HOME ニュース、国内

2021.04.14

東京五輪リレー種目全出場へ!シレジア世界リレー日本代表発表 女子両リレーも出場権獲得
東京五輪リレー種目全出場へ!シレジア世界リレー日本代表発表 女子両リレーも出場権獲得


日本陸連は4月14日、シレジア世界リレー(5月1日、2日/ポーランド)の日本代表を発表した。日本は男女4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合4×400mリレーに代表を派遣。この大会の上位8ヵ国に入れば東京五輪の出場資格を得ることができる。代表選手は3月に行われた世界リレー代表選考会(宮崎)の結果などを含めて選ばれた。

男子4×400mリレーにはウォルシュ・ジュリアン(富士通)や、昨年の400m日本選手権優勝・伊東利来也(三菱マテリアル)らが選出された。すでに東京五輪の参加資格を得ている男子4×100mリレーは若手など新しい顔ぶれで挑むことになり、高校生の栁田大輝(東農大二)などが選ばれている。

女子4×400mリレーはエースの青山聖佳(大阪成蹊大)や松本奈菜子(東邦銀行)ら実績のある選手たちが順当に選ばれた。また、女子4×100mリレーは参加標準記録を突破できず、出場枠(24)からも外れていたものの、上位国に棄権するチームが出たため出場権を獲得。昨年の日本選手権100m優勝・兒玉芽生(福岡大)、同200mVの鶴田玲美(南九州ファミリーマート)らで挑むことになる。男女混合4×400mリレーについては、男女それぞれのマイルリレー代表から出場する見込み。

なお、この大会で上位10ヵ国に入れば来年のユージン世界選手権の出場権も獲得することができる。

悲願の東京五輪リレー全種目出場へ。最大のチャンスをつかみとれるか。

■シレジア世界リレー選手権代表選手
●男子4×100m
坂井隆一郎(大阪ガス)
栁田大輝(東農大二高3群馬)
鈴木涼太(城西大)
水久保漱至(第一酒造)
樋口一馬(MINT TOKYO)
補欠:草野誓也(Accel)、デーデー・ブルーノ(東海大)、宮本大輔(東洋大)
●男子4×400m/男女混合4×400m
ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
伊東利来也(三菱マテリアル)
池田弘佑(あすなろ会)
板鼻航平(Accel)
佐藤拳太郎(富士通)
川端魁人(創徳中教)
補欠:鈴木碧斗(東洋大)、小林直己(HULFT)、小渕瑞樹(登利平AC)
●女子4×100m
兒玉芽生(福岡大)
鶴田玲美(南九州ファミリーマート)
青山華依(甲南大)
齋藤愛美(大阪成蹊大)
石川優(青学大)
大石沙也加(セレスポ)
●女子4×400m/男女混合4×400m
青山聖佳(大阪成蹊AC)
松本奈菜子(東邦銀行)
高島咲季(青学大)
川田朱夏(東大阪大)
小林茉由(J.VIC)
新宅麻未(アットホーム)
齋藤愛美(大阪成蹊大)

広告の下にコンテンツが続きます
日本陸連は4月14日、シレジア世界リレー(5月1日、2日/ポーランド)の日本代表を発表した。日本は男女4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合4×400mリレーに代表を派遣。この大会の上位8ヵ国に入れば東京五輪の出場資格を得ることができる。代表選手は3月に行われた世界リレー代表選考会(宮崎)の結果などを含めて選ばれた。 男子4×400mリレーにはウォルシュ・ジュリアン(富士通)や、昨年の400m日本選手権優勝・伊東利来也(三菱マテリアル)らが選出された。すでに東京五輪の参加資格を得ている男子4×100mリレーは若手など新しい顔ぶれで挑むことになり、高校生の栁田大輝(東農大二)などが選ばれている。 女子4×400mリレーはエースの青山聖佳(大阪成蹊大)や松本奈菜子(東邦銀行)ら実績のある選手たちが順当に選ばれた。また、女子4×100mリレーは参加標準記録を突破できず、出場枠(24)からも外れていたものの、上位国に棄権するチームが出たため出場権を獲得。昨年の日本選手権100m優勝・兒玉芽生(福岡大)、同200mVの鶴田玲美(南九州ファミリーマート)らで挑むことになる。男女混合4×400mリレーについては、男女それぞれのマイルリレー代表から出場する見込み。 なお、この大会で上位10ヵ国に入れば来年のユージン世界選手権の出場権も獲得することができる。 悲願の東京五輪リレー全種目出場へ。最大のチャンスをつかみとれるか。 ■シレジア世界リレー選手権代表選手 ●男子4×100m 坂井隆一郎(大阪ガス) 栁田大輝(東農大二高3群馬) 鈴木涼太(城西大) 水久保漱至(第一酒造) 樋口一馬(MINT TOKYO) 補欠:草野誓也(Accel)、デーデー・ブルーノ(東海大)、宮本大輔(東洋大) ●男子4×400m/男女混合4×400m ウォルシュ・ジュリアン(富士通) 伊東利来也(三菱マテリアル) 池田弘佑(あすなろ会) 板鼻航平(Accel) 佐藤拳太郎(富士通) 川端魁人(創徳中教) 補欠:鈴木碧斗(東洋大)、小林直己(HULFT)、小渕瑞樹(登利平AC) ●女子4×100m 兒玉芽生(福岡大) 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 青山華依(甲南大) 齋藤愛美(大阪成蹊大) 石川優(青学大) 大石沙也加(セレスポ) ●女子4×400m/男女混合4×400m 青山聖佳(大阪成蹊AC) 松本奈菜子(東邦銀行) 高島咲季(青学大) 川田朱夏(東大阪大) 小林茉由(J.VIC) 新宅麻未(アットホーム) 齋藤愛美(大阪成蹊大)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.26

9月に米国で開催予定だった世界ロードランニング選手権が中止

4月25日、世界陸連は今年9月に開催を予定していた世界ロードランニング選手権を中止することを発表した。 世界ロードランニング選手権は、1992年に始まった世界ハーフマラソン選手権を前身とする大会。2006年に改称し、23 […]

NEWS 【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)

2025.04.26

【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)

【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25~27日/神奈川・平塚、ハンマー投のみ東海大) ●男子 100m   200m   400m   800m   1500m  前田陽向(環太平洋大4)  4分03秒64 […]

NEWS 乙津美月が女子走幅跳6m33で逆転V!! 男子110mH阿部竜希は東京世界陸上標準突破/日本学生個人

2025.04.26

乙津美月が女子走幅跳6m33で逆転V!! 男子110mH阿部竜希は東京世界陸上標準突破/日本学生個人

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目 ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、女子走幅跳は乙津美月(日女体大)が6m33(+1.6)で逆転 […]

NEWS 編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」

2025.04.25

編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 選考レース10000m伊藤蒼唯が強烈スパートでトップ! 「1番を取れてすごくうれしい」/日本学生個人

2025.04.25

選考レース10000m伊藤蒼唯が強烈スパートでトップ! 「1番を取れてすごくうれしい」/日本学生個人

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目 日本学生個人選手権内でワールドユニバーシティゲームズ代表選考会の男子10000mが行われ、伊藤蒼唯(駒大)が28分53秒75でトップだっ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top