日本陸連は11月8日、「サトウ食品日本グランプリシリーズ」の2021シーズン・シリーズチャンピオンと種目別チャンピオンを発表。男子は110mハードルの金井大旺(ミズノ)、女子は100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)がそれぞれシリーズチャンピオンの座に就いた。
日本グランプリシリーズは織田記念や兵庫リレーカーニバルなど指定大会(10大会)と、日本選手権などポイント対象大会(4大会)において、競技成績と記録をポイント化し、シリーズポイントによって争われる。以前からグランプリシリーズとして大会が各地で行われていたが、2018年から現行のかたちで実施。今年度はシリーズ指定大会が10大会、ポイント対象大会が4大会が開催された。
金井は4月の織田記念で13秒16の当時日本新記録を樹立。6月の布勢スプリントでも優勝するなど、各大会でポイントを獲得。寺田も同じく織田記念で12秒96の当時日本記録をマークし、6月の木南記念ではさらに12秒87と日本記録を更新し、布勢スプリントでもハイパフォーマンスを披露した。ともに東京五輪にも出場し、準決勝に進出している。
「シリーズチャンピオン」には強化費100万円、サトウ食品商品1年分が贈呈され、2021年12月に行われるJAAFアスレティックス・アワード2021で表彰される。また、「種目別チャンピオン」には、サトウ食品商品半年分が贈呈される。受賞者は以下の通り。
●日本GPシリーズ・シリーズチャンピオン
男子
110mH 金井大旺(ミズノ)
女子
100mH 寺田明日香(ジャパンクリエイト)
●種目別チャンピオン
男子
100m山縣亮太(セイコー)
200m小池祐貴(住友電工)
400m川端魁人(三重教員AC)
800m源裕貴(環太平洋大学)
1500m河村一輝(トーエネック)
5000m高田康暉(住友電工)
10000m田澤廉(駒大)
110mH金井大旺(ミズノ)
400mH黒川和樹(法大)
3000m障害 青木涼真(Honda)
走高跳 衛藤昂(味の素AGF)
棒高跳 竹川倖生(丸元産業)
走幅跳 橋岡優輝(富士通)
三段跳 山下祐樹(Break Parking)
砲丸投 佐藤征平(新潟アルビレックスRC)
円盤投 堤雄司(ALSOK群馬)
ハンマー投 木村友大(ゼンリン)
やり投 小南拓人(染めQ)
十種競技 清水剛士(三重陸協)
女子
100m君嶋愛梨沙(土木管理総合)
200m兒玉芽生(福岡大)
400m小林茉由(J.VIC)
800m北村夢(エディオン)
1500m田中希実(豊田自動織機TC)
5000m田邉美咲(三井住友海上)
10000m廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
100mH寺田明日香(ジャパンクリエイト)
400mH宇都宮絵莉(長谷川体育施設)
3000m障害 山中柚乃(愛媛銀行)
走高跳 高橋渚(日大)
棒高跳 那須眞由(籠谷)
走幅跳 秦澄美鈴(シバタ工業)
三段跳 森本麻里子(内田建設AC)
砲丸投 大野史佳(埼玉大)
円盤投 郡菜々佳(九州共立大院)
ハンマー投 渡邊茜(丸和運輸機関)
やり投 上田百寧(福岡大)
七種競技 山崎有紀(スズキ)
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