HOME ニュース、海外

2021.05.10

女子100mリチャードソン10秒77向かい風1.0m以上で世界最高 米国で今季世界ランキングトップ続出
女子100mリチャードソン10秒77向かい風1.0m以上で世界最高 米国で今季世界ランキングトップ続出

世界陸連(WA)のコンチネンタルツアー・ゴールド大会のUSATFゴールデンゲームスが、5月9日、米国・カリフォルニア州ウォルナットで開催された。

女子100mではS.リチャードソン(米国)が向かい風1.2mのなか10秒77で優勝。1.0m以上の向かい風の中では史上最速のタイムだった。予選でも10秒74(+1.4)の好タイムをマーク。リチャードソンは19年に100m(10秒75)と200m(22秒17)でU20世界記録を樹立し、今年4月に世界歴代6位の10秒72で走っている。

男子400mハードルでは19年ドーハ世界選手権銀メダルのR.ベンジャミン(米国)が今季世界最高の47秒13の大会新で、1979年にE.モーゼス(米国)が出した大会記録(47秒89)を42年ぶりに更新した。他では男子棒高跳のC.ニルセン(米国)が5m91、女子400mハードルのS.リトル(米国)53秒65でそれぞれ今季世界最高で優勝。女子1500mを制したE.プリアー(米国)は3分58秒36の自己ベストをマークし、こちらも今季世界最高だった。

世界陸連(WA)のコンチネンタルツアー・ゴールド大会のUSATFゴールデンゲームスが、5月9日、米国・カリフォルニア州ウォルナットで開催された。 女子100mではS.リチャードソン(米国)が向かい風1.2mのなか10秒77で優勝。1.0m以上の向かい風の中では史上最速のタイムだった。予選でも10秒74(+1.4)の好タイムをマーク。リチャードソンは19年に100m(10秒75)と200m(22秒17)でU20世界記録を樹立し、今年4月に世界歴代6位の10秒72で走っている。 男子400mハードルでは19年ドーハ世界選手権銀メダルのR.ベンジャミン(米国)が今季世界最高の47秒13の大会新で、1979年にE.モーゼス(米国)が出した大会記録(47秒89)を42年ぶりに更新した。他では男子棒高跳のC.ニルセン(米国)が5m91、女子400mハードルのS.リトル(米国)53秒65でそれぞれ今季世界最高で優勝。女子1500mを制したE.プリアー(米国)は3分58秒36の自己ベストをマークし、こちらも今季世界最高だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

東京世界陸上8日目イブニングセッションのチケットが完売!売り上げ総数は30万枚突破

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日、東京世界選手権のチケットの販売状況について、大会8日目(9月20日)のイブニングセッションのチケットが完売したこと、これまでの売り上げ総数が30万枚を突破したことを発表し […]

NEWS 東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

2025.03.26

東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、2025年度事業計画書を発表した。 9月13日の大会開幕まで半年を切り、「ここまで準備を順調に進めてきた」と武市敬事務総長。計画には「本番に向けての運営トレーニングでの […]

NEWS 世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

2025.03.26

世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、300mハードルを公式種目として承認し、競技規則に記載することを発表した。 日本ではすでに国スポなどで実施されている300mハードルだが、今後は世界陸連の記 […]

NEWS 世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

2025.03.26

世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、トランスジェンダーなどの選手に関する作業部会から出された提言を承認し、女子種目に出場する選手に対して事前資格審査制を導入するとした。 女子カテゴリーでの種目 […]

NEWS 世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定!  26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

2025.03.26

世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定! 26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

世界陸連(WA)は3月24、25日に評議会を開催し、今後の世界大会の開催日時やルールの改定について発表した。 新たに開催場所が決まったのは26年世界リレーと28年世界リレー、26年世界競歩チーム選手権の3大会。26年の世 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top