2月28日に鹿児島県大崎町で開催される室内競技会「2021 Japan Athlete Games in Osaki」の招待選手が主催者より発表。男子100mの山縣亮太(セイコー)ら豪華トップ選手が名を連ねた。
2019年4月に完成した日本初の陸上競技特化型トレーニング施設「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(JATCO)」が会場で、現在、国内では唯一の公認100mトラックなどを備えており、多くの選手たちが合宿などを行っている大型施設で、東京2020大会のホストタウンとして海外チームの合宿受け入れも予定されている。
今大会は「大崎町陸上競技の聖地創り実行委員会」が中心となり、クラウドファンディングを活用して開催に至った。本来2020年に国体が開催される予定だった鹿児島だったが、コロナ禍で延期。そんな中で「鹿児島県の未来に羽ばたく学生選手らにトップアスリートと共に競技をする場を提供し、鹿児島県の陸上競技の発展や普及を目指す」目的でプロジェクトが立ち上がった。
山縣のほかにも、男子110mハードルで日本記録を持つ高山峻野(ゼンリン)、走幅跳日本記録保持者の城山正太郎(同)、女子100mハードルの青木益未(七十七銀行)、木村文子(エディオン)が出場予定。さらに、十種競技の右代啓祐(国士舘クラブ)、中村明彦(スズキAC)も単独種目に複数エントリー。女子100mには地元期待の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)も出場予定だ。また、パラ種目も実施される。
大会は無観客だが、全競技オンラインで配信される。
●招待選手一覧
・一般男子
100m・110mH・棒高跳・走幅跳
中村明彦(スズキAC)
110mH・棒高跳
右代啓祐(国士舘クラブ)
100m
山縣亮太(セイコー)、藤光謙司(東京陸協)
110mH
高山峻野(ゼンリン)
棒高跳
山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(日大)
走幅跳
城山正太郎(ゼンリン)
・一般女子
100m
鶴田玲美(南九州ファミリーマート)
100mH
青木益未(七十七銀行)
木村文子(エディオン)
・パラ男子
100m・走幅跳(T63)
山本篤(新日本住設)
100m・走幅跳(T64)
又吉康十(ゼンリンデータコム)
100m(T64)
井谷俊介(SMBC日興)
走幅跳(T47)
芦田創(トヨタ自動車)
・パラ女子
100m・走幅跳(T63)
前川楓(チームKAITEKI)
100m(T47)
三須穂乃香(ジール)
走幅跳(T63)
大西瞳(スタートライン)
走幅跳(T64)
高桑早生(NTT東日本)

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報