HOME ニュース、海外

2021.03.08

欧州室内選手権/男子走高跳はネダセカウが2m37の自己新で制す!インゲブリグトセン初の中距離2冠
欧州室内選手権/男子走高跳はネダセカウが2m37の自己新で制す!インゲブリグトセン初の中距離2冠


ポーランド・トルンで行われた欧州室内選手権最終日の3月7日では4つの今季世界最高記録が生み出された。

男子走高跳ではM.ネダセカウ(ベラルーシ)が2m37の自己新記録を跳んで優勝。2位のG.タンベリ(イタリア)が2m35を2回目に跳んだ一方、ネダセカウはこの高さに2回失敗し、ラスト1回のチャレンジでバーの高さを上げて2m37に成功して勝利を手中に収めた。ネダセカウは19年ドーハ世界選手権で4位に入っている。

女子60mハードルはN.ヴィッサー(オランダ)が7秒77で、女子60mはA.デル・ポンテ(スイス)が7秒03で、それぞれ今季世界最高をマークして優勝を果たした。男子十種競技の世界記録保持者K.マイヤー(フランス)は七種競技(60m、走幅跳、砲丸投、走高跳、60mハードル、棒高跳、1000m)に出場し今季世界最高の6392点を獲得して優勝した。

男子棒高跳の世界記録保持者A.デュプランティス(スウェーデン)は6m05の大会新記録で優勝。デュプランティスは自身の持つ世界記録を1cm上回る6m19に挑戦し、2回目に惜しい跳躍を見せたがクリアはならなかった。女子走高跳でU20世界記録保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は2m00で今大会を制した。男子3000mはJ.インゲブリグトセンが7分48秒20の自己新で優勝し、史上初となる1500mとの2冠を果たしている。

三段跳は男女ともポルトガル勢が制覇。男子は世界選手権で2度(13年モスクワ、15年北京)銀メダルを獲得しているP.P.ピチャルドが17m30、女子はP.マモナが14m53のナショナルレコードだった。男子800mは自己新の1分46秒81を出したP.ドベック(ポーランド)が、女子800mはK.ホジキンソン(英国)2分03秒88がそれぞれ優勝した。最終種目の4×400mリレーはオランダのアベック優勝。男子は3分06秒06、女子は3分27秒15だった。

ポーランド・トルンで行われた欧州室内選手権最終日の3月7日では4つの今季世界最高記録が生み出された。 男子走高跳ではM.ネダセカウ(ベラルーシ)が2m37の自己新記録を跳んで優勝。2位のG.タンベリ(イタリア)が2m35を2回目に跳んだ一方、ネダセカウはこの高さに2回失敗し、ラスト1回のチャレンジでバーの高さを上げて2m37に成功して勝利を手中に収めた。ネダセカウは19年ドーハ世界選手権で4位に入っている。 女子60mハードルはN.ヴィッサー(オランダ)が7秒77で、女子60mはA.デル・ポンテ(スイス)が7秒03で、それぞれ今季世界最高をマークして優勝を果たした。男子十種競技の世界記録保持者K.マイヤー(フランス)は七種競技(60m、走幅跳、砲丸投、走高跳、60mハードル、棒高跳、1000m)に出場し今季世界最高の6392点を獲得して優勝した。 男子棒高跳の世界記録保持者A.デュプランティス(スウェーデン)は6m05の大会新記録で優勝。デュプランティスは自身の持つ世界記録を1cm上回る6m19に挑戦し、2回目に惜しい跳躍を見せたがクリアはならなかった。女子走高跳でU20世界記録保持者のY.マフチフ(ウクライナ)は2m00で今大会を制した。男子3000mはJ.インゲブリグトセンが7分48秒20の自己新で優勝し、史上初となる1500mとの2冠を果たしている。 三段跳は男女ともポルトガル勢が制覇。男子は世界選手権で2度(13年モスクワ、15年北京)銀メダルを獲得しているP.P.ピチャルドが17m30、女子はP.マモナが14m53のナショナルレコードだった。男子800mは自己新の1分46秒81を出したP.ドベック(ポーランド)が、女子800mはK.ホジキンソン(英国)2分03秒88がそれぞれ優勝した。最終種目の4×400mリレーはオランダのアベック優勝。男子は3分06秒06、女子は3分27秒15だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

選抜女子駅伝オーダー発表 積水化学は1区松本明莉、パナソニック5区森田香織 高校3連覇狙う神村学園は5区瀬戸口凜

第36回選抜女子駅伝北九州大会(1月19日/福岡・北九州市の小倉城歴史の道発着)前日の1月18日、各チームのオーダーが発表された。 一般の部(5区間27.2km)は実業団チームと地元・北九州市一般選抜を含めた10チームが […]

NEWS 都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top