HOME ニュース、国内

2020.11.14

東京五輪代表・髙橋英輝が10000m競歩で37分25秒21世界最高記録を上回る
東京五輪代表・髙橋英輝が10000m競歩で37分25秒21世界最高記録を上回る

11月14日の順大競技会、男子10000m競歩で髙橋英輝(富士通)が37分25秒21をマーク。この記録は松永大介(富士通)の持つ日本記録37分58秒08を更新するだけでなく、2008年にJ.フェルナンデス(スペイン)がマークした37分53秒09の世界最高記録を大きく上回る快記録となる。さらに、2着の池田向希(東洋大)が37分25秒903着の古賀友太(明大)も37分30秒前後(※計測中)で、ここまでが世界最高記録を上回り、日本新記録だった。
(※10000m競歩は世界陸連(WA)が世界記録としては認定していない種目であり、また、競歩の新記録認定には国際審判員が必要となる)

髙橋は花巻北高(岩手)から岩手大を経て富士通へ入社。大学4年時の日本選手権20km競歩で当時日本記録の1時間18分03秒で優勝し、北京世界選手権代表に。16年リオ五輪にも出場し、その後世界選手権も17、19年と代表になった。日本選手権20km競歩は15年から19年まで5連覇を達成。 昨年のドーハ世界選手権は10位だった。今年の日本選手権競歩とと全日本競歩能美大会を終え、高橋は20km競歩で東京五輪代表に内定している。

池田と古賀は10月25日の順大競技会5000m競歩で日本記録を更新する歩きを見せていた。東京五輪20km競歩の代表には、ドーハ世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)、池田、髙橋の3名が内定。

11月14日の順大競技会、男子10000m競歩で髙橋英輝(富士通)が37分25秒21をマーク。この記録は松永大介(富士通)の持つ日本記録37分58秒08を更新するだけでなく、2008年にJ.フェルナンデス(スペイン)がマークした37分53秒09の世界最高記録を大きく上回る快記録となる。さらに、2着の池田向希(東洋大)が37分25秒903着の古賀友太(明大)も37分30秒前後(※計測中)で、ここまでが世界最高記録を上回り、日本新記録だった。 (※10000m競歩は世界陸連(WA)が世界記録としては認定していない種目であり、また、競歩の新記録認定には国際審判員が必要となる) 髙橋は花巻北高(岩手)から岩手大を経て富士通へ入社。大学4年時の日本選手権20km競歩で当時日本記録の1時間18分03秒で優勝し、北京世界選手権代表に。16年リオ五輪にも出場し、その後世界選手権も17、19年と代表になった。日本選手権20km競歩は15年から19年まで5連覇を達成。 昨年のドーハ世界選手権は10位だった。今年の日本選手権競歩とと全日本競歩能美大会を終え、高橋は20km競歩で東京五輪代表に内定している。 池田と古賀は10月25日の順大競技会5000m競歩で日本記録を更新する歩きを見せていた。東京五輪20km競歩の代表には、ドーハ世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)、池田、髙橋の3名が内定。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top