2020.12.11
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第65回「陸上競技のイメージを変えたい」(向永拓史)
みなさんのご協力のお陰でいろいろ盛り上げていけます!
このコラム、読んでいる人って本当にいますか? ごくごく一部の陸上関係者の皆様からはイジられたりすることあっても、どこに需要があるんだろうって、発起人のくせに思っています。
始めた理由の一つは、「月陸」のイメージを少し変えたいなって思ったからです。何でもそうですけど、作っている人の“顔”(イメージとか、雰囲気とか、想いとか)がわかったほうがいいのかなって思ったり、思わなかったり。
月陸編集部員は私も含めて超絶シャイなので、YouTubeに顔を出したりするのはすごく苦手。日本選手権やインカレなど、テレビ中継が入ろうものなら、絶対に映りたくない!!と思ってカメラから逃げながら取材しています。
「月陸」もそうですが、「陸上競技」のイメージって、結構、うーん、言いづらいんですけど……「地味」じゃないですか?
もちろん、オリンピックの花形種目で、スポーツの王様だと、陸上に関わってきた今だからこそ、そう胸を張れますが、一般的にはどうしてもマイナーなイメージがあるというか。ましてや、その中で「月刊陸上競技」って漢字が6つも並ぶと、雑誌も手に取りにくいよなーって。
でも、陸上界にいる時間も長くなってきて、選手や先生方、関係者の皆様と接する機会もあり、「陸上競技を盛り上げたい!」「もっとみんなに知ってもらいたい!」という思いは、結構強いほうだと思っています。
そこで立ち上げたのが「月陸Online」。ここまで大規模スポーツで、専門のWebメディアがないのって陸上くらいなもの。月陸に入社してから、ずっとやらないといけない! と言っていたけど、自分がやるしかない! と、スタートしてみました。
これ、お陰さまで結構アクセス数あるんです。100万PVとかポーンッて超えたんですよこれが。ありがとうございます。
Webメディア立ち上げのとき、最初にやったのはロゴの作成。月陸Onlineはこのロゴなんです。
かわいくないですか? トラックになっているのはわかると思いますが、実は「S」選手が少し前傾して走っているんです。しかも、「足」がついている。そして、「i」の点は「金メダル」をイメージしているんです!!かわいいですよね?ね?
企画でもいろいろやっていきますよ。チェキのプレゼントもその一つ。あとは、元陸上部のタレントさんに登場してもらったり、YouTubeをいじってみたり。近々、かなり有名な芸能人の方々に登場してもらいますよ!
本当は大会の演出とかもやってみたいなって思っています。やり投が80mラインを超えたら線が光ったり、棒高跳でクリアしたら火花が上がったり。そんな大会があってもいいんじゃないかって。それはもう少し、先の話かもしれませんが?
「ふざけるな」
「陸上はこんなのじゃない」
「月陸のイメージと違う」
そういった声もあるでしょう。でも、月陸も陸上界も、「このまま」じゃ絶対にダメなんです。だから、批判覚悟で、何でもやっていきます。
もちろん、「月陸」の伝統と歴史はすごく大切に思っています。専門誌としての「矜持」は常に胸にあります。選手の心の底の部分とか、パーソナリティを伝える原稿を書くほうが好き。でも、そういう選手にもっとスポットが当たるためにも、並行していろいろな方法、やり方で盛り上げていきたいなって。
かたちや見せ方が変わっても、変わらないものがある。そして、それはきっと評価される。そう信じています。
こんなね、誰も読んでないところでアツく語るくらいなら、どんどんメディアに出たり、SNSでアピールしたり、YouTubeに出たりすれば良いじゃん。そう思われても仕方ないですが、いかんせんシャイなもので……。
やっぱり、イメージってそんな簡単に変えられるものじゃないですね。
最後になりましたが、激動の2020年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。いつもとは違う年末年始。よいお年をお迎えください。
向永拓史(むかえ・ひろし) 月刊陸上競技編集部 新米編集部員 1983年8月30日生まれ。16★cm、★kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔し、天才漫画家になる未来を絶たれた。いろいろあって2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。尊敬する人はカズ、尾崎豊、宮本輝、本田宗一郎。 |
編集部コラム第71回「2020年ラストスパート!!」(小川)
編集部コラム第70回「理不尽なこと」(船越)
編集部コラム第69回「這い上がる」(松永)
編集部コラム第68回「都道府県対抗 男子十種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永)
編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川)
編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保)
編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永)
編集部コラム第40回「葛藤」(船越)
編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上)
編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永)
編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川)
編集部コラム第35回「善意」(船越)
編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永)
編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保)
編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上)
編集部コラム第31回「記録と順位」(山本)
編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永)
編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川)
編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越)
編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永)
編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保)
編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上)
編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本)
編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本)
編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永)
編集部コラム第22回「国立競技場」(小川)
編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越)
編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保)
編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上)
編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本)
編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永)
編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川)
編集部コラム第14回「初陣」(船越)
編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永)
編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保)
編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上)
編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
編集部コラム第8回「アナウンス」(小川)
編集部コラム第7回「ジンクス」(船越)
編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永)
編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保)
編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上)
編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)
第65回「陸上競技のイメージを変えたい」(向永拓史)
みなさんのご協力のお陰でいろいろ盛り上げていけます! このコラム、読んでいる人って本当にいますか? ごくごく一部の陸上関係者の皆様からはイジられたりすることあっても、どこに需要があるんだろうって、発起人のくせに思っています。 始めた理由の一つは、「月陸」のイメージを少し変えたいなって思ったからです。何でもそうですけど、作っている人の“顔”(イメージとか、雰囲気とか、想いとか)がわかったほうがいいのかなって思ったり、思わなかったり。 月陸編集部員は私も含めて超絶シャイなので、YouTubeに顔を出したりするのはすごく苦手。日本選手権やインカレなど、テレビ中継が入ろうものなら、絶対に映りたくない!!と思ってカメラから逃げながら取材しています。 「月陸」もそうですが、「陸上競技」のイメージって、結構、うーん、言いづらいんですけど……「地味」じゃないですか? もちろん、オリンピックの花形種目で、スポーツの王様だと、陸上に関わってきた今だからこそ、そう胸を張れますが、一般的にはどうしてもマイナーなイメージがあるというか。ましてや、その中で「月刊陸上競技」って漢字が6つも並ぶと、雑誌も手に取りにくいよなーって。 でも、陸上界にいる時間も長くなってきて、選手や先生方、関係者の皆様と接する機会もあり、「陸上競技を盛り上げたい!」「もっとみんなに知ってもらいたい!」という思いは、結構強いほうだと思っています。 そこで立ち上げたのが「月陸Online」。ここまで大規模スポーツで、専門のWebメディアがないのって陸上くらいなもの。月陸に入社してから、ずっとやらないといけない! と言っていたけど、自分がやるしかない! と、スタートしてみました。 これ、お陰さまで結構アクセス数あるんです。100万PVとかポーンッて超えたんですよこれが。ありがとうございます。 Webメディア立ち上げのとき、最初にやったのはロゴの作成。月陸Onlineはこのロゴなんです。 かわいくないですか? トラックになっているのはわかると思いますが、実は「S」選手が少し前傾して走っているんです。しかも、「足」がついている。そして、「i」の点は「金メダル」をイメージしているんです!!かわいいですよね?ね? 企画でもいろいろやっていきますよ。チェキのプレゼントもその一つ。あとは、元陸上部のタレントさんに登場してもらったり、YouTubeをいじってみたり。近々、かなり有名な芸能人の方々に登場してもらいますよ! 本当は大会の演出とかもやってみたいなって思っています。やり投が80mラインを超えたら線が光ったり、棒高跳でクリアしたら火花が上がったり。そんな大会があってもいいんじゃないかって。それはもう少し、先の話かもしれませんが? 「ふざけるな」 「陸上はこんなのじゃない」 「月陸のイメージと違う」 そういった声もあるでしょう。でも、月陸も陸上界も、「このまま」じゃ絶対にダメなんです。だから、批判覚悟で、何でもやっていきます。 もちろん、「月陸」の伝統と歴史はすごく大切に思っています。専門誌としての「矜持」は常に胸にあります。選手の心の底の部分とか、パーソナリティを伝える原稿を書くほうが好き。でも、そういう選手にもっとスポットが当たるためにも、並行していろいろな方法、やり方で盛り上げていきたいなって。 かたちや見せ方が変わっても、変わらないものがある。そして、それはきっと評価される。そう信じています。 こんなね、誰も読んでないところでアツく語るくらいなら、どんどんメディアに出たり、SNSでアピールしたり、YouTubeに出たりすれば良いじゃん。そう思われても仕方ないですが、いかんせんシャイなもので……。 やっぱり、イメージってそんな簡単に変えられるものじゃないですね。 最後になりましたが、激動の2020年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。いつもとは違う年末年始。よいお年をお迎えください。向永拓史(むかえ・ひろし) 月刊陸上競技編集部 新米編集部員 1983年8月30日生まれ。16★cm、★kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔し、天才漫画家になる未来を絶たれた。いろいろあって2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。尊敬する人はカズ、尾崎豊、宮本輝、本田宗一郎。 |
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