HOME 国内、大学

2021.05.24

世界リレー代表・石川優が女子100m、200m2冠!「日本選手権で優勝して五輪に近づきたい」/関東IC
世界リレー代表・石川優が女子100m、200m2冠!「日本選手権で優勝して五輪に近づきたい」/関東IC


◇関東インカレ(5月20~23日/神奈川・相模原)

関東インカレの女子100mと200mは、1年生の石川優(青学大)が2冠を果たした。2日目の100m決勝は11秒44(+5.1)、最終日の200m決勝は23秒55(+4.4)と、いずれも追い風参考ながら好記録だった。

「4日間、久しぶりにこれだけ走って疲れもありますが、100回目の大会で1年生優勝できてうれしいです」。長身を生かしたダイナミックな走りで、2種目とも2位の宮武アビーダラリー(日体大)の追随を退けた。石川は大会の優秀選手賞も受賞。だが、記録面では「悔しいので公認でこの記録が出せるようにしたいです」とも。

神奈川・相洋高出身の石川。昨年は中止となったインターハイの代替大会である全国高校大会で100m、200mの2冠を果たした。100mでは高校歴代4位タイとなる11秒56をマークしている期待のルーキー。大学生になり、「ウエイトトレーニングで身体作りをしてきました。急に練習を変えるのではなく、高校の練習をベースに、徐々にならしています」と言う。

5月1日、2日のポーランド・シレジアで行われた世界リレーの4×100mリレー代表にも選ばれていた石川。しかし、現地で行われたタイムトライアルの結果、メンバー入りは果たせず。予選を突破し、決勝で4位に入った女子4継の走りをスタンドから見守ることしかできず、「本当に悔しかったです」と振り返る。

帰国後はホテルでの隔離生活を経て、19日に解散。その間、関東インカレに向けて調整してきた。東京五輪のリレーメンバーになるためには、日本選手権の結果が重要となる。「世界リレーで走った4人が上にいますし、自分は危ういところにいます。いつ外れてもおかしくないので、しっかりタイムを狙いたい」と石川。この結果で「プレッシャーを与えられたかな」と言う。狙うのは6月の日本選手権で2種目優勝して「オリンピックに近づきたい」。ポーランドでの悔しさは、6月の大阪を経て、夏の東京で晴らす。

◇関東インカレ(5月20~23日/神奈川・相模原) 関東インカレの女子100mと200mは、1年生の石川優(青学大)が2冠を果たした。2日目の100m決勝は11秒44(+5.1)、最終日の200m決勝は23秒55(+4.4)と、いずれも追い風参考ながら好記録だった。 「4日間、久しぶりにこれだけ走って疲れもありますが、100回目の大会で1年生優勝できてうれしいです」。長身を生かしたダイナミックな走りで、2種目とも2位の宮武アビーダラリー(日体大)の追随を退けた。石川は大会の優秀選手賞も受賞。だが、記録面では「悔しいので公認でこの記録が出せるようにしたいです」とも。 神奈川・相洋高出身の石川。昨年は中止となったインターハイの代替大会である全国高校大会で100m、200mの2冠を果たした。100mでは高校歴代4位タイとなる11秒56をマークしている期待のルーキー。大学生になり、「ウエイトトレーニングで身体作りをしてきました。急に練習を変えるのではなく、高校の練習をベースに、徐々にならしています」と言う。 5月1日、2日のポーランド・シレジアで行われた世界リレーの4×100mリレー代表にも選ばれていた石川。しかし、現地で行われたタイムトライアルの結果、メンバー入りは果たせず。予選を突破し、決勝で4位に入った女子4継の走りをスタンドから見守ることしかできず、「本当に悔しかったです」と振り返る。 帰国後はホテルでの隔離生活を経て、19日に解散。その間、関東インカレに向けて調整してきた。東京五輪のリレーメンバーになるためには、日本選手権の結果が重要となる。「世界リレーで走った4人が上にいますし、自分は危ういところにいます。いつ外れてもおかしくないので、しっかりタイムを狙いたい」と石川。この結果で「プレッシャーを与えられたかな」と言う。狙うのは6月の日本選手権で2種目優勝して「オリンピックに近づきたい」。ポーランドでの悔しさは、6月の大阪を経て、夏の東京で晴らす。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top