5月11、12日に、横浜国際総合競技場で開催される、IAAF世界リレー2019横浜大会の代表選手が決定。2016年リオ五輪で銀メダルを獲得している男子4×100mリレーには、先のアジア選手権で金メダルを獲得した桐生祥秀(日本生命)や、山縣亮太(セイコー)らが順当に選ばれた。
世界リレーは2014年に新設され、15、17年とバハマ・ナッソーで開催。今回、初めて日本開催となる。リレーに特化した国際大会で、世界の強豪国が一堂に会し、熱戦が繰り広げられる。
4×100mリレー、4×400mリレーは、今大会で入賞すれば、秋のドーハ世界選手権の出場権を獲得。その世界選手権で入賞を果たせば、2020年東京五輪の出場が決まるため、世界リレーは重要な大会となる。
日本代表は、日本陸連の尾縣貢専務理事、麻場一徳強化委員長、山崎一彦ディレクターから発表。尾縣専務理事は「日本陸連が総力を尽くして取り組んできた大会。2020年につながる大会で、強化としても大きな意義がある。日本人にとってリレーは馴染みが深いので、リレーの醍醐味を味わってほしい」と話した。
会見後のトークセッションには、桐生、小池祐貴(住友電工)のほかに、国内アンバサダーを務める08年北京五輪4×100mリレーメダリストから、朝原宣治氏、末續慎吾、塚原直貴の3名が登壇し、大会の見どころなどを紹介。桐生は「現場ではスピード感を、テレビでは細かなバトンパスなど技術を見てほしい」と語った。
オリンピックなどで行われる4×100mリレー、4×400mリレーのほかに、4×200mリレー、2×2×400mリレー、シャトルハードル(110mハードルを男女各2名)など、普段はなかなか見ることができない種目も見どころの1つ。大会はTBS系列で生中継される。
【世界リレー日本代表】
■男子
4×100mリレー
山縣亮太(セイコー)
桐生祥秀(日本生命)
小池祐貴(住友電工)
白石黄良々(セレスポ)
多田修平(住友電工)
宮本大輔(東洋大)
■男子4×200mリレー
白石黄良々(セレスポ)
永田駿斗(住友電工)
田村朋也(住友電工)
藤光謙司(ゼンリン)
飯塚翔太(ミズノ)
ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)
■男子4×400mリレー
ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
伊東利来也(早大)
北谷直輝(東海大)
井本佳伸(東海大)
田村朋也(住友電工)
山下 潤(筑波大)
■女子4×100mリレー
壹岐いちこ(立命大)
山田美来(日体大)
青野朱李(山梨学大)
三宅奈緒香(住友電工)
山中日菜美(デンソー)
世古 和(CRANE)
■女子4×200mリレー
藤沢沙也加(セレスポ)
土井杏南(JAL)
兒玉芽生(福岡大)
福田真衣(日体大)
山中日菜美(デンソー)
世古 和(CRANE)
■女子4×400mリレー
広沢真愛(日体大)
青山聖佳(大阪成蹊AC)
岩田優奈(中大)
武石この実(東邦銀行)
稲岡真由(RUN JOURNEY)
松本奈菜子(東邦銀行)
■男女混合4×400mリレー
佐藤拳太郎(富士通)
堀井浩介(住友電工)
若林康太(駿河台大)
藤沢沙也加(セレスポ)
稲岡真由(RUN JOURNEY)
小林茉由(茨城陸協)
■男女混合シャトルハードルリレー
高山峻野(ゼンリン)
金井大旺(ミズノ)
木村文子(エディオン)
青木益未(七十七銀行)
■男女混合2×2×400mリレー
川元 奨(スズキ浜松AC)
クレイ・アーロン竜波(相洋高)
北村 夢(エディオン)
塩見綾乃(立命大)



|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.23
箱根駅伝V2の青学大勢がハーフで出走! 1年生の黒田然、飯田翔大が2大会で優勝
2025.02.23
男子5000m競歩イタリア・フォルトゥナートが17分55秒65のショート世界新!
-
2025.02.22
-
2025.02.22
-
2025.02.22
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.22
-
2025.02.16
-
2025.02.22
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.23
走幅跳台湾記録を持つ林昱堂が7m74の大会新「東京世界陸上ではメダルを取りたい」/JAG大崎
◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅) 2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日に行わ […]
2025.02.23
男子5000m競歩イタリア・フォルトゥナートが17分55秒65のショート世界新!
イタリア室内選手権は2月22日、イタリア・アンコーナで行われ、男子5000m競歩でF.フォルトナート(イタリア)が17分55秒65のショートトラック世界新記録を樹立した。 フォルトゥナートは1000mを3分39秒6で通過 […]
2025.02.23
昨年世界パラ7位の川口梨央が自己新5m33 「細かい技術を修正して」秋の世界選手権目指す/JAG大崎
◇2025 Japan Athlete Games in Osaki(2月23日/鹿児島・ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅) 女子パラ走幅跳(T20/知的障害)では昨年5月の世界パラ選手権(兵庫・神戸)で7位の […]
2025.02.23
「ラストはいい切れ味」三浦龍司が納得の優勝 2位井川龍人も5000m12分台へ手応え/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 26年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本陸上競技選手権大会クロスカントリーが2月22日、福岡 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝