HOME 国内、世界陸上

2025.03.16

NEWS
勝木隼人が2時間24分36秒でV 丸尾知司を中盤で引き離して東京世界陸上代表に内定!/日本選手権35km競歩
勝木隼人が2時間24分36秒でV 丸尾知司を中盤で引き離して東京世界陸上代表に内定!/日本選手権35km競歩

日本選手権35kmで優勝し、東京世界陸上代表に内定した勝木隼人(写真は25年日本選手権20km)

◇第109回日本選手権35km競歩・第49回全日本競歩能美大会(3月16日/石川県能美市)

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が行われ、勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間24分36秒(速報値)で優勝し、日本陸連が定めた派遣設定記録(2時間26分00秒)を上回ったため世界選手権代表に内定した。

集団で5kmを20分59秒で通過すると、少しずつ集団が絞られ、10kmを41分31秒。勝木、丸尾知司(愛知製鋼)、髙橋和生(ADワークスグループ)、野田明宏(自衛隊体育学校)、オープン参加の2選手が先頭争いを繰り広げる。

髙橋、野田が脱落し、勝木、丸尾、オープン参加選手の計5人で25kmを1時間42分31秒で通過する。26km過ぎで勝木が仕掛けて先頭に立つと、丸尾が数秒差で追いかける展開が続いた。

30kmを2時間3分15秒で通過すると、丸尾が少しずつ後退。派遣設定を上回るペースで、じわじわと引き離して勝木がトップでフィニッシュした。

勝木は東海大2年から競歩を始めたウォーカー。15年に自衛隊体育学校へ。ロングの50km競歩に転向すると、18年のジャカルタ・アジア大会で優勝。19年ドーハ世界選手権にも出場した。21年東京五輪には鈴木雄介(富士通)の辞退により繰り上がりで代表入りしている。

広告の下にコンテンツが続きます

東京世界選手権の出場枠は男女各3人で、男子では昨年10月の全日本競歩高畠で2時間21分47秒の世界新記録を樹立して優勝した川野将虎(旭化成)がすでに代表に内定している。2位の丸尾も派遣設定をクリアしており、代表選考が有力となっている。

◇第109回日本選手権35km競歩・第49回全日本競歩能美大会(3月16日/石川県能美市) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が行われ、勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間24分36秒(速報値)で優勝し、日本陸連が定めた派遣設定記録(2時間26分00秒)を上回ったため世界選手権代表に内定した。 集団で5kmを20分59秒で通過すると、少しずつ集団が絞られ、10kmを41分31秒。勝木、丸尾知司(愛知製鋼)、髙橋和生(ADワークスグループ)、野田明宏(自衛隊体育学校)、オープン参加の2選手が先頭争いを繰り広げる。 髙橋、野田が脱落し、勝木、丸尾、オープン参加選手の計5人で25kmを1時間42分31秒で通過する。26km過ぎで勝木が仕掛けて先頭に立つと、丸尾が数秒差で追いかける展開が続いた。 30kmを2時間3分15秒で通過すると、丸尾が少しずつ後退。派遣設定を上回るペースで、じわじわと引き離して勝木がトップでフィニッシュした。 勝木は東海大2年から競歩を始めたウォーカー。15年に自衛隊体育学校へ。ロングの50km競歩に転向すると、18年のジャカルタ・アジア大会で優勝。19年ドーハ世界選手権にも出場した。21年東京五輪には鈴木雄介(富士通)の辞退により繰り上がりで代表入りしている。 東京世界選手権の出場枠は男女各3人で、男子では昨年10月の全日本競歩高畠で2時間21分47秒の世界新記録を樹立して優勝した川野将虎(旭化成)がすでに代表に内定している。2位の丸尾も派遣設定をクリアしており、代表選考が有力となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.16

駒大・帰山侑大が1時間4分15秒で17位 村上響は途中棄権、エティーリは欠場/ニューヨークシティハーフ

ニューヨークシティハーフマラソンが3月16日に米国で行われ、A.キプチュンバ(ケニア)が59分09秒(速報値)で優勝した。 日本からは上尾シティハーフ2、3位を占めた駒大勢の帰山侑大と村上響が出場し、エントリーしていたリ […]

NEWS 國學院大が大学トップの3位! 下級生が実戦経験を積み「非常に大きな収穫」/EXPO EKIDEN

2025.03.16

國學院大が大学トップの3位! 下級生が実戦経験を積み「非常に大きな収穫」/EXPO EKIDEN

◇EXPO EKIDEN 2025(3月16日/大阪・万博記念公園~夢洲7区間:54.5km) 実業団と大学生のトップチームが対決する「EXPO EKIDEN 2025」が行われ、トヨタ自動車が2時間32分48秒で優勝し […]

NEWS 後半で追い上げた富士通が意地の2位! 移行期の駅伝に「難しい部分がありました」/EXPO EKIDEN

2025.03.16

後半で追い上げた富士通が意地の2位! 移行期の駅伝に「難しい部分がありました」/EXPO EKIDEN

◇EXPO EKIDEN 2025(3月16日/大阪・万博記念公園~夢洲7区間:54.5km) 実業団と大学生のトップチームが対決する「EXPO EKIDEN 2025」が行われ、トヨタ自動車が2時間32分48秒で優勝し […]

NEWS しまむらの齋藤暁と森尻真優が退部 「競技に区切りを」「周りの人に助けられた」

2025.03.16

しまむらの齋藤暁と森尻真優が退部 「競技に区切りを」「周りの人に助けられた」

しまむら陸上競技部は3月15日、齋藤暁と森尻真優が退部すると発表した。ともに今後は社業に専念する。 埼玉県出身の齋藤。埼玉・坂戸中時代には2年連続で全中に出場し、山梨学院大附高では1、2年時に全国高校駅伝に出場し、2年時 […]

NEWS 埼玉医科大G・石綿宏人が現役引退 ニューイヤー駅伝出場出走 「長く続けることができた」

2025.03.16

埼玉医科大G・石綿宏人が現役引退 ニューイヤー駅伝出場出走 「長く続けることができた」

埼玉医科大グループ男子駅伝部は3月15日、石綿宏人が現役を引退すると発表した。今後は社業に専念する。 千葉県出身の石綿。市松戸高ではインターハイや全国高校駅伝への出場はなかったが、進学した中央学大で力を伸ばした。出雲駅伝 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top