第58回東京六大学対校大会は4月5日、神奈川・横浜市の慶大日吉陸上競技場で行われ、男子18種目、女子12種目で争われた。
男子5000mは、今年の箱根駅伝で関東学生連合の8区を務めた秋吉拓真(東大)が、2月の日本学生ハーフマラソン覇者・工藤慎作(早大)らを抑えて13分51秒23で競り勝った。2位には成沢翔英(慶大)が13分52秒06で入り、工藤は13分54秒36で3位だった。
男子ではこのほか、400mハードルで昨年の日本インカレV・渕上翔太(早大)がただ1人50秒を切る49秒87で制覇。110mハードルは向かい風2.1mのなか、世界室内60mハードル代表の西徹朗(早大)が13秒87で貫禄勝ちを収めた。
100mは水野琉之介(早大)が10秒56(-1.6)で、200mは鷹羽柊弥(明大)が21秒53でそれぞれ1位。1500mでは立教大がワン・ツーフィニッシュを遂げ、青木龍翔が3分47秒39で1位、2位には3分47秒76で大塚直哉が入った。
砲丸投は山田暉斗(法大)が17m26で制し、円盤投(44m43)と合わせて投てき2冠。走高跳では須﨑遥也(慶大)が2m03で制した。
リレーは2種目とも早大がV。4×100mは39秒87、4×400mは3分09秒19だった。
女子では400mで清水奈々子(早大)が55秒60でV。1走を務めた4×400mリレーでも3分49秒94で優勝に貢献した。400mハードルでは大川寿美香(早大)が60秒07で1位。4×100mリレーは、法大が46秒78と2位に1秒16差をつけて快勝した。
フィールドでは走高跳で昨年の日本インカレ女王の矢野夏希(早大)が1m70で優勝。女子やり投は樋口萌杏(法大)が46m69で1位だった。
対校戦は、男子が178点を獲得した法大が2年ぶりの優勝。女子は9種目で優勝者が生まれた早大が36点で3連覇を果たした。
最優秀選手は2種目Vの2人で、男子が山田、女子は清水が選ばれた。
東京六大学対校 男女対校得点をチェック!
●男子 1位 法大 178点 2位 早大 162点 3位 慶大 116点 4位 明大 71点 5位 立教大 71点 6位 東大 48点 [adinserter block="4"] ●女子 1位 早大 36点 2位 法大 22点 3位 慶大 13点 4位 立教大 9点 5位 東大 7点 6位 明大 2点
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.27
十種競技は森口諒也がベストに迫る7423点で連覇 右代啓欣が2位/東京選手権
-
2025.04.20
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.27
十種競技は森口諒也がベストに迫る7423点で連覇 右代啓欣が2位/東京選手権
4月26日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で第88回東京選手権の2日目が行われ、男子十種競技は森口諒也(オリコ)が7423点で優勝した。 例年多くの混成選手がエントリーする東京選手権には、今年もトップ選手 […]
2025.04.27
田中希実が1500m4分05秒44のシーズンベスト 米国の伝統競技会で3位/WAコンチネンタルツアー
4月26日、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアでWAコンチネンタルツアー・シルバーのペン・リレーの3日目が行われた。女子1500mには日本記録保持者の田中希実(New Balance)が出場し、4分05秒44で3位に入 […]
2025.04.26
豊田兼が300mHで34秒22の日本新! 初挑戦のDLで大健闘 サニブラウンは10位/DL厦門
4月26日、ダイヤモンドリーグ(DL)の25年開幕戦となる厦門大会(中国)が行われ、男子300mハードルで豊田兼(トヨタ自動車)が34秒22の日本新記録で3位に入った。 世界のトップだけが出場できるDLに初挑戦となった豊 […]
2025.04.26
男子3000m障害・三浦龍司も東京世界陸上代表内定!! サードベスト8分10秒11で標準突破/DL厦門
4月26日、ダイヤモンドリーグ(DL)の25年開幕戦となる厦門大会(中国)が行われ、男子3000m障害で三浦龍司(SUBARU)が8分10秒11で6位に入った。この結果、三浦は日本陸連が定めた東京世界選手権の代表内定基準 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)