2021.03.21
春の高校伊那駅伝(長野)が3月21日に行われ、男子は洛南高(京都)、女子は薫英女学院高(大阪)がそれぞれ優勝した。
1、2年生が出場する今大会は「春の高校駅伝日本一」を決める駅伝としてこの時期の恒例となっており、全国から多くの有力校が出場。新シーズンの戦力を占う一戦としても注目を集める。今回、主催者は緊急事態宣言発出中のため首都圏の1都3県に出場自粛を要請した。
先に行われた女子(5区間21.0975km)は、薫英女学院高が1時間11分52秒で4大会ぶり(昨年は中止のため5年ぶり)の優勝を果たした。薫英女学院は年末の全国高校駅伝で7位だった。2位に24秒差で北九州市立高(福岡)が入り、立命館宇治高(京都)が3位。4位には地元の長野東高が食い込んだ。
男子(6区間42.195km)は、昨年末の全国高校駅伝で高校最高記録(2時間2分07秒)を更新して3位に入っていた洛南高(京都)が初優勝。記録は2時間7分38秒。4区に注目の佐藤圭汰(2年)が入り、区間2位に1分59秒もの差をつける圧巻の区間賞でトップに立った。
2位に学法石川(福島)が2時間9分15秒で入り、世羅高(広島)が2時間9分48秒で続いた。
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