山梨学大は3月17日、NTT西日本所属で昨年度末に現役を引退した竹ノ内佳樹氏が4月1日付で長距離駅伝コーチに就任すると発表した。
竹ノ内氏は大阪府出身の32歳。関大一高から日大へ進み、箱根駅伝には2年時から3年連続で出場し、3区7位などの成績を残している。2015年にNTT西日本に入社。17年にはマラソンに挑戦し、20年には2時間9分31秒をマーク。東京五輪の代表入りを懸けた19年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では6位に入っている。
全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)でも主要区間を担うなど主軸として活躍し、23年度末で現役を引退。その後は社業に専念していた。
竹ノ内氏は「コーチとしては、大﨑監督を支え、学生個々の能力を最大限引き出すことができるようにサポートしていきます。また、箱根駅伝という目標を通じて『自ら考え、行動できる』人材育成にも努めてまいります」と意気込みのコメントを発表した。
大﨑悟史駅伝監督は「直近までのマラソンでの実績及び経験、また引退してからの社業の経験、様々な経験を学生指導にフルに生かして欲しいと思っております」と、期待を寄せるコメントをしている。
1985年に現顧問の上田誠仁氏が監督に就任し、発足2年目で予選会を突破。出場3回目での初シードを経て、92年に初優勝。94、95年にも連覇した。19年の予選会で敗退して連続出場が「33」で途切れたものの、翌年から再び連続出場を継続。24年に2月にOBの大﨑コーチが駅伝監督に昇格した。今年1月の第101回大会は総合18位だった。
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