日本陸連は4月14日、シレジア世界リレー(5月1日、2日/ポーランド)の日本代表を発表した。日本は男女4×100mリレー、4×400mリレー、男女混合4×400mリレーに代表を派遣。この大会の上位8ヵ国に入れば東京五輪の出場資格を得ることができる。代表選手は3月に行われた世界リレー代表選考会(宮崎)の結果などを含めて選ばれた。
男子4×400mリレーにはウォルシュ・ジュリアン(富士通)や、昨年の400m日本選手権優勝・伊東利来也(三菱マテリアル)らが選出された。すでに東京五輪の参加資格を得ている男子4×100mリレーは若手など新しい顔ぶれで挑むことになり、高校生の栁田大輝(東農大二)などが選ばれている。
女子4×400mリレーはエースの青山聖佳(大阪成蹊大)や松本奈菜子(東邦銀行)ら実績のある選手たちが順当に選ばれた。また、女子4×100mリレーは参加標準記録を突破できず、出場枠(24)からも外れていたものの、上位国に棄権するチームが出たため出場権を獲得。昨年の日本選手権100m優勝・兒玉芽生(福岡大)、同200mVの鶴田玲美(南九州ファミリーマート)らで挑むことになる。男女混合4×400mリレーについては、男女それぞれのマイルリレー代表から出場する見込み。
なお、この大会で上位10ヵ国に入れば来年のユージン世界選手権の出場権も獲得することができる。
悲願の東京五輪リレー全種目出場へ。最大のチャンスをつかみとれるか。
■シレジア世界リレー選手権代表選手
●男子4×100m
坂井隆一郎(大阪ガス)
栁田大輝(東農大二高3群馬)
鈴木涼太(城西大)
水久保漱至(第一酒造)
樋口一馬(MINT TOKYO)
補欠:草野誓也(Accel)、デーデー・ブルーノ(東海大)、宮本大輔(東洋大)
●男子4×400m/男女混合4×400m
ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
伊東利来也(三菱マテリアル)
池田弘佑(あすなろ会)
板鼻航平(Accel)
佐藤拳太郎(富士通)
川端魁人(創徳中教)
補欠:鈴木碧斗(東洋大)、小林直己(HULFT)、小渕瑞樹(登利平AC)
●女子4×100m
兒玉芽生(福岡大)
鶴田玲美(南九州ファミリーマート)
青山華依(甲南大)
齋藤愛美(大阪成蹊大)
石川優(青学大)
大石沙也加(セレスポ)
●女子4×400m/男女混合4×400m
青山聖佳(大阪成蹊AC)
松本奈菜子(東邦銀行)
高島咲季(青学大)
川田朱夏(東大阪大)
小林茉由(J.VIC)
新宅麻未(アットホーム)
齋藤愛美(大阪成蹊大)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.22
WA加盟連盟賞に米国、インド、ポルトガルなどがノミネート 育成プログラム等を評価
2024.11.22
パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー
-
2024.11.22
-
2024.11.21
-
2024.11.21
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
マキシマム クッショニングを搭載した新作ランニングシューズ「ナイキ ボメロ 18」が登場!
ナイキは22日、全てのランナーに向け、マキシマム クッショニングとロードランニングの快適さに新しい基準をもたらす新作シューズ「ナイキ ボメロ 18」を発売することを発表した。 女性ランナーのニーズと詳細な意見を取り入れつ […]
2024.11.22
WA加盟連盟賞に米国、インド、ポルトガルなどがノミネート 育成プログラム等を評価
世界陸連(WA)は11月20日、ワールド・アスレティクス・アワード2024の「加盟国賞」の最終候補6カ国を発表した。この賞は年間を通して陸上競技の成長と知名度に貢献する功績をおさめた連盟を表彰するもので、各地域連盟から1 […]
2024.11.22
パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー
11月21日、米国テキサス州オースティンで世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドのクロス・チャンプスが開催され、男子(8.0km)はパリ五輪5000m7位E.クルガト(ケニア)が22分51秒で、女子(8.0km […]
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会