2025.04.26

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)2日目
ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子100mは大石凌功(東洋大)が010秒19(+0.8)で優勝した。2位には10秒24で灰玉平侑吾(順大院)が入り、ルーキー・西岡尚輝(筑波大)が10秒28で3位に食い込んだ。
高校歴代2位の10秒11を持ち、U20世界選手権5位の西岡が新たなステージで存在感を放った。「自分の存在価値を示したいという意味で、身の引き締まる試合となりました」。
「得意分野だった」スタートがうまくいっていない感覚が続いており、昨年のような鋭い飛び出しこそ見られなかった。それでも気後れすることなく、3位を確保するところに大器の予感を感じさせる。
今年は世界室内選手権があって冬季の組み立てが変わった。昨年までは重心を使った技術を頼りにしてきたが、「スタートが力ずくになってしまっています」と明かす。
世界リレーの代表にも選出。しかし、本人は「本当にうれしいんですけど、高校の頃に出した記録に頼ってしまっています。新しい自分を作っていきたいです」と自らに厳しい。
ただ、「スタートを磨いていけばもっともっとタイムが出る印象です」と冷静。大学4年時に2028年ロサンゼルス五輪が控えており、「そこに出場して、しっかりと結果を残せる4年間にしていきたいと思っています」と力を込めた。
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