HOME ニュース、海外

2021.08.29

女子ハーフマラソンで驚異の世界新!エチオピアのイェフアラウが1時間3分43秒で初の「サブ4」
女子ハーフマラソンで驚異の世界新!エチオピアのイェフアラウが1時間3分43秒で初の「サブ4」

8月29日に北アイルランドで開催されたアントリムコースト・ハーフマラソンで、Y.イェフアラウ(エチオピア)が女子選手では史上初の1時間4分切りとなる1時間3分43秒の世界新記録を樹立した。従来の世界記録は今年4月にR.チェプンゲティチ(ケニア)がマークした1時間4分02秒だった。

イェフアラウはトラックやマラソンでの五輪・世界選手権出場経験はないものの、ハーフマラソンで実績を重ねてきた22歳。男子マラソンの世界記録保持者であるエリウド・キプチョゲ(ケニア)らが所属するNNランニングチームの一員として力をつけると、昨年10月の世界ハーフマラソン選手権で3位、同11月には当時世界歴代2位の1時間4分46秒をマークするなど世界トップクラスにのし上がった。

今年は4月に1時間4分40秒と記録を短縮すると、6月のエチオピア五輪10000m代表選考トライアルでは4位に敗れながら、30分20秒77と大幅に自己記録を更新。この日はペースメーカーについて5kmを15分05秒、10kmを30分22秒、15km地点でも45分24秒とペースは衰えず、ドーハ世界選手権のマラソン金メダリストであるチェプンゲティチの記録を19秒塗り替えた。

この種目の日本記録は、昨年1月に新谷仁美(積水化学)が樹立した1時間6分38秒。

8月29日に北アイルランドで開催されたアントリムコースト・ハーフマラソンで、Y.イェフアラウ(エチオピア)が女子選手では史上初の1時間4分切りとなる1時間3分43秒の世界新記録を樹立した。従来の世界記録は今年4月にR.チェプンゲティチ(ケニア)がマークした1時間4分02秒だった。 イェフアラウはトラックやマラソンでの五輪・世界選手権出場経験はないものの、ハーフマラソンで実績を重ねてきた22歳。男子マラソンの世界記録保持者であるエリウド・キプチョゲ(ケニア)らが所属するNNランニングチームの一員として力をつけると、昨年10月の世界ハーフマラソン選手権で3位、同11月には当時世界歴代2位の1時間4分46秒をマークするなど世界トップクラスにのし上がった。 今年は4月に1時間4分40秒と記録を短縮すると、6月のエチオピア五輪10000m代表選考トライアルでは4位に敗れながら、30分20秒77と大幅に自己記録を更新。この日はペースメーカーについて5kmを15分05秒、10kmを30分22秒、15km地点でも45分24秒とペースは衰えず、ドーハ世界選手権のマラソン金メダリストであるチェプンゲティチの記録を19秒塗り替えた。 この種目の日本記録は、昨年1月に新谷仁美(積水化学)が樹立した1時間6分38秒。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top