日清食品グループは3月31日、同日をもって活動を休止すると発表した。
同チームは1995年に創部。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では2010年に初優勝し、12年にも頂点に立った。19年に駅伝からの撤退と規模縮小を発表し、2020年度をもって廃止すると決まっていた。
これまで、佐藤悠基などオリンピックに5人送り込むなど、国内のトップチームとして活動してきたが、同社は「発足当時とはさまざまな環境が変化しており、企業スポーツの在り方について多面的に検討しました結果」活動休止を決めた。
規模縮小が決まった後は、佐藤悠基がSGホールディングスに移籍し、最終的には19年の東京五輪マラソン代表選考マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出場していた村澤明伸と三浦洋希の2人だけとなっていた。同日付で両選手と、板山学ヘッドコーチの退部も合わせて発表されている。
村澤は同社を通じ、「沢山の経験をさせていただきました。自分自身の良かった結果も、悪かった結果も全てが、これからより一層自分の競技力向上につながるように努力をしていきます。8年間本当にありがとうございました」とコメントを発表。
同社は今後も日本陸連主催の全国小学生陸上交流大会への協賛などを通じて「陸上競技界の発展に貢献してまいります」としている。

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