HOME ニュース、海外

2021.05.24

2021年ダイヤモンドリーグが開幕 アッシャー・スミスが地元で勝利/DLゲーツヘッド
2021年ダイヤモンドリーグが開幕 アッシャー・スミスが地元で勝利/DLゲーツヘッド


5月23日、ゲーツヘッド(英国)でダイヤモンドリーグの初戦が行われた。この大会は当初モロッコ・ラバトでの開催が予定されていたが、場所を移して同地での開催となった。

女子100mは地元・英国のD.アッシャー・スミスが11秒35(-3.1)で勝利。アッシャー・スミス2019年ドーハ世界選手権のこの種目で銀メダル、200mでは金メダルを獲得している。雨と強い向かい風の悪条件で記録は低調にとどまったが、今季世界歴代6位の10秒72で走っているS.リチャードソン(米国)や19年ドーハ世界選手権銀メダルのM.タルー(コートジボワール)に先着した。リチャードソンは11秒44で2位、タルーは11秒48で3位だった。

男子棒高跳を制したのは19年ドーハ世界選手権金メダルのS.ケンドリックス(米国)。記録は5m74だった。世界記録保持者・A.デュプランティス(スウェーデン)は5m74に2回失敗、5m80に高さを上げて挑戦したがこれをクリアできずに5m55で2位にとどまり、2020年2月から続いた連勝が23でストップした。

女子走高跳は17年ロンドン世界選手権銅メダルのK.リチュウィンコ(ポーランド)が1m91で優勝。世界選手権3連覇(15年、17年、19年)で、中立選手としての参加が承認されたM.ラシツケネ(ロシア/中立選手)は1m88で4位だった。男子走幅跳には19年ドーハ覇者のT.ゲイル(ジャマイカ)が出場したが、8m00(+2.0)で3位。F.ランダッツォ(イタリア)が8m11(+2.8)で優勝した。ランダッツォは25歳で、自己ベストは8m12(2020)。2位はE.カセレス(スペイン)で8m04(+1.4)だった。

男子1500mは欧州記録保持者のJ.インゲブリグセン(ノルウェー)が3分36秒27、女子砲丸投はA.ドンモ(ポルトガル)が19m08でそれぞれ優勝した。

今季のダイヤモンドリーグは13試合が行われる予定で、次は5月28日にカタール・ドーハで行われる。

広告の下にコンテンツが続きます
5月23日、ゲーツヘッド(英国)でダイヤモンドリーグの初戦が行われた。この大会は当初モロッコ・ラバトでの開催が予定されていたが、場所を移して同地での開催となった。 女子100mは地元・英国のD.アッシャー・スミスが11秒35(-3.1)で勝利。アッシャー・スミス2019年ドーハ世界選手権のこの種目で銀メダル、200mでは金メダルを獲得している。雨と強い向かい風の悪条件で記録は低調にとどまったが、今季世界歴代6位の10秒72で走っているS.リチャードソン(米国)や19年ドーハ世界選手権銀メダルのM.タルー(コートジボワール)に先着した。リチャードソンは11秒44で2位、タルーは11秒48で3位だった。 男子棒高跳を制したのは19年ドーハ世界選手権金メダルのS.ケンドリックス(米国)。記録は5m74だった。世界記録保持者・A.デュプランティス(スウェーデン)は5m74に2回失敗、5m80に高さを上げて挑戦したがこれをクリアできずに5m55で2位にとどまり、2020年2月から続いた連勝が23でストップした。 女子走高跳は17年ロンドン世界選手権銅メダルのK.リチュウィンコ(ポーランド)が1m91で優勝。世界選手権3連覇(15年、17年、19年)で、中立選手としての参加が承認されたM.ラシツケネ(ロシア/中立選手)は1m88で4位だった。男子走幅跳には19年ドーハ覇者のT.ゲイル(ジャマイカ)が出場したが、8m00(+2.0)で3位。F.ランダッツォ(イタリア)が8m11(+2.8)で優勝した。ランダッツォは25歳で、自己ベストは8m12(2020)。2位はE.カセレス(スペイン)で8m04(+1.4)だった。 男子1500mは欧州記録保持者のJ.インゲブリグセン(ノルウェー)が3分36秒27、女子砲丸投はA.ドンモ(ポルトガル)が19m08でそれぞれ優勝した。 今季のダイヤモンドリーグは13試合が行われる予定で、次は5月28日にカタール・ドーハで行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top