2020.12.04
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第71回「2020年ラストスパート!!」(小川雅生)
ヤンマースタジアム長居で五輪選考レースが再開!!
2020年も、残り1ヵ月を切りました。私の今年最後の担当回です。
12月になるとよく出てくる言葉ですが、この1年、本当にあっという間でした。
それは、年齢のせいではないでしょう(本当はそのせい?)。いろいろなことがあり過ぎて、正直に言えば、振り返る気にもならないような1年でした。
いろんなことが失われ、奪われ、多くの悲しみ、悔しさがあふれました。日本が、世界が、色をなくしてしまった2020年。これまでの日常が果たして取り戻せるのか。そんな不安がずっと消えないまま過ごした1年でした。
だからでしょうか、いつも以上に今、何をするべきなのかを考え続けたような気がします。
私の今とは何か。それは月陸を出し続ける責任です。
今の状況が少しでも良くなるように、これまでの日常は過ごせなくとも新しい日常が生まれるように、みんなが知恵を出し、努力を続けています。
未来の子供たちへとつなぐために、今を生きる人たちが力を尽くしています。
月陸も、今の陸上界に、未来の陸上界を担う子供たちに何ができるのか。それを考えに考え、誌面を作り続けてきました。コロナ禍の前後を読み比べてみると、構成の変化を感じていただけるのではないでしょうか。
できなかったこともたくさんありましたが、今だからできたこともたくさんありました。もちろん、たくさんのご協力をいただけたからこそ、できたことばかりです。改めて選手、指導者、関係者の方々にお礼申し上げます。
月陸のスローガンは「主役は選手だ」です。
これからも、新しい時代に合わせたもの、新しい時代でも変わらないものをしっかりとお伝えできるよう、編集部一同努めてまいります。
その一歩が、今日開催される日本選手権長距離です。
凍結されれていた東京五輪の参加資格に関わる記録の有効期限、12月1日から再スタートされました。国内ではこの大会がその一発目となり、参加標準記録を突破済み、または今大会で突破して優勝した選手は、五輪代表に内定します。
五輪という4年に1度の大舞台を目指す選手たちのエネルギーは、いったん止まることを余儀なくされた分、より大きなエネルギーを生み出してくれるでしょう。
それが、今をより良くするための大きな大きな力になってくれることを願いつつ・・・。
何よりも、私にとって1年で一番の繁忙期を乗り切る力になると思います!
小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、43歳。173cm、69kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
編集部コラム第70回「理不尽なこと」(船越)
編集部コラム第69回「這い上がる」(松永)
編集部コラム第68回「都道府県対抗 男子十種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
編集部コラム第66回「陸上競技を続けると……?」(山本)
編集部コラム第65回「強い選手の共通点?パート2」(向永)
編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
編集部コラム第59回「思い込みを捨てる」(山本)
編集部コラム第58回「それ、ドーピングだよ」(向永)
編集部コラム第57回「東京五輪へ“もう1度”あと1年」(小川)
編集部コラム第56回「魔法の言葉」(船越)
編集部コラム第55回「月陸ってどんな雑誌?」(松永)
編集部コラム第54回「インターハイ種目別学校対抗(女子編)」(大久保)
編集部コラム第53回「明確なビジョン」(井上)
編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永)
編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川)
編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保)
編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永)
編集部コラム第40回「葛藤」(船越)
編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上)
編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本)
編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永)
編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川)
編集部コラム第35回「善意」(船越)
編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永)
編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保)
編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上)
編集部コラム第31回「記録と順位」(山本)
編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永)
編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川)
編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越)
編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永)
編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保)
編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上)
編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本)
編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本)
編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永)
編集部コラム第22回「国立競技場」(小川)
編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越)
編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保)
編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上)
編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本)
編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永)
編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川)
編集部コラム第14回「初陣」(船越)
編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永)
編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保)
編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上)
編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本)
編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永)
編集部コラム第8回「アナウンス」(小川)
編集部コラム第7回「ジンクス」(船越)
編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永)
編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保)
編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上)
編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本)
編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永)
編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)
第71回「2020年ラストスパート!!」(小川雅生)
ヤンマースタジアム長居で五輪選考レースが再開!! 2020年も、残り1ヵ月を切りました。私の今年最後の担当回です。 12月になるとよく出てくる言葉ですが、この1年、本当にあっという間でした。 それは、年齢のせいではないでしょう(本当はそのせい?)。いろいろなことがあり過ぎて、正直に言えば、振り返る気にもならないような1年でした。 いろんなことが失われ、奪われ、多くの悲しみ、悔しさがあふれました。日本が、世界が、色をなくしてしまった2020年。これまでの日常が果たして取り戻せるのか。そんな不安がずっと消えないまま過ごした1年でした。 だからでしょうか、いつも以上に今、何をするべきなのかを考え続けたような気がします。 私の今とは何か。それは月陸を出し続ける責任です。 今の状況が少しでも良くなるように、これまでの日常は過ごせなくとも新しい日常が生まれるように、みんなが知恵を出し、努力を続けています。 未来の子供たちへとつなぐために、今を生きる人たちが力を尽くしています。 月陸も、今の陸上界に、未来の陸上界を担う子供たちに何ができるのか。それを考えに考え、誌面を作り続けてきました。コロナ禍の前後を読み比べてみると、構成の変化を感じていただけるのではないでしょうか。 できなかったこともたくさんありましたが、今だからできたこともたくさんありました。もちろん、たくさんのご協力をいただけたからこそ、できたことばかりです。改めて選手、指導者、関係者の方々にお礼申し上げます。 月陸のスローガンは「主役は選手だ」です。 これからも、新しい時代に合わせたもの、新しい時代でも変わらないものをしっかりとお伝えできるよう、編集部一同努めてまいります。 その一歩が、今日開催される日本選手権長距離です。 凍結されれていた東京五輪の参加資格に関わる記録の有効期限、12月1日から再スタートされました。国内ではこの大会がその一発目となり、参加標準記録を突破済み、または今大会で突破して優勝した選手は、五輪代表に内定します。 五輪という4年に1度の大舞台を目指す選手たちのエネルギーは、いったん止まることを余儀なくされた分、より大きなエネルギーを生み出してくれるでしょう。 それが、今をより良くするための大きな大きな力になってくれることを願いつつ・・・。 何よりも、私にとって1年で一番の繁忙期を乗り切る力になると思います!小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、43歳。173cm、69kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の目標は体重の短縮は達成し、自己新を出した尿酸値もドーピングにより改善。来季は現状を安定させることが目標。 |
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