月23日の学連記録挑戦会では自己記録を更新する選手が続出し、10000m28分台はチーム史上最多の9人。この勢いを箱根につなげ、過去最高順位となる3位以内を目指す。

12月29日に区間エントリー10人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。

■帝京大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校)
◎前回8位、出雲8位、全日本13位
遠藤 大地(4年/古川工高・宮城)
寺嶌 渓一(4年/前橋育英高・群馬)
中村 風馬(4年/草津東高・滋賀)
橋本 尚斗(4年/鳴門高・徳島)主将
細谷 翔馬(4年/東北高・宮城)
森田 瑛介(4年/前橋育英高・群馬)
安村 晴樹(4年/西京高・山口)
新井 大貴(3年/前橋育英高・群馬)
北野 開平(3年/須磨学園高・兵庫)
元永好多朗(3年/宇部高専高・山口)
大吉 優亮(2年/市船橋高・千葉)
小野隆一朗(2年/北海道栄高・北海道)
末次 海斗(2年/鳥栖工高・佐賀)
西脇 翔太(2年/名経大高蔵高・愛知)
小林 大晟(1年/鎮西学院高・長崎)
福島 渉太(1年/小林高・宮崎)

広告の下にコンテンツが続きます
第98回箱根駅伝(2022年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。 前回までで4年連続でシード権を獲得している帝京大は、3年連続3区を務め同区の日本人最速タイムを持つ遠藤大地(4年)、前回5区区間賞の細谷翔馬(4年)、同9区3位で主将の橋本尚斗(4年)らチームの柱となる選手たちが順当にエントリーされた。その他にも、たたき上げのチームらしく、4年生が最多の7人メンバー入りした。 箱根経験者では、前回6区でレース中に右足疲労骨折のアクシデントに遭った三原魁人(4年)がメンバーから外れた。また、底上げが課題とされていたが下級生からは、10000m28分台をもつ小野隆一朗(2年)、西脇翔太(2年)、福島渉太(1年)らが入った。 近年、駅伝では安定して結果を残してきたが、今季の全日本では序盤の出遅れを挽回できず13位と久々にふたケタ順位に終わっている。だが、11月23日の学連記録挑戦会では自己記録を更新する選手が続出し、10000m28分台はチーム史上最多の9人。この勢いを箱根につなげ、過去最高順位となる3位以内を目指す。 12月29日に区間エントリー10人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。 ■帝京大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校) ◎前回8位、出雲8位、全日本13位 遠藤 大地(4年/古川工高・宮城) 寺嶌 渓一(4年/前橋育英高・群馬) 中村 風馬(4年/草津東高・滋賀) 橋本 尚斗(4年/鳴門高・徳島)主将 細谷 翔馬(4年/東北高・宮城) 森田 瑛介(4年/前橋育英高・群馬) 安村 晴樹(4年/西京高・山口) 新井 大貴(3年/前橋育英高・群馬) 北野 開平(3年/須磨学園高・兵庫) 元永好多朗(3年/宇部高専高・山口) 大吉 優亮(2年/市船橋高・千葉) 小野隆一朗(2年/北海道栄高・北海道) 末次 海斗(2年/鳥栖工高・佐賀) 西脇 翔太(2年/名経大高蔵高・愛知) 小林 大晟(1年/鎮西学院高・長崎) 福島 渉太(1年/小林高・宮崎)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top