HOME ニュース、海外

2021.10.01

ロンドン五輪走幅跳金のラザフォードがボブスレー挑戦 来年の北京五輪で英国初の夏冬メダルを目指す
ロンドン五輪走幅跳金のラザフォードがボブスレー挑戦 来年の北京五輪で英国初の夏冬メダルを目指す


2012年ロンドン五輪男子走幅跳の金メダリスト・G.ラザフォード(英国)がボブスレーで来年の北京冬季五輪の出場権獲得へ向け、英国のボブスレーチームに選出されていることがわかった。自身のInstagramで英国の国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)ワールドカップサーキットの4人乗りボブスレーチームの一員に選ばれたことを発表している。

2022年北京冬季五輪に出場するためには、今年から来年にかけて各地で開催されるワールドカップで7回の予選大会のうち、少なくとも3回でトップ12に入る必要がある。

1986年11月生まれで、現在34歳のラザフォードはロンドン五輪の他、15年北京世界選手権でも金メダルを獲得。16年リオ五輪では銅メダルだった。ケガを理由に18年に引退したが、今年4月にボブスレーを始めた。英国では初となる夏季、冬季両方での五輪メダル獲得者を目指している。

過去にも陸上からボブスレーに転向したケースは多数あり、アテネ五輪女子100m銀メダル、12年ロンドン五輪4×100mリレー金メダルメンバーのL.ウィリアムス(米国)は14年ソチ冬季五輪のボブスレー2人乗りで銀メダルを獲得している。

日本では男子短距離の宮崎久が14年ソチ五輪の日本代表に選ばれており、現役選手でも女子短距離の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が17年ボブスレー世界選手権の2人乗りで日本勢初となる7位入賞を果たした。また、女子三段跳で日本選手権3連覇中の森本麻里子(内田建設)がボブスレーに取り組んだ経歴を持つ。

2012年ロンドン五輪男子走幅跳の金メダリスト・G.ラザフォード(英国)がボブスレーで来年の北京冬季五輪の出場権獲得へ向け、英国のボブスレーチームに選出されていることがわかった。自身のInstagramで英国の国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)ワールドカップサーキットの4人乗りボブスレーチームの一員に選ばれたことを発表している。 2022年北京冬季五輪に出場するためには、今年から来年にかけて各地で開催されるワールドカップで7回の予選大会のうち、少なくとも3回でトップ12に入る必要がある。 1986年11月生まれで、現在34歳のラザフォードはロンドン五輪の他、15年北京世界選手権でも金メダルを獲得。16年リオ五輪では銅メダルだった。ケガを理由に18年に引退したが、今年4月にボブスレーを始めた。英国では初となる夏季、冬季両方での五輪メダル獲得者を目指している。 過去にも陸上からボブスレーに転向したケースは多数あり、アテネ五輪女子100m銀メダル、12年ロンドン五輪4×100mリレー金メダルメンバーのL.ウィリアムス(米国)は14年ソチ冬季五輪のボブスレー2人乗りで銀メダルを獲得している。 日本では男子短距離の宮崎久が14年ソチ五輪の日本代表に選ばれており、現役選手でも女子短距離の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が17年ボブスレー世界選手権の2人乗りで日本勢初となる7位入賞を果たした。また、女子三段跳で日本選手権3連覇中の森本麻里子(内田建設)がボブスレーに取り組んだ経歴を持つ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top