日本陸連は7月2日、世界陸連のワールドランキングにより東京五輪参加資格を得た選手から、第2次内定選手を発表した。
6月27日まで行われた日本選手権の終了時点で内定した選手は35名(※複数種目の内定者あり)。今回、新たに第2次内定選手として新たに30名の内定が発表された。
男子400mのウォルシュ・ジュリアン(富士通)は2大会連続の五輪。5000mは松枝博輝と坂東悠汰の富士通勢が代表に。棒高跳は山本聖途(トヨタ自動車)と江島雅紀(富士通)もそろってワールドランキングで代表を決めた。山本はロンドン、リオに次いで3大会連続の五輪となる。やり投の小南拓人(染めQ)は初出場。
走高跳の日本記録保持者・戸邉直人(JAL)は初の五輪、衛藤昂(味の素AGF)は2回目。
女子100mハードルはワールドランキングにより3名がフルエントリーで、日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)と青木益未(七十七銀行)が初出場、木村文子(エディオン)は2大会ぶりのオリンピック。女子3000m障害は日本選手権を制した山中柚乃(愛媛銀行)が代表入り。
女子1500mは田中希実(豊田自動織機TC)と卜部蘭(積水化学)が初代表。この種目の日本勢オリンピック出場は初めて。なお、田中は5000mでも代表に内定している。
女子5000mは新谷仁美(積水化学)が出場権を得ていたが辞退し、変わってワールドランキングで出場権を得た萩谷楓(エディオン)の出場が決まった。
マラソン、競歩、第1次内定も含めて男子43名、女子22名の合計65名。うち52名が初出場となる。
■第2次代表内定選手
●男子
100m
小池祐貴(住友電工/初)
200m
サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC/初)、山下潤(ANA/初)、飯塚翔太(ミズノ/3)
4×100mR
桐生祥秀(日本生命/2)、デーデー・ブルーノ(東海大/初)
400m
ウォルシュ・ジュリアン(富士通/2)
4×400mR
川端魁人(三重教員AC/初)、佐藤拳太郎(富士通/2)、鈴木碧斗(東洋大/初)、伊東利来也(三菱マテリアル/初)
5000m
松枝博輝(富士通/初)、坂東悠汰(富士通/初)
400mH
山内大夢(早大/初)
走高跳
戸邉直人(JAL/初)、衛藤昂(味の素AGF/2)
棒高跳
山本聖途(トヨタ自動車/3)、江島雅紀(富士通/初)
やり投
小南拓人(染めQ/初)
●女子
4×100mR
兒玉芽生(福岡大/初)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート/初)、齋藤愛美(大阪成蹊大/初)、青山華依(甲南大/初)、石川優(青学大/初)
1500m
田中希実(豊田自動織機TC/初)、卜部蘭(積水化学/初)
5000m
萩谷楓(エディオン/初)
100mH
寺田明日香(ジャパンクリエイト/初)、青木益未(七十七銀行/初)、木村文子(エディオン/2)
3000m障害
山中柚乃(愛媛銀行/初)
20km競歩
河添香織(自衛隊体育学校/初)
◎補欠登録
男子
100m 桐生祥秀(日本生命)
200m 小池祐貴(住友電工)
110mH 村竹ラシッド(順大)
400mH 豊田将樹(富士通)
20km競歩 古賀友太(明大)
50km競歩 小林快(新潟アルビレックスRC)
マラソン 大塚祥平(九電工)
4×100mR 栁田大輝(東農大二高・群馬)
4×400mR 池田弘佑(あすなろ会)
女子
5000m 木村友香(資生堂)
マラソン 松田瑞生(ダイハツ)
4×100mR 壹岐あいこ(立命大)
※補欠登録選手は、7月28日以降各種目のファイナルコンファメーション提出期限までは疾病・負傷等の理由に限り代表選手との交替可能
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!
2025.02.22
JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン
2025.02.22
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位
-
2025.02.22
-
2025.02.22
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.22
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!
2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]
2025.02.22
JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン
◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]
2025.02.22
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位
2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]
2025.02.22
円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]
2025.02.22
「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン
◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝