HOME 東京五輪、日本代表、五輪
110mH金井大旺、最初で最後の五輪で準決勝進出!「懸ける思いが強い」
110mH金井大旺、最初で最後の五輪で準決勝進出!「懸ける思いが強い」


写真/時事

◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技5日目

陸上競技5日目のイブニングセッション、男子110mハードル予選に金井大旺(ミズノ)が出場。5組に入った金井は13秒41(+0.1)で3着。準決勝進出条件となる4着以内に入り準決勝進出を決めた。先に準決勝を決めた泉谷駿介(順大)に続いて、この種目で1964年東京五輪の安田寛一以来、57年ぶりとなる準決勝進出を果たした。

「ちょっと攻めの走りができなかった」と振り返るように、13秒41は今季の金井から見れば時計はかかったほう。「予選から流れを作りたかったですが、前半から流れが作れなかった」と冷静に分析する。

これまで2018年に16年ぶりに日本記録を更新するなど、第一人者として牽引。日本の110mハードルの扉を開いてきた金井だが、歯科医である父の跡を継ぐために今季で現役引退を決めている。金井にとってこれが最初で最後の五輪。「この試合に懸ける思いが強いので、明日の準決勝はしっかり修正して臨みたい」。全体のレベルを考えれば、金井の走りができれば夢のファイナルに十分に届く。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技5日目 陸上競技5日目のイブニングセッション、男子110mハードル予選に金井大旺(ミズノ)が出場。5組に入った金井は13秒41(+0.1)で3着。準決勝進出条件となる4着以内に入り準決勝進出を決めた。先に準決勝を決めた泉谷駿介(順大)に続いて、この種目で1964年東京五輪の安田寛一以来、57年ぶりとなる準決勝進出を果たした。 「ちょっと攻めの走りができなかった」と振り返るように、13秒41は今季の金井から見れば時計はかかったほう。「予選から流れを作りたかったですが、前半から流れが作れなかった」と冷静に分析する。 これまで2018年に16年ぶりに日本記録を更新するなど、第一人者として牽引。日本の110mハードルの扉を開いてきた金井だが、歯科医である父の跡を継ぐために今季で現役引退を決めている。金井にとってこれが最初で最後の五輪。「この試合に懸ける思いが強いので、明日の準決勝はしっかり修正して臨みたい」。全体のレベルを考えれば、金井の走りができれば夢のファイナルに十分に届く。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.24

積水化学が連覇か?日本郵政グループら女王奪還か?クイーンズ駅伝きょう12時15分号砲

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は今日、宮城県松島 […]

NEWS 中大が総合トップ 吉居駿恭が27分44秒48の大学新記録!! 2、3組も組トップ占める/MARCH対抗戦

2024.11.23

中大が総合トップ 吉居駿恭が27分44秒48の大学新記録!! 2、3組も組トップ占める/MARCH対抗戦

◇MARCH対抗戦2024(11月23日/東京・町田GIONスタジアム) 明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで争うMARCH対抗戦2024が行われ、最終の4組で青学大の鶴川正也(4年)が27分4 […]

NEWS 遠藤日向が7年ぶりの10000m「長く感じました」五輪逃した悔しさにじみ「来年飛躍できるように」/八王子LD

2024.11.23

遠藤日向が7年ぶりの10000m「長く感じました」五輪逃した悔しさにじみ「来年飛躍できるように」/八王子LD

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、最終8組はシン・ガルビア(インド)がインド新となる27分14秒88でトップを飾っ […]

NEWS 青学大・鶴川正也が27分43秒33でトップ! ラストの直線で逆転「絶対に勝ちきろうと思った」/MARCH対抗戦

2024.11.23

青学大・鶴川正也が27分43秒33でトップ! ラストの直線で逆転「絶対に勝ちきろうと思った」/MARCH対抗戦

◇MARCH対抗戦2024(11月23日/東京・町田GIONスタジアム) 明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで争うMARCH対抗戦2024が行われ、最終の4組で青学大の鶴川正也(4年)が27分4 […]

NEWS 鈴木芽吹 日本歴代5位の27分20秒33も「26分台出せず悔しい」/八王子LD

2024.11.23

鈴木芽吹 日本歴代5位の27分20秒33も「26分台出せず悔しい」/八王子LD

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、最終8組はシン・ガルビア(インド)がインド新となる27分14秒88でトップを飾っ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top