HOME 国内

2025.04.12

NEWS
東京世界陸上への激走!日本選手権10000m、今夜開催 金栗記念にも注目
東京世界陸上への激走!日本選手権10000m、今夜開催 金栗記念にも注目

24年日本選手権10000m

◇第109回日本選手権10000m(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権10000mが今夜行われる。

東京世界選手権の内定条件は参加標準記録突破+日本選手権3位以内。日本記録よりも高い東京世界選手権の参加標準記録(男子27分00秒00/女子30分20秒00)を突破するのは至難の業だが、特に男子は日本人初の26分台の可能性を秘める選手も多い。代表入りを狙う面々は、まずは世界陸連(WA)のワールドランキング(Road to Tokyo)においてターゲットナンバー(出場枠=27)に入るためにも1秒でも速く走り、優勝したいところ。

男子は自己記録で日本歴代1、2、4、5位にランクインする塩尻和也(富士通/27分09秒80)、太田智樹(トヨタ自動車/27分12秒53)、葛西順(旭化成/27分17秒46)、鈴木芽吹(トヨタ自動車/27分20秒33)がエントリー。女子は有力選手の多くが出場を見送ったが、105回大会から3連覇している廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が復活を期す。2大会ぶり優勝なるか。

同日併催する形となる日本グランプリシリーズの金栗記念には1500mの田中希実(New Balance)や800mの久保凛(東大阪大敬愛高)といった日本記録保持者が登場。他にも5000mに田澤廉(トヨタ自動車)ら錚々たる顔ぶれが並ぶ。こちらも見逃し厳禁だ。

金栗記念はテレビ熊本がインターネットでライブ配信、日本選手権10000mは男子は19時35分、女子は20分15分にスタート。NHK BSで19時30分から中継される。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第109回日本選手権10000m(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権10000mが今夜行われる。 東京世界選手権の内定条件は参加標準記録突破+日本選手権3位以内。日本記録よりも高い東京世界選手権の参加標準記録(男子27分00秒00/女子30分20秒00)を突破するのは至難の業だが、特に男子は日本人初の26分台の可能性を秘める選手も多い。代表入りを狙う面々は、まずは世界陸連(WA)のワールドランキング(Road to Tokyo)においてターゲットナンバー(出場枠=27)に入るためにも1秒でも速く走り、優勝したいところ。 男子は自己記録で日本歴代1、2、4、5位にランクインする塩尻和也(富士通/27分09秒80)、太田智樹(トヨタ自動車/27分12秒53)、葛西順(旭化成/27分17秒46)、鈴木芽吹(トヨタ自動車/27分20秒33)がエントリー。女子は有力選手の多くが出場を見送ったが、105回大会から3連覇している廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が復活を期す。2大会ぶり優勝なるか。 同日併催する形となる日本グランプリシリーズの金栗記念には1500mの田中希実(New Balance)や800mの久保凛(東大阪大敬愛高)といった日本記録保持者が登場。他にも5000mに田澤廉(トヨタ自動車)ら錚々たる顔ぶれが並ぶ。こちらも見逃し厳禁だ。 金栗記念はテレビ熊本がインターネットでライブ配信、日本選手権10000mは男子は19時35分、女子は20分15分にスタート。NHK BSで19時30分から中継される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.15

神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]

NEWS 100mH寺田明日香「今季限りで一線を退く」東京世界陸上目指してラストスパート「引退」は使わず

2025.04.15

100mH寺田明日香「今季限りで一線を退く」東京世界陸上目指してラストスパート「引退」は使わず

女子100mハードル元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)が都内で会見を開き、今季限りでの第一線を退く意向を表明した。 冒頭のキャリアを振り返るVTRが流れると、登壇早々から涙を浮かべた寺田。一線を退く意向を […]

NEWS コモディイイダ・高橋舞衣が退職 2月の愛媛マラソンで骨折 「この決断が後に良かったと思えることを信じて」

2025.04.15

コモディイイダ・高橋舞衣が退職 2月の愛媛マラソンで骨折 「この決断が後に良かったと思えることを信じて」

コモディイイダはは4月15日付で、高橋舞衣が退職すると発表した。2月の愛媛マラソンで骨折し、今後は地元の愛媛で治療とリハビリに専念するという。 高橋は愛媛・今治北高では主要な全国大会への出場はなかったが、松山大では1年時 […]

NEWS 東海大が陸上競技場に電子ペーサーを常設! トラック内側に4色点滅のLED325個を配置

2025.04.14

東海大が陸上競技場に電子ペーサーを常設! トラック内側に4色点滅のLED325個を配置

東海大陸上部と工学部は4月14日、東海大湘南キャンパス内陸上競技場にLEDライトをトラックの縁に置いてペース設定に合わせて光る「電子ペーサー」を3月から常設したと発表した。国内メーカーによる開発と、陸上競技場への常設は国 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年5月号

2025.04.14

月刊陸上競技2025年5月号

Contents 大会報道 世界室内選手権 泉谷駿介 走幅跳で4位!! 大会レポート 東京六大学対校/EXPO EKIDEN 2025ほか 日本選手権35㎞競歩&全日本競歩能美大会 勝木隼人 2度目の世界陸上へ! 東京世 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top