2021.06.16
「アローズラボ」がTSR内にオープン
4年制課程で高度専門士のトレーナーを養成
株式会社日本スポーツ科学(本社:静岡県、代表取締役:山下典秀)は6月15日、学校法人滋慶学園 東京スポーツ・レクリエーション専門学校(TSR、学校長:関口正雄)と提携し、スポーツ科学を学んだ学生による基礎体力の測定・分析が受けられるスポーツ科学測定施設「TSRアローズラボ」を今年4月、TSR第1校舎内にオープンしたことを発表した。
学校法人滋慶学園グループの古島暉大常務理事(中央)と日本スポーツ科学の山下代表取締役(右)。左は東京スポーツ・レクリエーション専門学校の後関慎司副学校長
アローズラボとTSRの産学連携
「スポーツ科学で、常識を変え、人生を変えていく。」を理念とする日本スポーツ科学は、小・中高生を対象としたスポーツ科学トレーニング施設「アローズジム」、科学の力で能力を可視化する最先端施設「アローズラボ」、科学の力で未来を育てるトレーナー育成機関「日本スポーツ科学協会」などを運営し、主に科学の面から日本のスポーツ界を支えている。アローズジムは2011年に浜松南校を開校して以来、静岡県に5校、神奈川県横浜市に1校、東京都江東区に1校と展開。昨年5月には、近畿医療専門学校に併設するかたちで関西初出店となる「アローズジム&ラボ大阪近畿医療専門学校」がオープンした。
1976年創立の滋慶学園グループは、「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、専門学校、高等専修学校、大学院大学など、70数校を全国に展開する教育機関。陸上クラブで知られる北海道ハイテクACも、滋慶学園グループが運営する北海道ハイテクノロジー専門学校が母体となっている。TSRは1995年の開校以来、一貫して「スポーツとレクリエーションの普及を通じ、健康をコーディネートできる専門家」を養成してきた。地域や業界と連携・協働し、幅広い人々にさまざまなコンテンツを提供するスポーツコミュニティ「JIKEI SPORTS ACADEMY」を開発し、クラブ会員やアスリートのスポーツ指導・支援などを通じて、地域スポーツの普及・振興に貢献している。
日本スポーツ科学とTSRが4年ほど前から話を進め、ようやく実現に至った「TSRアローズラボ」は、スポーツ科学に基づき、基礎体力を「測定→分析→評価」することで、競技力や健康の質の向上をサポートする施設だ。スポーツに必要な5つの基礎能力「視力・筋力・持久力・瞬発力・跳躍力」を数値化し、その結果をもとに一人ひとりに合わせた最適なトレーニングメニューを提案する。
アローズラボではスポーツに必要な5つの基礎能力「視力・筋力・持久力・瞬発力・跳躍力」を測定し、その結果をトレーニングの実践の場にフィードバックする
日本初の「スポーツトレーナースペシャリスト科」
4年制課程で高度専門士に
TSRに4月に新設された日本初の「スポーツトレーナースペシャリスト科」は、高度専門士の称号を得られる4年制のコース。TSRアローズラボを使って日本最先端のスポーツ科学を実践的に学ぶことにより、「スポーツ科学の知識を持ち、より適切なトレーニングメニューを提案できる人材」の養成を目指す。学内のTSRアローズラボは、当面は「スポーツ科学実習室」として授業で使用するが、その後は学生たちの実践の場として一般にも開放される予定。小学生や部活動に取り組む中高生、アスリートや市民の健康増進など幅広く利用してもらうことで、学生たちもトレーナーとしての経験を積むことができる。
スポーツ科学に基づく身体能力の測定・分析、テクノロジーを駆使したトレーニングは、今や海外のプロチームでは当たり前になりつつあるが、日本のスポーツ界はまだまだ発展途上。日本スポーツ科学はプロアスリートだけでなく、スポーツを愛するすべての人がスポーツ科学を活用できる社会の実現を目指している。
<関連リンク>
ARROWZ(日本スポーツ科学)公式サイト
東京スポーツ・レクリエーション専門学校スポーツトレーナースペシャリスト科
「アローズラボ」がTSR内にオープン 4年制課程で高度専門士のトレーナーを養成
株式会社日本スポーツ科学(本社:静岡県、代表取締役:山下典秀)は6月15日、学校法人滋慶学園 東京スポーツ・レクリエーション専門学校(TSR、学校長:関口正雄)と提携し、スポーツ科学を学んだ学生による基礎体力の測定・分析が受けられるスポーツ科学測定施設「TSRアローズラボ」を今年4月、TSR第1校舎内にオープンしたことを発表した。
アローズラボとTSRの産学連携
「スポーツ科学で、常識を変え、人生を変えていく。」を理念とする日本スポーツ科学は、小・中高生を対象としたスポーツ科学トレーニング施設「アローズジム」、科学の力で能力を可視化する最先端施設「アローズラボ」、科学の力で未来を育てるトレーナー育成機関「日本スポーツ科学協会」などを運営し、主に科学の面から日本のスポーツ界を支えている。アローズジムは2011年に浜松南校を開校して以来、静岡県に5校、神奈川県横浜市に1校、東京都江東区に1校と展開。昨年5月には、近畿医療専門学校に併設するかたちで関西初出店となる「アローズジム&ラボ大阪近畿医療専門学校」がオープンした。 1976年創立の滋慶学園グループは、「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、専門学校、高等専修学校、大学院大学など、70数校を全国に展開する教育機関。陸上クラブで知られる北海道ハイテクACも、滋慶学園グループが運営する北海道ハイテクノロジー専門学校が母体となっている。TSRは1995年の開校以来、一貫して「スポーツとレクリエーションの普及を通じ、健康をコーディネートできる専門家」を養成してきた。地域や業界と連携・協働し、幅広い人々にさまざまなコンテンツを提供するスポーツコミュニティ「JIKEI SPORTS ACADEMY」を開発し、クラブ会員やアスリートのスポーツ指導・支援などを通じて、地域スポーツの普及・振興に貢献している。




日本初の「スポーツトレーナースペシャリスト科」 4年制課程で高度専門士に
TSRに4月に新設された日本初の「スポーツトレーナースペシャリスト科」は、高度専門士の称号を得られる4年制のコース。TSRアローズラボを使って日本最先端のスポーツ科学を実践的に学ぶことにより、「スポーツ科学の知識を持ち、より適切なトレーニングメニューを提案できる人材」の養成を目指す。学内のTSRアローズラボは、当面は「スポーツ科学実習室」として授業で使用するが、その後は学生たちの実践の場として一般にも開放される予定。小学生や部活動に取り組む中高生、アスリートや市民の健康増進など幅広く利用してもらうことで、学生たちもトレーナーとしての経験を積むことができる。 スポーツ科学に基づく身体能力の測定・分析、テクノロジーを駆使したトレーニングは、今や海外のプロチームでは当たり前になりつつあるが、日本のスポーツ界はまだまだ発展途上。日本スポーツ科学はプロアスリートだけでなく、スポーツを愛するすべての人がスポーツ科学を活用できる社会の実現を目指している。 <関連リンク> ARROWZ(日本スポーツ科学)公式サイト 東京スポーツ・レクリエーション専門学校スポーツトレーナースペシャリスト科
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU) 28分24秒 2位 井川龍人(旭化成) 28分25秒 3位 塩尻和 […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝