2017年ロンドン世界選手権男子50km競歩の銅メダリストの小林快(新潟アルビレックスRC)が9月10日、所属先を通じて今季限りでの現役引退を発表した。
小林は秋田県出身。秋田工高時代は長距離選手の傍ら、1年時から競歩にも取り組み、3年生だった10年沖縄インターハイ5000m競歩で2位。また、同年の全国高校駅伝にも出場し、6区を区間17位で駆け抜けた。
早大に入学すると当初は箱根駅伝出場を目指していたが、2年生の途中から競歩を再びはじめ、12年日本インカレ10000m競歩で4位。14年日本学生個人選手権10000m競歩で初の全国優勝を飾り、同年日本インカレ10000m競歩は2位という成績を収めた。卒業前の15年2月全日本競歩能美大会20kmでは1時間19分12秒の自己ベストで4位に入っている。
15年に春にビックカメラに入社。16年10月の全日本50km競歩高畠大会で初50kmながら優勝した。翌年のロンドン世界選手権代表に選出され、本番では3時間41分19秒の自己新で銅メダルを獲得し、銀メダルの荒井広宙(自衛隊体育学校/現・富士通)とともに表彰台に上がった。
19年春に新潟アルビレックスRCへ移籍。東京五輪代表を目指したものの、代表選考会となった今年4月の日本選手権50kmで3位に終わって代表補欠にとどまり、本番は出場することはなかった。
小林は所属先を通じて「たくさんのサポートと協力し合う仲間たちがいたからこそ、実現できたことだと痛感しています。周りがやっているから、先人がやってきたからではなく、今自分に本当に必要なことを常に考え、そして体現してきたことが私の競技人生最大の誇りです。オリンピックでメダルを獲得するという目標を達成することはできませんでしたが、自分としてもこれ以上なかったと胸を張れる取り組みをしてくることができました。目標とする大会が1年延びるという中でも変わらずのサポートをしてくださったことは、感謝してもしきれません。これからも陸上競技に携わって参りたいと思います。いつも温かく応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」とコメントしている。
9月25日の全日本実業団対抗選手権5000m競歩(大阪・ヤンマースタジアム長居)にエントリーしており、現役ラストレースとなる見込み。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.02
ノーリツに兵庫大の福永愛佳が加入!「クイーンズ駅伝、日本選手権出場を目標」
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
2025.04.01
豊田自動織機にクイーンズ駅伝1区区間賞の岡本春美、全中Vの川西みちら5人が加入!
2025.04.01
ロジスティードに平林清澄、石塚陽士ら大卒ルーキー4名入社!市田宏も移籍し、5名が新加入
-
2025.03.31
-
2025.03.23
-
2025.04.01
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.02
青学大・箱根駅伝1区の宇田川瞬矢が5000m全体トップ ルーキー・椙山一颯も13分台/絆記録会
第14回絆記録挑戦会が4月2日、東京・町田GIONスタジアムで行われ、箱根駅伝で総合2連覇を飾った青学大の選手が多数出場した。 男子5000mではOBも含めて最終の3組で上位を独占。箱根駅伝で1区を担った宇田川瞬矢(4年 […]
2025.04.02
ノーリツに兵庫大の福永愛佳が加入!「クイーンズ駅伝、日本選手権出場を目標」
ノーリツは4月1日、兵庫大の福永愛佳が加入したことを、部のHPやSNSを通じて報告した。 福永は兵庫・須磨学園高出身。2020年の全国高校駅伝では3区2位と好走し、チームの6位入賞に貢献した。兵庫大に進学後も主力として活 […]
2025.04.02
レデイ薬局に福岡大・山口純平、松山大・松浦慶太が加入! 「社会人アスリートとして覚悟を持って」
レデイ薬局陸上部は4月1日、チームのSNSで福岡大卒の山口純平と松山大卒の松浦慶太が新たに入部すると発表した。 広島県出身の山口は、西条農高1年時に4×400mリレーのメンバーとしてインターハイを経験。福岡大では4年連続 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報