東京五輪の陸上競技が7月30日からいよいよスタートする。多田修平(住友電工)、山縣亮太(セイコー)、小池祐貴(住友電工)が挑む男子100m7月31日に予選、8月1日に準決勝と決勝が行われる。ファイナル進出となれば1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳以来となる。
初日のモーニングセッションは男子走高跳からスタート。戸邉直人(JAL)と衛藤昂(味の素AGF)が先陣を切る。日本勢のトラック最初の種目は男子3000m障害で、1組目に日本記録保持者の三浦龍司(順大)が登場。
リオ五輪で銀メダルを獲得し、2大会連続のメダルが期待される男子4×100mリレーは8月5日に予選、6日に決勝を迎える。札幌で行われるマラソンは8月7日に女子が実施され、五輪最終日の8月8日に男子がフィナーレを飾る。
日本選手団は男子43名、女子は22名の計65名。これまで1大会での金メダルの最高は1936年ベルリンと2004年アテネの2つ、メダルの最高獲得数は36年ベルリンの7つ。前回リオ五輪では前述の4×100mリレー銀と50km競歩で荒井広宙の銅の2つ。日本は1992年バルセロナ五輪から前回まで7大会連続でメダルを獲得している。
【東京五輪代表一覧】
●男子
100m
多田修平(住友電工/初)、山縣亮太(セイコー/3)、小池祐貴(住友電工/初)
200m
サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC/初)、山下潤(ANA/初)、飯塚翔太(ミズノ/3)
4×100mR
桐生祥秀(日本生命/2)、デーデー・ブルーノ(東海大/初)
400m
ウォルシュ・ジュリアン(富士通/2)
4×400mR
川端魁人(三重教員AC/初)、佐藤拳太郎(富士通/2)、鈴木碧斗(東洋大/初)、伊東利来也(三菱マテリアル/初)
5000m
松枝博輝(富士通/初)、坂東悠汰(富士通/初)
10000m
相澤晃(旭化成/初)、伊藤達彦(Honda/初)
110mH
泉谷駿介(順大/初)、金井大旺(ミズノ/初)、高山峻野(ゼンリン/初)
400mH
黒川和樹(法大/初)、安部孝駿(ヤマダホールディングス/初)、山内大夢(早大/初)
3000m障害
三浦龍司(順大/初)、山口浩勢(愛三工業/初)、青木涼真(Honda/初)
走高跳
戸邉直人(JAL/初)、衛藤昂(味の素AGF/2)
棒高跳
江島雅紀(富士通/初)、山本聖途(トヨタ自動車/3)
走幅跳
橋岡優輝(富士通/初)、津波響樹(大塚製薬/初)、城山正太郎(ゼンリン/初)
やり投
小南拓人(染めQ/初)
マラソン
中村匠吾(富士通/初)、服部勇馬(トヨタ自動車/初)、大迫傑(Nike/2※マラソンでは初)
20km競歩
山西利和(愛知製鋼/初)、池田向希(旭化成/初)、高橋英輝(富士通/2)
50km競歩
川野将虎(旭化成/初)、丸尾知司(愛知製鋼/初)、勝木隼人(自衛隊体育学校/初)
●女子
4×100mR
兒玉芽生(福岡大/初)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート/初)、齋藤愛美(大阪成蹊大/初)、青山華依(甲南大/初)、石川優(青学大/初)
1500m
田中希実(豊田自動織機TC/初)、卜部蘭(積水化学/初)
5000m
田中希実(豊田自動織機TC/初)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、萩谷楓(エディオン/初)
10000m
新谷仁美(積水化学/2)、廣中璃梨佳(日本郵政グループ/初)、安藤友香(ワコール/初)
100mH
寺田明日香(ジャパンクリエイト/初)、青木益未(七十七銀行/初)、木村文子(エディオン/2)
3000m障害
山中柚乃(愛媛銀行/初)
やり投
北口榛花(JAL/初)
マラソン
前田穂南(天満屋/初)、鈴木亜由子(日本郵政グループ/2※マラソンでは初)、一山麻緒(ワコール/初)
20km競歩
岡田久美子(ビックカメラ/2)、藤井菜々子(エディオン/初)、河添香織(自衛隊体育学校/初)

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北口榛花(JAL)
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