駒大の入学式は4月8日、駒大駒澤キャンパスで行われ、800m日本記録保持者(1分44秒80)の落合晃が同期の選手たちとともに出席した。
初々しい正装姿で出席した落合。ネクタイを巻くのは自身2度目だといい、「(うまく巻けたかは)ちょっとわからないです。汚いかもしれません」と苦笑。入学式を終えて「これから大学生活が始まるんだという期待がいっぱいします」と胸を高鳴らせた。
地元・滋賀から上京。「自然いっぱいだった」環境から変わり、「都会でまだ慣れないですが、少しずつ慣れていきたいと思います」と話す。
先月上旬に道環寮に入寮し、直後から大八木弘明総監督が指導するGgoatのメンバーとともに米国・アルバカーキで約3週間合宿。「初めての高地トレーニングで、ジョグを中心に少し量を重視して練習しました」と、初戦を予定する金栗記念の1500mを見据えて下地を作った。
現地では2023年ブダペスト世界選手権1500m金メダリストのG.カー(英国)と交流。「1500mを走ります」と落合が伝えると、「頑張ってみたいな感じ」でカーが応じてくれたという。落合は「すごくうれしかったです」と笑顔で振り返った。
駒大では既に1ヵ月近く練習を重ねており、大八木総監督の指導について「そうしていったら強くなるんだろうなということをすごく感じます。人間性のところもすごい方です」。強力なGgoatの先輩たちにも「そこについていけるように、これからもっと頑張りたいという気持ちです」と力を込める。
同期は落合を含めて16人。専門とする種目は異なるが、「同期の選手が結果を出せば、自分も刺激になります。自分も世界陸上とかに出場して、結果を出してチームに貢献できたらと思います」と刺激し合っていくつもりだ。
今季は「800mで東京の世界陸上に出場」が目標。駒大でさらに力を伸ばし、「ロサンゼルスオリンピックが4年間での目標です」と力強く語った。
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