2021.07.30
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第105回「東京五輪ついに開幕!!!」(小川雅生)
7月23日に開幕した東京五輪。連日、さまざまな競技で日の丸を背負った選手たちが大活躍し、金メダリストが次々に誕生しています。
その大きな波が来ているなか、今日からいよいや陸上競技がスタート! ということで、今週のコラムはいつもと順番を少し入れ替えて、私が担当します。
先ほど国立競技場に到着して、スタンドからトラックを眺めに行きました。無観客ということにはなりましたが、ついに始まるんだという高揚感が湧いてきました。もちろん緊張感も。
それと同時に、やっと東京五輪が開催されるんだという感慨深い思いが込み上げます。
2013年9月7日に開催が決まったとき、旧国立競技場では日本インカレが行われていました。そこで当時慶大3年だった山縣亮太選手(現・セイコー)や、中大4年だった飯塚翔太選手(現・ミズノ)たちに7年後の抱負を聞きに行ったことを、昨日のことのように思い出します。
それから2020年まで、陸上界はもちろん、日本のスポーツ界はすべてにおいて「東京五輪に向けて」が枕詞としてつき、地元五輪を目指した取り組みが続いていきました。
ここでは語り尽くせないほど、いろんなことがありました。開催決定からここまで、順調に歩みを続けられた選手は1人としていません。大袈裟ではなく、命懸けの切磋琢磨が続けられました。
その中で昨年、コロナ禍の影響で1年延期が決定。ここで人生が大きく変わった選手がたくさんいます。「7年後」だったはずが「8年がかり」となった東京五輪への道。それがいかに長く、険しいものだったかは、1ヵ月前の日本選手権を振り返ればわかるでしょう。
重い緊張感の中で繰り広げられたトライアルには、選手たちの8年が映し出されていました。それを見てきたからこそ、今、スタンドから国立競技場を見渡した時に、いろんな感情が湧き出たのだと思います。
さあ、ようやくその時がやってきました。
選ばれし日本代表65名には、まずは自分のベストパフォーマンスを発揮してほしいです。その先にメダル、入賞、ファイナル、ラウンド突破、自己新、シーズンベストが待っているはずです。
その姿を、8月12日発売の9月号と月陸Onlineで余すことなくお届けするのが、私たちの東京五輪。締め切りは最終日の8月8日! これから10日間、編集部も選手たちとともに戦い抜きます!
小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、43歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
編集部コラム第104回「オリンピックの思い出とインターハイ」(松永)
編集部コラム第103回「五輪メダリストのトリビア」(大久保)
編集部コラム第102回「あたたかい目」(井上)
編集部コラム第101回「4年サイクル」(山本)
編集部コラム第100回「誰がために月陸はある」(向永)
編集部コラム第99回「『9』秒台」(小川)
編集部コラム第98回「いいわけ」(船越)
編集部コラム第97回「My Privacy」(松永)
編集部コラム第96回「追い風最高記録」(大久保)
編集部コラム第95回「競技会に必要なもの」(井上)
編集部コラム第94回「メンタルトレーニング」(山本)
編集部コラム第93回「努力は報われた」(向永)
編集部コラム第92回「2年ぶりの織田記念」(小川)
編集部コラム第91回「エゴイスト」(船越)
編集部コラム第90回「あらためて100m10秒台ってすごいタイムですよね??」(松永)
編集部コラム第89回「学生競技会の華 大学対校戦!」(大久保)
編集部コラム第88回「U20世界選手権の上位候補をリサーチ!」(井上)
編集部コラム第87回「編集部コラム「郷土の応援」(山本)
編集部コラム第86回「あこがれの松田耕作記者」(向永)
編集部コラム第85回「スポーツのチカラ」(小川)
編集部コラム第84回「初心」(船越)
編集部コラム第83回「高校生にとってのインターハイ」(松永)
編集部コラム第82回「2020年世界リストTop10入り日本人選手」(大久保)
編集部コラム第81回「〝きっかけ〟の提供を」(井上)
編集部コラム第80回「一番アツい夏」(山本)
編集部コラム第79回「前向きな言葉という魔法」(向永)
編集部コラム第78回「自分なりの『答え』を探す」(小川)
編集部コラム第77回「カメラマンの箱根駅伝」(船越)
編集部コラム第76回「専門誌記者の箱根駅伝」(松永)
編集部コラム第75回「データで見る箱根駅伝当日エントリー変更」(大久保)
編集部コラム第74回「2020年を振り返って」(井上)
編集部コラム第73回「プレッシャーとの向き合い方」(山本)
編集部コラム第72回「陸上競技のイメージを変えたい」(向永)
編集部コラム第71回「2020年ラストスパート!!」(小川)
編集部コラム第70回「理不尽なこと」(船越)
編集部コラム第69回「這い上がる」(松永)
編集部コラム第68回「都道府県対抗 男子十種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永)
編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川)
編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保)
編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永)
編集部コラム第40回「葛藤」(船越)
編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上)
編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永)
編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川)
編集部コラム第35回「善意」(船越)
編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永)
編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保)
編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上)
編集部コラム第31回「記録と順位」(山本)
編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永)
編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川)
編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越)
編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永)
編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保)
編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上)
編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本)
編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本)
編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永)
編集部コラム第22回「国立競技場」(小川)
編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越)
編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保)
編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上)
編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本)
編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永)
編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川)
編集部コラム第14回「初陣」(船越)
編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永)
編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保)
編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上)
編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
編集部コラム第8回「アナウンス」(小川)
編集部コラム第7回「ジンクス」(船越)
編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永)
編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保)
編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上)
編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)
第105回「東京五輪ついに開幕!!!」(小川雅生)
7月23日に開幕した東京五輪。連日、さまざまな競技で日の丸を背負った選手たちが大活躍し、金メダリストが次々に誕生しています。 その大きな波が来ているなか、今日からいよいや陸上競技がスタート! ということで、今週のコラムはいつもと順番を少し入れ替えて、私が担当します。 先ほど国立競技場に到着して、スタンドからトラックを眺めに行きました。無観客ということにはなりましたが、ついに始まるんだという高揚感が湧いてきました。もちろん緊張感も。 それと同時に、やっと東京五輪が開催されるんだという感慨深い思いが込み上げます。 2013年9月7日に開催が決まったとき、旧国立競技場では日本インカレが行われていました。そこで当時慶大3年だった山縣亮太選手(現・セイコー)や、中大4年だった飯塚翔太選手(現・ミズノ)たちに7年後の抱負を聞きに行ったことを、昨日のことのように思い出します。 それから2020年まで、陸上界はもちろん、日本のスポーツ界はすべてにおいて「東京五輪に向けて」が枕詞としてつき、地元五輪を目指した取り組みが続いていきました。 ここでは語り尽くせないほど、いろんなことがありました。開催決定からここまで、順調に歩みを続けられた選手は1人としていません。大袈裟ではなく、命懸けの切磋琢磨が続けられました。 その中で昨年、コロナ禍の影響で1年延期が決定。ここで人生が大きく変わった選手がたくさんいます。「7年後」だったはずが「8年がかり」となった東京五輪への道。それがいかに長く、険しいものだったかは、1ヵ月前の日本選手権を振り返ればわかるでしょう。 重い緊張感の中で繰り広げられたトライアルには、選手たちの8年が映し出されていました。それを見てきたからこそ、今、スタンドから国立競技場を見渡した時に、いろんな感情が湧き出たのだと思います。 さあ、ようやくその時がやってきました。 選ばれし日本代表65名には、まずは自分のベストパフォーマンスを発揮してほしいです。その先にメダル、入賞、ファイナル、ラウンド突破、自己新、シーズンベストが待っているはずです。 その姿を、8月12日発売の9月号と月陸Onlineで余すことなくお届けするのが、私たちの東京五輪。締め切りは最終日の8月8日! これから10日間、編集部も選手たちとともに戦い抜きます!小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、43歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
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