HOME 駅伝

2021.09.25

立命大が後半に底力発揮して5年ぶり12回目のV、京産大の全日本連続出場が27でストップ/関西学生対校女子駅伝
立命大が後半に底力発揮して5年ぶり12回目のV、京産大の全日本連続出場が27でストップ/関西学生対校女子駅伝


全日本大学女子駅伝対校選手権(10月31日/宮城・仙台)の関西地区予選を兼ねた第31回関西学生対校女子駅伝が9月25日、兵庫・神戸しあわせの村周回コース(6区間30.0km)で17チームが参加して行われた。前回3位の立命大が4区で先頭を奪い返すとその後も安定した走りで後続を突き放し、1時間39分57秒で5年ぶりの頂点に立ち、最多優勝回数を12度に更新した。

1分20秒差の2位には、大阪芸大が入り過去最高順位。連覇を目指した関西大は大阪芸大から11秒差の3位に終わった。すでにシード権を持つ立命大、関西大、今回は10位に終わった大阪学大に加え、今回2位の大阪芸大、4位の佛教大、5位の関西外大、6位の兵庫大の4チームが全日本大学女子駅伝の出場権を獲得。一方で京産大は8位に終わり連続出場は27回で止まった。

立命大は2区でルーキー・村松灯が区間賞を獲得する快走で5位からトップに浮上。3区で2位に下がったが、4区で平岡美帆(3年)が逆転。その後は5区中地こころ(1年)、6区小林朝(2年)が連続区間賞でリードを広げ、2位以下を突き放した。

3区を務めた飛田凜香主将(3年)は「前半から立命大らしい積極的な攻めのレースができました。伝統を継承しつつもそれにこだわるのではなく、新しい挑戦を続けています。全国でも感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって臨みたいです」と話していた。

また各校のエースが集った3区は、1週間前の日本インカレ5000mでトップフィニッシュしながらも、スタート直後に縁石を踏んで(レーン侵害)失格となっていた明治国際医療大のシェイラ・チェロティチ(1年)が21分15秒で区間賞を獲得した。

■第31回関西学生対校女子駅伝
●上位10位
(★はシード、☆は今大会での出場権獲得)
1位 立命大★ 1.39.57
2位 大阪芸大☆ 1.41.17
3位 関西大★ 1.41.28
4位 佛教大☆ 1.41.56
5位 関西外大☆ 1.42.10
6位 兵庫大☆ 1.42.29
7位 光華女大 1.43.18
8位 京産大 1.44.04
9位 神戸学院大 1.44.40
10位 大阪学大★ 1.45.55

●区間賞
1区(3.9km) 若井莉央(京産大4年) 12.50
2区(3.3km) 村松 灯(立命大1年) 10.29
3区(6.5km) シェイラ・チェロティチ(明治国際医療大1年) 21.15
4区(6.5km) 矢尾桃子(関西外大3年) 21.52
5区(3.3km) 中地こころ(立命大1年) 10.34
6区(6.5km) 小林 朝(立命大2年) 22.01

なお、本大会は10月31日(日)に開催予定。北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の各地区代表に前回大会のシード校(上位8チーム)を加えた25校が駅伝日本一を懸けて激しいバトルを繰り広げる。

■シード校(前回上位8校)
名城大学     23大会連続23回目
大東文化大学   11大会連続11回目
日本体育大学    10大会連続33回目
立命館大学   32大会連続 32回目
関西大学    14大会連続14回目
大阪学院大学   13大会連続28回目
城西大学    27大会連続28回目
松山大学     14大会連続14回目

■各地区代表校(25日時点判明分)
<北海道>
札幌国際大学   5大会連続5回目
<関東>
筑波大学     7大会ぶり25回目
拓殖大学   4大会連続4回目
順天堂大学    2大会連続28回目
中央大学     3大会連続30回目
<北信越>
新潟医療福祉大学    10大会連続10回目
<東海>
中京学院大学  3大会連続3回目
中京大学    3大会ぶり35回目
<関西>
大阪芸術大学   6大会連続9回目
佛教大学   4大会連続20回目
関西外語大学  2大会連続7回目
兵庫大学   2大会ぶり2回目
<中国四国>
環太平洋大学  3大会連続4回目

■各地区選考会情報
東 北・・・9月27日(月)
九 州・・・書類選考 ※申し込み締め切り9月25日(土)

■第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会
10月31日 宮城・仙台市  6区間 38.1km
大会HP

全日本大学女子駅伝対校選手権(10月31日/宮城・仙台)の関西地区予選を兼ねた第31回関西学生対校女子駅伝が9月25日、兵庫・神戸しあわせの村周回コース(6区間30.0km)で17チームが参加して行われた。前回3位の立命大が4区で先頭を奪い返すとその後も安定した走りで後続を突き放し、1時間39分57秒で5年ぶりの頂点に立ち、最多優勝回数を12度に更新した。 1分20秒差の2位には、大阪芸大が入り過去最高順位。連覇を目指した関西大は大阪芸大から11秒差の3位に終わった。すでにシード権を持つ立命大、関西大、今回は10位に終わった大阪学大に加え、今回2位の大阪芸大、4位の佛教大、5位の関西外大、6位の兵庫大の4チームが全日本大学女子駅伝の出場権を獲得。一方で京産大は8位に終わり連続出場は27回で止まった。 立命大は2区でルーキー・村松灯が区間賞を獲得する快走で5位からトップに浮上。3区で2位に下がったが、4区で平岡美帆(3年)が逆転。その後は5区中地こころ(1年)、6区小林朝(2年)が連続区間賞でリードを広げ、2位以下を突き放した。 3区を務めた飛田凜香主将(3年)は「前半から立命大らしい積極的な攻めのレースができました。伝統を継承しつつもそれにこだわるのではなく、新しい挑戦を続けています。全国でも感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって臨みたいです」と話していた。 また各校のエースが集った3区は、1週間前の日本インカレ5000mでトップフィニッシュしながらも、スタート直後に縁石を踏んで(レーン侵害)失格となっていた明治国際医療大のシェイラ・チェロティチ(1年)が21分15秒で区間賞を獲得した。 ■第31回関西学生対校女子駅伝 ●上位10位 (★はシード、☆は今大会での出場権獲得) 1位 立命大★ 1.39.57 2位 大阪芸大☆ 1.41.17 3位 関西大★ 1.41.28 4位 佛教大☆ 1.41.56 5位 関西外大☆ 1.42.10 6位 兵庫大☆ 1.42.29 7位 光華女大 1.43.18 8位 京産大 1.44.04 9位 神戸学院大 1.44.40 10位 大阪学大★ 1.45.55 ●区間賞 1区(3.9km) 若井莉央(京産大4年) 12.50 2区(3.3km) 村松 灯(立命大1年) 10.29 3区(6.5km) シェイラ・チェロティチ(明治国際医療大1年) 21.15 4区(6.5km) 矢尾桃子(関西外大3年) 21.52 5区(3.3km) 中地こころ(立命大1年) 10.34 6区(6.5km) 小林 朝(立命大2年) 22.01 なお、本大会は10月31日(日)に開催予定。北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の各地区代表に前回大会のシード校(上位8チーム)を加えた25校が駅伝日本一を懸けて激しいバトルを繰り広げる。 ■シード校(前回上位8校) 名城大学     23大会連続23回目 大東文化大学   11大会連続11回目 日本体育大学    10大会連続33回目 立命館大学   32大会連続 32回目 関西大学    14大会連続14回目 大阪学院大学   13大会連続28回目 城西大学    27大会連続28回目 松山大学     14大会連続14回目 ■各地区代表校(25日時点判明分) <北海道> 札幌国際大学   5大会連続5回目 <関東> 筑波大学     7大会ぶり25回目 拓殖大学   4大会連続4回目 順天堂大学    2大会連続28回目 中央大学     3大会連続30回目 <北信越> 新潟医療福祉大学    10大会連続10回目 <東海> 中京学院大学  3大会連続3回目 中京大学    3大会ぶり35回目 <関西> 大阪芸術大学   6大会連続9回目 佛教大学   4大会連続20回目 関西外語大学  2大会連続7回目 兵庫大学   2大会ぶり2回目 <中国四国> 環太平洋大学  3大会連続4回目 ■各地区選考会情報 東 北・・・9月27日(月) 九 州・・・書類選考 ※申し込み締め切り9月25日(土) ■第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 10月31日 宮城・仙台市  6区間 38.1km 大会HP

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top