HOME 東京五輪、日本代表、五輪
10000m相澤晃が17位、伊藤達彦は22位 世界との差を痛感する結果に
10000m相澤晃が17位、伊藤達彦は22位 世界との差を痛感する結果に


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技1日目

陸上競技1日目のイブニングセッション、男子10000m決勝に相澤晃(旭化成)と伊藤達彦(Honda)が出場。相澤が28分18秒37で17位、伊藤は29分01秒31で22位に終わった。

陸上競技の初日、唯一の決勝種目だった男子10000m。レースはスローペースで進み、相澤と伊藤は中盤まで並走するかたちで集団についていた。

伊藤が「ペースの上げ下げが体感したことのないものだった」と、細かなペース変動に対応できず後退。相澤も中盤過ぎまで集団についていたが、「ペースアップについていくほど余裕がなかった」と、最後は力尽きた。

相澤は「まだまだ日本の男子長距離は世界との差が大きい」と実感。マラソンなどへの転向も見据えているものの「10000mを極めて勝負できるようにしたい」と力を込めた。初の五輪に「海外の選手は楽しんでいるように見えた。自分も次は楽しめるように準備していきたい」と語った。

伊藤は「相澤にも離され、世界とも差があった。情けない」と唇を噛む。「3日前まで緊張していなかったが、これがオリンピックなんだと実感した」と普段通りの走りが見せられなかった。

レースはラストスパート合戦を制したS.バレガ(エチオピア)が27分43秒22で金メダル。2位にドーハ世界選手権優勝で世界記録保持者のJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が27分43秒63で続き、同じくウガンダのJ.キプリモが27分43秒88で銅メダルを獲得した。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技1日目 陸上競技1日目のイブニングセッション、男子10000m決勝に相澤晃(旭化成)と伊藤達彦(Honda)が出場。相澤が28分18秒37で17位、伊藤は29分01秒31で22位に終わった。 陸上競技の初日、唯一の決勝種目だった男子10000m。レースはスローペースで進み、相澤と伊藤は中盤まで並走するかたちで集団についていた。 伊藤が「ペースの上げ下げが体感したことのないものだった」と、細かなペース変動に対応できず後退。相澤も中盤過ぎまで集団についていたが、「ペースアップについていくほど余裕がなかった」と、最後は力尽きた。 相澤は「まだまだ日本の男子長距離は世界との差が大きい」と実感。マラソンなどへの転向も見据えているものの「10000mを極めて勝負できるようにしたい」と力を込めた。初の五輪に「海外の選手は楽しんでいるように見えた。自分も次は楽しめるように準備していきたい」と語った。 伊藤は「相澤にも離され、世界とも差があった。情けない」と唇を噛む。「3日前まで緊張していなかったが、これがオリンピックなんだと実感した」と普段通りの走りが見せられなかった。 レースはラストスパート合戦を制したS.バレガ(エチオピア)が27分43秒22で金メダル。2位にドーハ世界選手権優勝で世界記録保持者のJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が27分43秒63で続き、同じくウガンダのJ.キプリモが27分43秒88で銅メダルを獲得した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

ヤマダホールディングス 2月就任の横山景監督が退任 プリンセス駅伝は複数選手のコンディション不良で出場断念 

ヤマダホールディングスは、女子中長距離ブロックを指導していた横山景監督が11月1日付で退任したことを、ホームページで明らかにした。 50歳の横山監督は東海大時代に箱根駅伝に3回出場。卒業後は雪印や富士通で競技を続け、19 […]

NEWS とくしまマラソン大会ゲストに東京五輪代表の相澤晃「楽しく走らせていただけること楽しみ」設楽兄弟らも参加

2024.11.22

とくしまマラソン大会ゲストに東京五輪代表の相澤晃「楽しく走らせていただけること楽しみ」設楽兄弟らも参加

とくしまマラソン実行委員会は11月21日、来年3月のとくしまマラソン2025の大会ゲストを発表した。 男子10000m前日本記録保持者で同東京五輪代表の相澤晃(旭化成)が参加。「この度、とくしまマラソンに初めて参加させて […]

NEWS 3000m障害・三浦龍司インタビュー「雰囲気をガラリと変えられるような選手になりたい」東京世界陸上のメダル争いに求められるものとは

2024.11.22

3000m障害・三浦龍司インタビュー「雰囲気をガラリと変えられるような選手になりたい」東京世界陸上のメダル争いに求められるものとは

男子3000m障害日本記録保持者で、今夏のパリ五輪8位入賞の三浦龍司(SUBARU)がインタビューに応じ、今シーズンを振り返った。 パリでは自己4番目となる8分11秒72をマークして8位入賞。前回の東京(7位)に続く2大 […]

NEWS 積水化学が連覇に再挑戦!日本郵政グループ、資生堂、第一生命グループが追う パリ五輪代表らの激突にも注目/クイーンズ駅伝見どころ

2024.11.22

積水化学が連覇に再挑戦!日本郵政グループ、資生堂、第一生命グループが追う パリ五輪代表らの激突にも注目/クイーンズ駅伝見どころ

第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)は11月24日、宮城県松島町の文化観光交流館前をスタート、仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)へフィニッシュする6区間42.195km […]

NEWS マキシマム クッショニングを搭載した新作ランニングシューズ「ナイキ ボメロ 18」が登場!

2024.11.22

マキシマム クッショニングを搭載した新作ランニングシューズ「ナイキ ボメロ 18」が登場!

ナイキは22日、全てのランナーに向け、マキシマム クッショニングとロードランニングの快適さに新しい基準をもたらす新作シューズ「ナイキ ボメロ 18」を発売することを発表した。 女性ランナーのニーズと詳細な意見を取り入れつ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top