日本陸連は5月14日、同連盟で進めている2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の競技会開催に関する実態調査について、5月10日現在での中間報告を公表した。そのうち競技場での競技会、ロードでの競技会合わせて開催された1,118競技会中、新型コロナウイルス感染者の報告は「2件のみ」だったと明らかにした。
調査は日本陸連に加え、加盟団体(47団体)、協力団体(5団体)にアンケート形式で実施した。期間は4月27日から。そのうち、5月10日までに32団体から回答があったものをまとめた。
競技場での競技会について、当初予定されていた2,133競技会のうち、開催されたのは48.9%の1,044競技会。無観客は801競技会(76.7%)だった。そのうち競技会終了後2週間以内の新型コロナウイルス感染者の報告は1件だった。
また、ロードレースでの競技会については、15団体で競技会を開催。その中で当初予定していた156競技会のうち、47.4%にあたる74競技会を開催。競技会終了後2週間以内に新型コロナの感染報告は1件だった。
中間報告の詳細は下記の通り。
■競技場での競技会
2020年度当初に計画していた競技会数……2,133競技会
開催競技会数……1,044競技会
上記のうち無観客対応の競技会数……801競技会
競技会参加競技者数(延べ人数)……568,271名
競技会参加役員・審判等数(延べ人数)……147,942名
競技会終了後2週間以内の新型コロナウイルス感染者の報告の有無……1件
■ロードレースでの競技会
開催していない(開催予定であったが中止となった)……17団体
開催した……15団体
・2020年度当初計画していた競技会数(※)……156競技会
・開催競技会数……74競技会
競技会参加競技者数(延べ人数)……25,936名
競技会参加役員・審判等数(延べ人数)……8,240名
競技会終了後2週間以内の新型コロナウイルス感染者の報告の有無……1件
(※)開催した15団体における数値
■新型コロナウイルス感染症対策ガイダンス・ガイドライン等の策定の有無
国や日本陸連のガイダンスをもとに加盟団体・協力団体独自のガイダンス・ガイドラインを定めている……8団体
国や日本陸連のガイダンスをもとに加盟団体・協力団体独自のガイダンス・ガイドラインを定めている、競技会ごとのガイダンス・ガイドライン(大会要項の注意事項や競技注意事項含む)を定めている……13団体
国や日本陸連のガイダンスをもとに加盟団体・協力団体独自のガイダンス・ガイドラインを定めている、日本陸連が定めるガイダンスをそのまま適用している……2団体
競技会ごとのガイダンス・ガイドライン(大会要項の注意事項や競技注意事項含む)を定めている……3団体
競技会ごとのガイダンス・ガイドライン(大会要項の注意事項や競技注意事項含む)を定めている、日本陸連が定めるガイダンスをそのまま適用している……3団体
日本陸連が定めるガイダンスをそのまま適用している……2団体
日本陸連が定めるガイダンスをそのまま適用している、県陸協・大会の対策室を設置している……1団体
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