株式会社ディー・エヌ・エーは3月22日、横浜DeNAランニングクラブの名称変更と新体制を発表した。横浜DeNAランニングクラブは2020年度で廃止をすでに発表しており、2021年度より「DeNAアスレティックスエリート」として新体制でスタート。昨年の日本選手権1500mを制した館澤亨次のみ所属契約を継続した。
今後は「世界大会での活躍を目指して活動する選手をサポートすると同時に、新たに掲げるミッションの実現に向けて陸上・ランニングを通じた社会活動を選手とともに展開してまいります」としている。館澤は「競技に真摯に向き合っていくことはもちろんですが、競技の外でも陸上・ランニングの面白さを伝えていく活動をDeNAとともに取り組んでいきたい」とコメントを寄せている。
横浜DeNAは2013年に創設し、同年に廃止となった名門・エスビー食品のスタッフと選手を受け入れるような体制でスタート。2014年に全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に初出場、16年に5位に入った。その後、18年10月に駅伝からの撤退を発表。昨年10月には2020年度で同ランニングクラブを廃止すると決定し、12月には湊谷春紀、鬼塚翔太、松尾淳之介の3選手と、国近友昭監督、阿部俊介コーチの計5名が4月1日付でNTT西日本へ移籍することが発表されていた。
なお、永井秀篤は3月31日付で競技引退も合わせて発表された。瀬古利彦氏はアドバイザーとして引き続き契約。「これまでの枠組みにとらわれることなく柔軟な視点で新たなランニングシーンを創り出す、そんなDeNAアスレティックスエリートのチャレンジが、陸上界全体の盛り上がりにつながると思っています」とコメントしている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.26
【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ
-
2025.03.26
-
2025.03.26
-
2025.03.26
-
2025.03.26
-
2025.03.26
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.19
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.26
【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ
山口県中学校春季記録会が3月22日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われ、男子100mで柏田琉依(山口FSL/2年)が中2歴代2位タイの10秒80(+1.6)をマークした。 柏田のこれまでの自己ベストは、昨年11月に出 […]
2025.03.26
日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催
日本陸連は3月26日、都内で理事会を開き、2025年度の主要競技会日程を承認した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国 […]
2025.03.26
【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位
3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]
2025.03.26
セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す
公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]
2025.03.26
スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝
スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報