2025.04.13

4月10日、米国で行われたオクラホマ・スローシリーズの男子円盤投で、パリ五輪銅メダルのM.デニー(豪州)が世界歴代2位の74m25を投げ、オセアニア記録を樹立した。28歳のデ二ーは6日に当時世界歴代5位(現在のパフォーマンス世界歴代6位)の72m07を投げたばかりだったが、その自己記録を塗り替える今季世界最高記録を放った。
オクラホマ・スローシリーズは近年好記録が出る大会として知られ、昨年はM.アレクナ(リトアニア)が74m35の世界記録を樹立している。
さらに、12日に行われた女子円盤投では五輪金メダリストのV.オールマン(米国)が73m52をスロー。北米記録(73m09)を塗り替えるとともに、世界歴代5位にランクインした。
オールマンは21年東京、24年パリと五輪で連覇を果たした30歳。1投目を69m52で入ると、3投目に73m52とビッグアーチを描いた。この記録は22年に出した自己記録(71m46)を大きく更新するもので、1989年以降では最長記録となった。
【動画】女子円盤投オールマンの投てき
Watch @vallman123 hit the biggest throw since 1989- 73.52m💣
— Beau Throws (@beau_throws) April 12, 2025
📹 @Kirstylawdiscus pic.twitter.com/8TpjntF6Ym
女子円盤投世界歴代10傑
76.80 G.ラインシュ(東ドイツ) 1988. 7. 9 74.56 Z.バルトノワ(チェコ) 1984. 8.26 74.56 I.ヴィルッダ(東ドイツ) 1989. 7.23 74.08 D.ガンスキー(東ドイツ) 1987. 6.20 73.52 V.オールマン(米国) 2025. 4.12 73.36 I.メシンスキー(東ドイツ)1984. 8.17 73.28 G.サヴィンコワ(ソ連) 1984. 9. 8 73.22 T.フリストワ(ブルガリア)1987. 4.19 73.10 G.バイアー(東ドイツ) 1984. 7.20 73.09 Y.ペレス(キューバ) 2024. 4.13
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.04.16
上海ハーフに前回8位の太田蒼生、國學院大・上原琉翔、青学大の黒田然らエントリー
4月20日に行われる上海ハーフマラソン(4月20日)のエントリーが発表されており、プロランナーとなった青学大卒の太田蒼生(GMOインターネットグループ)が登録した。太田は青学大時代、4年連続で箱根駅伝に出走。3年時は3区 […]
2025.04.16
ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦となる厦門大会(中国/4月26日)のエントリーリストが発表された。 男子110mハードルには、ブダペスト世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)と、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JA […]
2025.04.16
人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]
2025.04.16
「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催
アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)