2021.10.13
10月31日(日)に宮城県仙台市で行われる第39回全日本大学女子駅伝のエントリーが発表された。
5連覇を目指す名城大は10000mの日本学生記録(31分22秒34)保持者・小林成美(3年)、入学時から駅伝で負けなしの4年生コンビ、主将・主将の和田有菜と副主将の髙松智美ムセンビらが順当に登録された。前回Vメンバー6人中5人が健在で、新戦力も着実に台頭。立命大(2011~15年)以来、史上2校目の金字塔に向けて盤石の布陣か。
その女王を追うと見られる大東大、日体大、立命大も主力がきっちりとエントリーされた。
2013年以降の8大会で2位7回の大東大は、1年時から3年連続区間賞の大黒柱・鈴木優花(4年)、2019年ドーハ世界選手権3000m障害代表の吉村玲美(3年)を中心に、1年生を5人抜擢。5年連続で最長区間5区を走った大学院2年の関谷夏希は登録されなかった。
日体大も前回2区区間賞の保坂晴子(2年)ら、前回3位メンバー全員をエントリー。さらに、9月の日本インカレ5000mで3位に食い込んだルーキー・山﨑りさも加わり、29年ぶりに過去最高位に並んだ前回以上の躍進への体制が整った様子。
立命大も17年続いたトップスリーの座から陥落した前回からの巻き返しを期し、エース・飛田凜香(3年)、5年ぶり関西学生女子駅伝優勝の原動力となった小林朝(2年)、村松灯、中地こころ(ともに1年)らが登録された。
このほか、日本インカレ5000m優勝の拓大のスーパールーキー・不破聖衣来をはじめ、上位やシード権獲得を狙う各校の主軸選手たちも順当にエントリーされている。
レースは12時10分に宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート、仙台市役所前市民広場にフィニッシュする6区間38.1㎞で開催。杜の都を舞台に、学生ランナーたちの熱戦に注目が集まる。
第39回全日本大学女子駅伝出場校
■シード校
名 城 大 23年連続23回目
大 東 大 11年連続11回目
日 体 大 10年連続33回目
立 命 大 32年連続32回目
関 大 14年連続14回目
大阪学大 13年連続28回目
城 西 大 27年連続28回目
松 山 大 14年連続14回目
■北海道
札幌国際大 5年連続5回目
■東 北
東北福祉大 15年連続19回目
石巻専修大 2年ぶり5回目
■関 東
筑 波 大 7年ぶり25回目
拓 大 4年連続4回目
順 大 2年連続28回目
中 大 3年連続30回目
■北信越
新潟医療福祉大 10年連続10回目
■東 海
中京学大 3年連続3回目
中 京 大 3年ぶり35回目
■関 西
大阪芸大 6年連続9回目
佛 教 大 4年連続20回目
関西外大 2年連続7回目
兵 庫 大 2年ぶり2回目
■中国四国
環太平洋大 3年連続4回目
■九 州
福 岡 大 12年連続33回目
鹿屋体大 2年連続17回目
■オープン
東北学連選抜

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!
2025.02.22
JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン
2025.02.22
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位
-
2025.02.22
-
2025.02.22
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.22
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!
2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]
2025.02.22
JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン
◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]
2025.02.22
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位
2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]
2025.02.22
円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]
2025.02.22
「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン
◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝