関東学連は5月11日、第100回の関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ/5月20~23日:神奈川県・相模原市)について、「無観客で開催」と改めて発表した。なお、相模原ギオンスタジアム・ギオンフィールドでの様子についてはライブ配信およびテレビ中継を行うという。
また、大会要項も更新。ハーフマラソンについては、よみうりランド敷地内の周回コース(非公認)で実施され、こちらも関係者以外の来場は不可。コース周辺は立ち入り規制され、ライブ配信は行われない。相模原で開催される際は、相模原ギオンスタジアムをスタートフィニッシュとする周回コースで記録も公認されていたが、公道を使用することと入場規制が困難なため、私有地であるよみうりランド敷地内となった。
関東インカレについては5月6日に、開催する前提条件として(1)緊急事態宣言の解除(2)自学において部の活動が認められている(3)相模原市から競技会開催が認められている、という3つの条件を満たすとしている。また、(1)の緊急事態宣言については、「緊急事態宣言発出中であっても、緊急事態宣言の要請内容にイベント開催の中止もしくは自粛が含まれていない場合は、競技会主催者は競技会の開催を検討する」とし、開催にあたり、「開催地の自治体等と感染防止に関する諸事項について十分に協議した上で、政府や開催地の自治体等から示された条件等を踏まえ、感染リスクをできる限り軽減させる策を講じる」と明記している。
現在は開催地である神奈川県相模原市には緊急事態宣言は発出されていないものの、特措法に基づくまん延防止等重点措置は実施されている。
関東インカレは1919年にスタートし、戦火による中断期間を経て100年以上にわたって開催されてきた。昨年の第99回大会は5月に予定されていたもののコロナ禍により秋に延期し、無観客で開催。対校戦は実施されず。ハーフマラソンは駅伝に日程が近いなどの影響もあり行われなかった。
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