HOME 東京五輪、日本代表、五輪
田中希実5000mは自己新の初14分台も予選敗退「ラストの流れに対応できず悔しい」
田中希実5000mは自己新の初14分台も予選敗退「ラストの流れに対応できず悔しい」


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技1日目

陸上競技1日目のイブニングセッション、女子5000m予選2組目に田中希実(豊田自動織機TC)が出場。自身初の14分台となる14分59秒93をマークしたが6着。1組目との総合結果によりタイムで拾われる5番目に入ることができず、予選敗退が決まった。

田中は序盤から3番手あたりにポジションを取り、1000m3分03秒、2000m6分06秒の先頭につく。ラスト1周まで予選通過ラインの5着を狙える位置についてスパート合戦に。「ラストで日本人が飛び出すことが多いが、今までやってきたラスト(の走り)がどれだけ通用するか確認したかった」とあえて、“スプリント勝負”を仕掛けた。

ドーハ世界選手権では15分を切れなかったこともあり「ラストの上がりで15分を切れたのは収穫」としながら、「15分を切れば決勝に行けると思っていたので…残念。それだけ世界のレベルが上がっていること」と語った。

なお、来年のユージン世界選手権の参加標準記録(15分10秒00)は突破。田中は1500mにも出場。8月2日の予選でリベンジを狙う。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技1日目 陸上競技1日目のイブニングセッション、女子5000m予選2組目に田中希実(豊田自動織機TC)が出場。自身初の14分台となる14分59秒93をマークしたが6着。1組目との総合結果によりタイムで拾われる5番目に入ることができず、予選敗退が決まった。 田中は序盤から3番手あたりにポジションを取り、1000m3分03秒、2000m6分06秒の先頭につく。ラスト1周まで予選通過ラインの5着を狙える位置についてスパート合戦に。「ラストで日本人が飛び出すことが多いが、今までやってきたラスト(の走り)がどれだけ通用するか確認したかった」とあえて、“スプリント勝負”を仕掛けた。 ドーハ世界選手権では15分を切れなかったこともあり「ラストの上がりで15分を切れたのは収穫」としながら、「15分を切れば決勝に行けると思っていたので…残念。それだけ世界のレベルが上がっていること」と語った。 なお、来年のユージン世界選手権の参加標準記録(15分10秒00)は突破。田中は1500mにも出場。8月2日の予選でリベンジを狙う。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]

NEWS 【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

2025.02.22

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU)   28分24秒 2位 井川龍人(旭化成)   28分25秒 3位 塩尻和 […]

NEWS 今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場

2025.02.22

今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場

第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]

NEWS 編集部コラム「奥が深い」

2025.02.21

編集部コラム「奥が深い」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」

2025.02.21

ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」

ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top