宮崎発、MLTsportsが目指す本気と本気の連携
宮崎県の持つ〝スポーツを支える力〟を全国へ発信
日本中の注目を集めた1月の大学駅伝で創価大学が往路優勝、総合2位へと大躍進したのは周知のとおり。同大の快進撃に大きな役割を果たしたのが宮崎県宮崎市に本社を構えるMLTsports(MLT株式会社)だ。榎木祐介氏が社長を務めており、強化方法の構築やコーチの紹介、トレーニングギアや設備の導入など多岐にわたってチームにアドバイスを行っている。
「監督とともに強化策を考え、実行するにあたり、宮崎県内で力になってくれる企業の力を多く借りています。もともと宮崎県はプロ野球やJリーグ(サッカー)のクラブがシーズン前に合宿を行う『スポーツランドみやざき』構想を持つエリアで、スポーツを支援する企業も多くあります。キャンプ地として選ばれているのは温暖な気候が一番の理由ですが、同時にトップアスリートを支える高いレベルのノウハウを持っているスポーツランドなのです」
延岡市のスポーツジム「クロスフィットのべおか」は創価大学のフィジカル強化を担当。さらに陸上界では古くから長距離の名門・旭化成の選手が「上水園のバイオ茶」を利用しており、近年では創価大学の選手も愛飲している。言うまでもなく旭化成は宮崎県延岡市が本拠地。創価大学の榎木和貴監督も久保田満コーチもそのOBだ。
2020年2月に行われた創価大学駅伝部の宮崎県延岡市での合宿風景。宮崎は2月でもランニングシャツで走れるぐらい暖かく、日照時間が長いことが合宿地に選ばれる理由
創価大学駅伝部の榎木和貴監督は、派遣元であるMLT sportsと定期的なミーティングを行い、指導への〝ひらめき〟を得ている
榎木社長はこの宮崎県が持つ〝スポーツを支える力〟をさらにアピールしたいと話す。県や県内各自治体と連携するだけでなく、企業間で手を結び、全国のチームをサポートできるネットワークを現在構築中だ。
「県内のスポーツ支援を本気で行う企業をPRし、宮崎県の持つノウハウを全国に発信していきたいと考えています。宮崎県にはそういった実績のある企業がたくさんあります。MLTsportsはそれらの企業と連携してサポートしていきたい。目指しているのは、本気と本気の連携(ネットワークの構築)でスポーツを支援すること。宮崎県内の企業のみなさんにも今後、どんどん加わってもらい、情報共有しながら地域の力を発信していき、まずは宮崎で成功モデルを構築できればと考えております」
MLTsports代表の榎木祐介氏
オンラインでのコミュニケーションが当たり前になった現在、物理的な距離は障害にならず、むしろさまざまなツールを使っての密な連携が可能になった。創価大学の成功がまさにそれを証明している。
また、合宿地として宮崎県をPRするのもMLTsportsの目指すところ。現在、創価大学などいくつかの駅伝強豪チームが合宿を行っているが、その数も増やし、〝企業間ネットワークの力〟で応援するつもりだ。
宮崎から発信するスポーツの新しいサポート体制。まずは陸上界で存在感を見せたいと榎木社長は意気込んでいる。
MLT 株式会社(MLT sports)
〒889-1801 宮崎県宮崎市吉村町北原甲1437-4
MLT 株式会社(MLT sports)
TEL 070-5486-3088(11:00~18:00)
E-Mail info@mlt.jpn.com
GPSウォッチ「GARMIN」の専門ショップを運営。ランニングウォッチを使って心拍数や走行距離を管理しながらのトレーニング方法を創価大学駅伝部を中心としたサポートチームにも展開している。
月陸購読者キャンペーンページはこちら
MLT sportsはGPSウォッチ「GARMIN」の専門ショップを運営。ランニングウォッチを使って心拍数や走行距離を管理しながらのトレーニング方法を創価大学駅伝部を中心としたサポートチームにも展開している
創価大学駅伝部の支援はMLTsportsの主な事業で、創価大学の利用方法をヒアリングして特注の高圧高酸素ルームを2020年9月に同部へ納品。選手の疲労回復や免疫力アップに大きな役割を果たしている
チームサポート受付中!!
MLTsports とともに宮崎県の持つ〝スポーツを支える力〟を全国へ発信しようとしている以下の3社では、チームサポートを受付中。各社へ直接お問い合わせください。
自然のリズムで育てたお茶、バイオ茶
日本代表マラソン選手が国際大会でも愛用
アスリートから信頼される「バイオ茶」
宮崎県三股町にて農薬や化学肥料を使わず栽培された宮崎上水園の「バイオ茶」は1990 年代から陸上の国際大会に出場したマラソン選手が「スペシャルドリンク」として利用を始め、注目を集めました。30 年以上の実績を誇り、現在ではトライアスロン、サッカー、バレーボール、ラグビー、競輪などさまざまなジャンルのスポーツ選手に選ばれており、もちろん創価大学駅伝部も日常的な水分補給として利用している。簡単に水出しできる自然素材の手軽なドリンクであることが特徴。からだへの吸収の速さと安定した味で「たくさん飲んでもお腹がはらない」、「すっきりとおいしく、ごくごく飲みやすい」と高い評価を得ています。
※チームドリンクとしてご検討の方にはサンプルをお送りいたします
TEL 0986-52-2153(宮崎上水園:本田文子)
E-Mail kamimizu-en@biocha.com
宮崎上水園(公式サイト)
クロスフィットのべおか
創価大学駅伝部、躍進の立役者
藤田剛央トレーナーが主宰。パーソナルトレーニングやチーム指導実績が豊富で、創価大学駅伝部もサポートチームのひとつ。コアトレーニング、フィジカルトレーニング、アニマルフローを導入しています。呼吸への介入により四肢をコントロールできるようになり、競技力向上、ケガの予防につながっています。創価大学では藤田トレーナーがオンラインで日常的に指導するだけでなく、宮崎合宿、さらには東京にも出向き、継続的にサポート。このようにオンラインや出張指導にも対応しており、遠方でもプロフェッショナルな指導を受けられることが人気を博しています。
<オンライン出張指導価格>
1チーム60分15,000円(税抜) 月刊陸上競技を見た方限定割引!!
1チーム60分10,000円(税抜)
※出張の場合は別途交通費がかかります。
※パーソナルトレーニングも可能。チーム指導価格とは異なります。
TEL 090-6897-4621(CrossFit Nobeoka 藤田剛央)
E-Mail crossfit.nobeoka@gmail.com
クロスフィットのべおか(公式サイト)
創価大学駅伝部のオンライン指導風景
Milk Lab.
「ミルクあまざけ」で自然なBCAAとブドウ糖を摂取
フィジカルとメンタルのケアに効果
牛乳から作ったアルコール0%の「ミルクあまざけ」を展開。宮崎県産の牛乳と国内産の米糀だけを使い、宮崎県食品開発センターと共同で開発しました。ナチュラルなBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)とブドウ糖の力で運動前に摂取することでエネルギーの持続、運動後の摂取で疲労改善と筋修復に役立ちます。たんぱく質が分解された状態のため吸収率が高く、牛乳に含まれるカルシウムも摂取できると同時に、腸内細菌の比率も整えます。創価大学駅伝部に先んじて高校駅伝界の名門・小林高校でも愛飲いただいています。フィジカルとメンタルのケアに効果を発揮します。
TEL 0985-25-2539(株式会社Milk Lab.)
E-mail info@milklab.co.jp
Milk Lab.(公式サイト)
※この記事は『月刊陸上競技』2021年4月号に掲載しています

宮崎発、MLTsportsが目指す本気と本気の連携 宮崎県の持つ〝スポーツを支える力〟を全国へ発信
日本中の注目を集めた1月の大学駅伝で創価大学が往路優勝、総合2位へと大躍進したのは周知のとおり。同大の快進撃に大きな役割を果たしたのが宮崎県宮崎市に本社を構えるMLTsports(MLT株式会社)だ。榎木祐介氏が社長を務めており、強化方法の構築やコーチの紹介、トレーニングギアや設備の導入など多岐にわたってチームにアドバイスを行っている。 「監督とともに強化策を考え、実行するにあたり、宮崎県内で力になってくれる企業の力を多く借りています。もともと宮崎県はプロ野球やJリーグ(サッカー)のクラブがシーズン前に合宿を行う『スポーツランドみやざき』構想を持つエリアで、スポーツを支援する企業も多くあります。キャンプ地として選ばれているのは温暖な気候が一番の理由ですが、同時にトップアスリートを支える高いレベルのノウハウを持っているスポーツランドなのです」 延岡市のスポーツジム「クロスフィットのべおか」は創価大学のフィジカル強化を担当。さらに陸上界では古くから長距離の名門・旭化成の選手が「上水園のバイオ茶」を利用しており、近年では創価大学の選手も愛飲している。言うまでもなく旭化成は宮崎県延岡市が本拠地。創価大学の榎木和貴監督も久保田満コーチもそのOBだ。


MLT 株式会社(MLT sports)



チームサポート受付中!!
MLTsports とともに宮崎県の持つ〝スポーツを支える力〟を全国へ発信しようとしている以下の3社では、チームサポートを受付中。各社へ直接お問い合わせください。自然のリズムで育てたお茶、バイオ茶




クロスフィットのべおか 創価大学駅伝部、躍進の立役者


Milk Lab. 「ミルクあまざけ」で自然なBCAAとブドウ糖を摂取 フィジカルとメンタルのケアに効果



|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
-
2025.03.23
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報